北野誠のズバリ

「ふてほど」で話題、今では消滅した昭和あるある

CBCラジオ『北野誠のズバリ』、3月4日放送のメッセージテーマは「昭和を感じた瞬間」でした。

昭和時代とのギャップを描いたドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)が話題となり、「今では信じられないけど、昭和の時代では当たり前」といった言動や習慣を取り上げた番組が話題になるなど、昭和がクローズアップされています。

パーソナリティの北野誠と大橋麻美子に戸井康成と、全員昭和生まれの3人がトークを展開しました。

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タバコが吸える喫茶店

昭和と令和の大きな違いのひとつが、タバコの扱いです。

昔のドラマを見ていると普通にタバコを吸っていますし、出演者がタバコを吸いながらトークをしている番組もありました。

「先日、大阪の天王寺で友人とたまたま入った喫茶店の入口で、薄暗いガラス越しに食品見本のスパゲティがフォークごと宙に浮いているのを見ました。
さらにこのお店は入口に堂々と大きな紙で『タバコ吸えます』と書いてありました。

日曜の昼3時、他の喫茶店に禁煙の席がなく、仕方なくここに入りましたが、かなりの盛況ぶりでした。
久しぶりに部屋がもくもくの煙だらけを体験し、昭和の新幹線の喫煙席を思い出しました」(Aさん)

新幹線の喫煙ルーム廃止

新幹線では今や喫煙席はなくなり、喫煙ルームとして隔離されていましたが、それもだんだんと減っていきました。

そして、この3月16日から東海道新幹線などは喫煙ルームもなくなり、完全に車内では吸えなくなります。

北野「トイレで吸って捕まる奴が必ずいると思います」

なお、煙の出ない電子タバコも禁止だそうです。

北野「電子タバコの人間は、普通の紙巻きタバコを見たら『こいつら喫煙者や』と思ってます。俺たちとは違うと」

大橋「吸わない人からしたら、(電子タバコの人も)喫煙者です」

ホームでは吸う場所は残るそうですから、新幹線に乗る直前、新幹線から降りた直後に吸いに行く人が増えるのでしょうか。

簡単に読めない?看板の文字

言葉は時代によって変わっていきますが、昭和時代にしか通じない表現というものもあります。

「先日、とある居酒屋の店先に置かれたおすすめメニューの黒板に、手書きで『本日〇〇あります』の『ます』の字をひらがなではなく、四角の中に斜め線を引いた記号を目撃した時は、めっちゃ昭和を感じました。

商店街の張り紙でもたまに見かけますが、平成生まれはこれを暗号に思うのではないでしょうか?」(Bさん)

昭和とは限らないのですが、たまに看板にひねった表現で書かれることがあります。

大橋「『春夏冬』って書いて『あきない』とか、なぞなぞですよね」

春夏秋冬のうち秋がないから「あきない」、秋ないと商いを引っ掛けたお店ですね。

写真の「現像」って何?

令和になって大きく変わったものに、写真があります。

昔はフィルムを使って撮るのが当たり前したが、今やデジタル画像ですので、写真はいつでもどこでも簡単に撮れるようになりました。

「撮った写真をコンビニのマルチコピー機でプリントしようとした時、思わず『現像しやな』と言ってしまいました。

『ちょっと、マジ止めて』と小声で娘に叱られました…」(Cさん)

大橋「あと、焼いといてとか」

戸井「焼き増ししといてとか、現像すると次のフィルムがタダとか」

今だと何を焼くのかと言われそうですが、テクノロジーの発展でどんどん表現は変わっていきそうですね。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2024年03月04日13時26分~抜粋

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