北野誠のズバリ

人工ビーチの次はアートの街…名古屋駅周辺の再開発計画

名古屋駅から徒歩圏内でありながら、再開発が遅れて陸の孤島と呼ばれているのが名古屋駅南地区。
日本経済新聞などによれば、その地区の再開発が「アートの街」をテーマに本格始動することとなりました。

1月25日放送『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、パーソナリティの北野誠と山内彩加アナウンサーが、この記事を元に名古屋駅周辺の再開発についてトークを展開しました。

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名古屋駅南地区の活性化

名古屋駅南地区は現在、タワーマンションの開発が進んでいる一方で、夜は人通りが少なく、名古屋駅からは微妙な距離のため、人の流れがまったくないことが課題となっています。

そこで再開発の計画は、すでにある名古屋四季劇場を核として、屋外で演劇ができるスペースの確保や芸術家の滞在施設の誘致を打ち出すというもの。

地元の地権者と名古屋市、名古屋工業大学などが連携し、名駅南地区まちづくり協議会が打ち出したのがアートの街とのことです。

アムステルダムやコペンハーゲンのような街を理想としているそうですが、一方で近くのささしまライブでは人工のビーチを作る計画もあり、名古屋駅から少し離れたところに、さまざまな外国の雰囲気を持つ施設ができるようです。

名古屋駅からの距離が課題

ただ、北野と山内が気になるのは、やはり名古屋駅からの距離。

徒歩圏内とはいうものの、電車では1駅ぐらいの距離があり、歩いて15分以上かかります。だからといって名古屋からあおなみ線に乗り換えてささしまライブ駅に行くのもちょっと億劫。
時間帯によってはタクシーも捕まりにくいということで、立地的にはやや不利なようにも見えます。

北野「劇団四季を観に行く以外で、みんなあまり行ってないんじゃないですか?」

山内「四季に年に1回ぐらい行くけど…。信号を何個も渡らないと行けなくて、めんどくさいんですよね」

こんな施設を作ってほしい

現時点ではあまり行くところがないという印象を持つふたりですが、ここで北野は、ある施設を作ってほしいと提唱します。

北野「名古屋駅の南に全天候型の巨大アスレチック作ってくれへんかなと。
つまり、今のこどもたちって公園でそんなに遊ぶことがないやんか。公園で遊ぶっていっても、野球やったらアカンとかサッカーはアカンとか。
だから小学生以下対象で、家族で行って1日そこで格安で身体を動かせる施設」

山内「結構人が来る気がしますね。名駅って何するかって結構迷うんですよ、遊び(の施設)がなくて、ボーリング場もつぶれちゃったし。
だから、いろんなレジャーをギュッと集めて作っていただければ、家族連れも」

アートの街で再開発なるか

現在南地区で計画されているのは「アートの街」とのことですが、芸術家向けの滞在施設は、他に神戸の北野地区などにあります。

北野「ささしまライブは映画館とかライブハウスとかあるけど、芸術家が活動しやすいって言ってもなあ」

山内「芸術家の方々は、もっと静かな場所で作品を作りたいんじゃないかなと思いましたけど」

北野はむしろ、名古屋の中心地にあるヒサヤオオドオリパーク(久屋大通公園)の方が芸術活動に適しているのではないかと語りました。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2024年01月25日13時14分~抜粋

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