北野誠のズバリ

アポなし訪問はやめて!母親に収集ビデオを見られた悲劇

12月20日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、この日のテーマ「突然すぎる」には、あまりの急展開に困ってしまったエピソードがリスナーから数多く寄せられました。

こちらでは、「一人暮らしの社員寮を母親が急に訪ねてきた時」の背筋が凍るような話をご紹介します。

[この番組の画像一覧を見る]

まるでアダルトショップ

「突然すぎる」のテーマで、「25年前の同僚のA君を思い出す」というBさん。A君は職場から実家まで通勤が1時間少々かかるということで、社員寮に住んでいたそうです。

「それをいいことにA君は本棚にエロビデオをびっしり詰め込み、丁寧にジャンル別に並べていて、まるでアダルトショップのDVDコーナーの様相でありました」(Bさん)

とてもじゃないけど、親しい友人にしか見せられない部屋。Bさん自身も、A君の部屋に遊びに行きたいとは思っていなかったといいます。

「そんなA君の母親は毎月1回、食料品や生活必需品を社員寮まで届けてくれていました。忙しい我が子に気を遣い顔も合わさず、荷物と手紙だけを寮長さんに預けていました」(Bさん)

もうすでに嫌な予感しかしません。

手紙を置いていけなかった母

「そんなある日、いつものように仕送りの荷物を社員寮まで届けに来たA君の母親は突然『息子がどんな部屋に住んでるか見てみたい』と寮長さんに頼み、部屋にあがったそうです」(Bさん)

やっぱり。恐れていたことが起こってしまいました…。

「エロDVDが鎮座しているあの部屋への、突然すぎる母親の来訪を後に聞かされたA君は、何ともいえない表情をしていました」(Bさん)

「あはははは!そうでしょう」と、A君の心情を想像して笑ってしまう松岡亜矢子。

「その日、A君の母親は荷物だけ置いて帰り、いつも一緒に添えてある手紙は、持って帰ったそうです」(Bさん)

北野「そらそうやろな」

松岡「そうねー。いたわる気持ちゼロですよね、もうね」

息子の趣味?をみてしまったA君の母は、とても手紙を置いていく気にはなれなかったと想像されます。

気まずいお正月

「その年の年末、A君は実家に帰省しなければならず、すごく嫌がってましたがしぶしぶ家に帰ったそうです」(Bさん)

その間、母親はそのことに一切触れてこなかったそうです。

「何も言ってこないのが、またより一層闇を深くしたような気がします」(Bさん)

A君一家にとって、気まずすぎる年末年始となってしまったようです。

松岡「逆になんて言って触れられるの?って話ですよ。それに対して」

北野「これは母親は一切触れませんよ」

松岡「触れられないよー。それは甘んじて、自分も何事もなかったかのように振る舞う。それが親子ですよ」

そう、それが親子というものかもしれません。

「お前…熟女好きなん?」

北野「そやかて正月帰ってな、『あけましておめでとう』って言って、『お前…熟女好きなん?』」

松岡「ダメー(笑)」

北野「そんなオカンに聞かれても」

松岡「お母さんから『熟女好きなの?』って言われるの、嫌だろうなー」

北野「そやから言うて『制服もん好きなん?』」

松岡「それもダメだな」

どう転んでも、やっぱりダメなものはダメです。

北野「『洋モノ好きなん?』」

松岡「正解がないわ(笑)。何言われても」

北野「『きれいに分けとったな。お前、整理整頓うまいん?』」

確かに、話題にできるとすればその部分しかない?うっかり油断してしまったA君の、いたたまれないエピソードでした。
(minto)
 
北野誠のズバリ
この記事をで聴く

2023年12月20日15時09分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報