北野誠のズバリ

日本語間違いあるある?雰囲気は「ふいんき」「ふんいき」どっち?

11月28日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、この日のテーマは「勘違い!」。

リスナーAさんは「雰囲気」を「ふいんき」と読むと長年思い込んでいたそうです。

携帯で漢字変換されないことを不思議に思っていたAさん。あることをきっかけにこの真実に気付いたといいます。

[この番組の画像一覧を見る]

携帯で変換できない理由

「勘違いというかアホだったのは、“雰囲気”という単語なんです。私、恥ずかしながら還暦になるまで“雰囲気”を『ふいんき』と読んでました」(Aさん)

この話題に、「これは意外と多いですよね」と北野誠。

「自分の携帯でメールする時、なぜか“雰囲気”の変換ができないので、この携帯の機能ではできないと思い込んでいました。人と喋る時も、『いいふいんきだね』と話してました」(Aさん)

そんなAさんは、ある日この真実に気付きます。

「ゴールデンタイムのクイズ番組で、初めて『ふんいき』だとわかりました。すぐに携帯を取り出して画面に入力しようとして『ふんい…』と入れただけで、予測変換で『雰囲気』が出てきました」(Aさん)

携帯の機能不足ではなかったことに、Aさんはようやく気付いたのです。

「ふんいき」は言いにくい?

「僕は今までずっと間違えてたんだ…。恥ずかしさが自分自身でマックスになりました」(Aさん)

「思い出せないですけど、そんな単語は何個かありますよね」という松原タニシに、「しかも会話では通じちゃいますから」と佐藤実絵子。

確かに、会話の中で「ふいんき」と言われても違和感はありません。

松原「『ええ、ふいんきやなー』って言ってますよね」

佐藤「でも別に何も言わないですもんね」

松原「『ええ、ふんいきやなー』って言いにくいですからね」

北野「なんとなく伝わるっていうのがあるので」

佐藤「気付かないんですよね、間違いに」

文字にすると「変換ができない」ことで間違いがわかりますが、会話では気付かずに流してしまっていることが多そうです。

間違ってると思っても直さない

間違いやすい言葉としては「顔認識」と「顔認証」の違いもあります。

北野「なんとなくみんなもう“認証”って言葉を使ってしまってるんで」

松原「それがもうそっちの意味なっちゃってますもんね」

「顔認識」は、人間の顔を認識してピントを合わせたり、笑顔のタイミングでシャッターを押したりするシステムのこと。

「顔認証」は、特定の個人であることを確認するシステムのことです。

北野「間違ってるなーと思いながらも、いちいち直さないです。なんとなーくみんなそれで通じてるんですよね」

台風一家の奥さん?

この「日本語間違い」の話題に、反響の投稿が寄せられました。

「私も恥ずかしながら勘違いしていた言葉があります。それは『台風一過』です。30半ばまで、“台風一家”という“一家”があると思ってました」(Bさん)

北野「大きな台風は、女性の名前が付くじゃないですか。ジェーンとかチャーミーとか。『台風って一家で奥さんの名前付けんの?』みたいな。よりややこしいんですよ(笑)」

自身も「台風って奥さんの名前で呼ぶんやー」「旦那の名前どこ行ってん?」と思っていたという北野。

「台風の一家ってどういうことなんだろうって、つくづく思ってました」(Bさん)

北野「台風が過ぎ去ったことを『台風一過』とは、聞いてるだけでは『なんのこと?』ってイメージができない言葉ってそうなっちゃいますよね」
(minto)
 
北野誠のズバリ
この記事をで聴く

2023年11月28日13時57分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報