北野誠のズバリ

木刀に謎のTシャツ…旅行先でなぜ買ってしまう?

行楽の秋がようやくやってきて、これから旅行に出かけたいという方も多いと思われますが、旅行先でついお土産を買い過ぎてしまい、あとから後悔することも。

10月2日放送『北野誠のズバリ』では、ニュースサイト『AERA dot.』(朝日新聞)に掲載された記事を元に、パーソナリティの北野誠と大橋麻美子、北野の後輩芸人である華井二等兵がトークを展開しました。

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旅行先では金銭感覚がマヒ?

この記事では、マーケティング&ブランディングコンサルタントで、昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員の橋本之克さんの著書『ミクロ・マクロの前に 今さら聞けない行動経済学の超基本』(朝日新聞出版)を紹介。

本の中では、人間の心理として、すぐに開ける財布となかなか開けない財布があると語っています。

普段スーパーで食料品などを買う時は1円でも安いところを探すのに、旅行先のおみやげとなると何千円と平気で使ってしまうことに思い当たる方も多いでしょう。

最近の物価高によって特に価格の差に対して敏感になり、「これを買って良いのかどうか」と迷うことが多くなるにも関わらず、旅行先やテーマパークでは金銭感覚がマヒしてしまいがちです。

関西の若者たちを救った!?

そして、後から買ってしまったものを後悔してしまうのですが、北野はかつて担当していた番組『誠のサイキック青年団』(ABCラジオ)で、若い男性が無駄な買い物をするのを率先して止めていたといいます。

北野「昔よく『若気の至り防衛隊』といって、みんなが買いたそうな(怪しいエッチな)物を俺らが代わりに買って中身を調べてあげるから、君ら(リスナー)は早まるなという企画をやってたんですよ。
番組のギャラ以上に、意味のない物に使ってましたよ(苦笑)」

被害者を出さないよう、当時の関西の若者を救っていたのかもしれません。

修学旅行のおみやげは要注意

もちろん、旅行のお土産は詐欺まがいの商品ではないのですが、本当に必要なものを買っているのかと言われると、そうでもないかもしれません。

北野「まだクッキー缶とかはいいですよ。ようわからんキーホルダーとか」

華井「ちょうちんとかもありますしね」

北野「修学旅行に行く中学生に言いたい。『木刀はいらんぞ』。
京都の新京極に行った時に意味のないことが書いてあるTシャツ、いらんぞ。『一番』って書いたTシャツも着いへんぞ」

昔はヤンキー映画や漫画が流行っていたこともあったのかもしれませんが、学校どうしで争うということもないでしょうし、今の男子も木刀は買っているのでしょうか?

大橋「この間広島で買っちゃいました、某ブランドをもじった鹿のシャツ。宮島だったから…」

その他にも置物や冷蔵庫に貼るマグネットなどは要注意。

「何度も来れない場所なので、今しか買えない」と思い過ぎて、買いすぎないように気をつけなければならないですね。

最後に北野はあらためて、「土産物屋さんには悪いですけど、(買う物を決める際は)いったん立ち止まってください」とまとめました。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2023年10月02日13時16分~抜粋

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