北野誠のズバリ

かみじょうたけしがイチオシ!東海3県はこの高校球児を要チェック

高校野球の予選が徐々に開催され、熱戦が繰り広げられる季節が近づいてきました。

東海3県では愛知県大会が7月1日、三重県は7日、岐阜県では8日から予選が開催されます。

そこで6月26日放送『北野誠のズバリ』では、高校野球に詳しい芸人のかみじょうたけしが、東海3県のそれぞれで注目してほしい高校球児を1名ずつ紹介しました。

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愛知県で大注目のピッチャー

高校野球では、新しい学年の選手はまず秋の大会に出て、そのあと春の大会、夏の大会へと続きます。
愛知県では昨年の秋と今年の春、東邦高校が連覇しています。

そのため、この夏の大会も東邦高校も優勝候補と目される一方で、秋と春の両方で東邦高校に敗れ、惜しくも準優勝となったのが至学館高校。

両校とも強いのですが、過去の夏の大会では、2021年、2022年と連覇しているのは愛工大名電(愛知工業大学名電高等学校)で、今年優勝すると、なんと愛知県大会3連覇ということになります。
他にも中京大中京高校や愛知啓成高校など強豪揃いです。

注目の選手として特にかみじょうが推しているのは、享栄高校の東松快征投手。
最速152kmでサウスポー。愛知だけではなく全国レベルで注目されているそうです。

東松投手は、今春行われた高校日本代表候補合宿にも参加し、紅白戦でも最速149kmを叩き出しています。

3月に行われた強豪校の智弁和歌山高校との練習試合では、5イニング投げて1安打無失点に抑えるという好投ぶり。
また6月初旬には享栄学園の110周年記念事業で、バンテリンドームナゴヤで大阪桐蔭高校との招待試合を行い、5イニング無失点という成績を収めました。

スカウトがうなるストレート

これだけ注目の選手がいながら、なぜ享栄高校は上位に出てこないのか?
それは昨夏は準決勝、秋は3回戦でいずれも東邦高校に敗れているためです。
今春は準々決勝で愛工大名電に敗れていますので、並み居る強豪校と互角の戦いをしているのです。

その試合では6回の時点で2対1で勝っていたのですが、2アウト満塁の状態で東松投手は4球ストレートで真っ向勝負。
ボテボテのゴロで1、2塁間を抜けて逆転されてしまいました。

かみじょう「負けたんですけど、プロのスカウトは見てると思うんですよ。

プロのスカウトも球団の方もみんな言うのが、やっぱり高校生はトーナメントで勝ちたいから変化球を多投してくるのに、ここでストレートで押せるというところを見てると。

東松選手はプロ好みのピッチャーですし、今年の夏は愛知県で勝ち上がって、もし甲子園に行くことがあれば全国でも最注目のピッチャーになりますので、愛知県大会から見とくべきやと思います」

三重・岐阜で注目の選手

次にかみじょうが紹介するのは、三重県の高田高校の中山勝暁選手。

高田高校は三重県有数の進学校で、中山選手も医学部を目指しているそうですが、最速147kmを出せる投手。
3月の練習試合では東邦高校相手に5イニング10奪三振で自責ゼロという、すごい成績を持っています。

ただ、初戦からいきなり優勝候補の三重高校と当たっているため、この試合は要注目とのことです。

そして岐阜県で紹介するのは、県立岐阜商業高校の三塚武造選手。
今の時代には珍しく古風な名前ですが、ちなみにお兄さんのお名前は武蔵。
武造は宮本武蔵の青年期の名前です。

ホームランも打てるバッターで、お兄さんもトヨタ自動車で社会人野球の選手。
スイングスピードはプロも驚く155km、身長180cm、体重87kgという立派な体格です。

かみじょうはこの3人の選手に注目してほしいとまとめました。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2023年06月26日15時22分~抜粋

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