北野誠のズバリ

TKO木本が東京進出後のホームレス生活を告白。

4月27日放送『北野誠のズバリ』には、ゲストにTKOの木本武宏さんが登場。

以前はパーソナリティの北野誠と同じ松竹芸能所属でしたが、現在は相方の木下隆行さんとともに、フリーで活動されています。

金銭トラブルが発覚した際、よく気にかけてもらっていたという北野を相手に神妙に語った木本さん。
ここでは、関西で活動していたTKOが東京に進出した時の苦労話について取り上げます。

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30歳で仕事がゼロに

TKOは全国区になるまでに、関西から何度も東京進出にチャレンジしていました。
20歳でデビューしたふたりが、関西で人気が出るようになったのは23歳頃。

『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ)が誕生したきっかけとなった番組などに出演していましたが、番組が終了するとともに関西へ戻る状況が、繰り返し続いていました。

そして27歳の頃には仕事が減りはじめ、30歳の頃にはゼロになってしまったそうです。

当時木下さんは最初の結婚をしていましたが、同じ事務所の安田大サーカスなどが売れていき、焦りを感じるようになります。

そして35歳の時に「1年間やってみて、ダメだったら辞めよう」と、一念発起して上京したのです。

下の世代が人気に

一般的に関西芸人が東京進出する際は、事務所がバックアップするようです。
しかしTKOの場合は、自ら事務所に掛け合って東京に進出したこと、それまでにバックアップしても成功しなかったことから、下の世代にシフトしていたそうです。

当時、松竹芸能で東京進出していたのが、『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で第1回と第2回で決勝に進出したアメリカザリガニや、第2回で優勝したますだおかだでした。

そんな状況で東京に出てきた2人ですが、問題は住む場所です。
東京には事務所の寮がありましたが、これから売り出そうとしていたオジンオズボーンが使っていました。

そこで木本さんは、安田大サーカスの団長安田さん宅に泊まらせてもらっていたそうです。

公園で寝泊まり

しかし、ずっと家に居るわけにはいかず、泊まれない日は事務所があるビルの前にある公園に寝泊まりしていたという状況。

一方木下さんは家族から援助を受けて部屋を借りていました。
木本さんとしては相方だからこそ「一緒に住まわせてほしい」とは言えなかったそうです。

夜中も営業しているドン・キホーテで朝まで過ごしたあと、要らなくなった段ボールをもらい、それをくるんで公園で休んでいたそうです。

そして事務所に社員が入る時間になると、一緒に入ってランチを奢ってもらったとのこと。
毎日ではなかったものの、なかなか過酷な状況です。

マンションのワックスがけなどのアルバイトでしのいでいましたが、当時はコントを披露できるネタ番組がないため、本業は苦しい状況でした。

しかし、オセロの松嶋尚美らと一緒に業界関係者と食事会を開くうちに、さまざまなオーディションなどの情報を教えてもらい、『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ)で全国的にも知名度が急激に上がるようになりました。

そしてこのあとのトークでは、金銭トラブルへの話へと続きました。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2023年04月27日14時39分~抜粋

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