『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、「山内彩加のあやカルチャー☆」のコーナーでは、山内彩加アナウンサーが毎週、興味のあることや気になることを報告しています。
3月16日の放送ではマンガオタクの山内が、まもなく発表される「マンガ大賞2023」の大賞作品を予想しました。
「マンガ大賞2023」マンガオタクのCBC山内彩加アナが大賞をズバリ予想!
今、一番薦めたいマンガ
毎年この時期に話題になる「マンガ大賞」は、「今、一番薦めたいマンガ」を選考員の投票で決める賞。選ばれることでメディアへの露出が増え、映画化やアニメ化への道も開ける貴重な機会です。
基準は2つ。1つは2022年の1年間に出版されたマンガであること、そして最大巻数が8巻までということです。
先日、102人の選考員による一次選考が行われ、242作品のおすすめマンガが選出されました。続く2次選考で通常は得票数が10位までの作品にギュッと絞られますが、今年は得票同数があり11作品が選ばれています。
例年、3月中旬から下旬にかけての時期に大賞が発表されますが、その前にマンガオタクの山内が大賞を予想します。
基準は2つ。1つは2022年の1年間に出版されたマンガであること、そして最大巻数が8巻までということです。
先日、102人の選考員による一次選考が行われ、242作品のおすすめマンガが選出されました。続く2次選考で通常は得票数が10位までの作品にギュッと絞られますが、今年は得票同数があり11作品が選ばれています。
例年、3月中旬から下旬にかけての時期に大賞が発表されますが、その前にマンガオタクの山内が大賞を予想します。
ダークなドラえもん
2次選考に残った作品の中で北野誠が好きなのは『光が死んだ夏』。このほかに『女の園の星』や『タコピーの原罪』などの話題作が続々ノミネートされています。
主人公が落語家の真打を目指す物語『あかね噺』や、おじさんとレジのお姉さんの掛け合いが楽しい『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』も話題です。
山内が予想するマンガ大賞2023はズバリ『タコピーの原罪』です。これはいじめをテーマにした、かなり重い作品。2021年の12月から『少年ジャンプ+』で連載がスタートしました。
絵のかわいい雰囲気から、てっきりポップなマンガだと思って読み始めた山内でしたが、実はこのマンガは山内いわく「ダークなドラえもん」だったのです。
主人公が落語家の真打を目指す物語『あかね噺』や、おじさんとレジのお姉さんの掛け合いが楽しい『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』も話題です。
山内が予想するマンガ大賞2023はズバリ『タコピーの原罪』です。これはいじめをテーマにした、かなり重い作品。2021年の12月から『少年ジャンプ+』で連載がスタートしました。
絵のかわいい雰囲気から、てっきりポップなマンガだと思って読み始めた山内でしたが、実はこのマンガは山内いわく「ダークなドラえもん」だったのです。
追いつめられるしずかちゃん
あらすじはこうです。
小学校4年生のしずかちゃんはある日、ハッピー星からやってきた宇宙人、タコ型ロボットのタコピーと出会います。
タコピーはしずかちゃんを幸せにしようと「ハッピー道具」を渡してくれますが、しずかちゃんは全く関心を示しません。
その理由は、学校でのいじめや、水商売をしている母の不在など。しずかちゃんは死ぬことだけを考えている女の子だったのです。
執拗にハッピー道具を勧めるタコピーと、どんどん追いつめられていくしずかちゃん…とてもダークなストーリーです。
小学校4年生のしずかちゃんはある日、ハッピー星からやってきた宇宙人、タコ型ロボットのタコピーと出会います。
タコピーはしずかちゃんを幸せにしようと「ハッピー道具」を渡してくれますが、しずかちゃんは全く関心を示しません。
その理由は、学校でのいじめや、水商売をしている母の不在など。しずかちゃんは死ぬことだけを考えている女の子だったのです。
執拗にハッピー道具を勧めるタコピーと、どんどん追いつめられていくしずかちゃん…とてもダークなストーリーです。
大賞予想の理由
山内によると、このマンガの魅力は「上下巻の短い話なのですぐ読める。なのに読み応えがある」ということ。
実際、毎週ストーリーが更新される度にTwitterでトレンド入りしていました。
「今後は完成度が高くて、短いマンガがメジャーになるのでは」と推理する山内。
もうひとつの魅力は「絵と内容のギャップのすごさ」。テーマは「いじめ、毒親、ネグレクト」とダークですが、絵がとてもかわいいのです。
「残酷な物語をファンシーなキャラクターで進めていくギャップがなかなか斬新だった」
「ここ数年、命について考えさせる物語大賞を獲る傾向にある」
これらの理由から、山内はこの『タコピーの原罪』が大賞を獲ると予想しているようです。
実際、毎週ストーリーが更新される度にTwitterでトレンド入りしていました。
「今後は完成度が高くて、短いマンガがメジャーになるのでは」と推理する山内。
もうひとつの魅力は「絵と内容のギャップのすごさ」。テーマは「いじめ、毒親、ネグレクト」とダークですが、絵がとてもかわいいのです。
「残酷な物語をファンシーなキャラクターで進めていくギャップがなかなか斬新だった」
「ここ数年、命について考えさせる物語大賞を獲る傾向にある」
これらの理由から、山内はこの『タコピーの原罪』が大賞を獲ると予想しているようです。
的中なるか?
マンガ大賞が注目される理由について、「出版関係者がノータッチであること」と「コミック市場が好調であること」を挙げる山内。
昨年の売り上げは6,800億円。これはディズニーシーとホテルミラコスタを2つずつ作れるほどの額なんだとか。
まもなく発表される「マンガ大賞2023」。果たして山内の予想は的中するのでしょうか。結果を心待ちにしましょう。
(minto)
昨年の売り上げは6,800億円。これはディズニーシーとホテルミラコスタを2つずつ作れるほどの額なんだとか。
まもなく発表される「マンガ大賞2023」。果たして山内の予想は的中するのでしょうか。結果を心待ちにしましょう。
(minto)
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