北野誠のズバリ

絶妙な味わい!静岡名産サクラエビが絶品スイーツに!?

『北野誠のズバリ』火曜日に放送されているコーナーが、「聞きたい知りたいもらい隊」。

お取り寄せしたくなる全国各地のグルメや、絶品スイーツなどを毎週紹介しています。

2月28日の放送では、「サクラエビのチョコレートが静岡で売られているらしい」という噂を聞きつけ、真偽の程をお店の方に伺いました。

サクラエビは駿河湾で獲れることで有名とはいえ、静岡の名産品で本当に桜えびのチョコというものはあるのでしょうか。

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地元静岡の食材を活かした商品

今回、パーソナリティの北野誠と佐藤実絵子、松原タニシが話を伺ったのは、静岡市駿河区にあるお店Conche(コンチェ)の代表、田中克典さん。

Concheは2015年の年末に創業し現在で8年目。
オーガニックのカカオだけではなく、果物やお茶といった地元静岡の食材などを取り入れたチョコレートを作っています。

抹茶や、みかんなどの柑橘系を使ったチョコというのはよくあるものの、ここで桜えびというのはなんとも不思議な感じがします。

田中さん「商品名は『静岡さくらえび醤油チョコレート』と呼んでるんですけど、2017年に販売を始めたミルクチョコレートになっております。

静岡産の『再仕込み醤油』という旨味の強いしょうゆを甘だれにして漬け込んで焼いたカカオを桜えびの粉末を練り込んだチョコレートにして、素干しの桜えびをトッピングしてます」

情報量が多くてどのような味なのか想像がつきませんが、「旨味の強いしょうゆ」、「素干しの桜えび」と、それぞれはすごくおいしそうに感じるものの、それがマッチするのかどうかがわかりません。

桜えびを使おうと思ったきっかけ

実際の味の感想は後ほどとして、なぜ、桜えびとチョコを合わせようと思いついたのでしょうか?

田中さん「きっかけはいろいろあったんですが、うちの店はもともとカカオからチョコレートを作るビーントゥバーというスタイルだったんですけれども、ちょうど2年目に入る頃に塩を使ったチョコレートを作ったんですね。

駿河湾がすぐ近くで深層水を使ったおいしい塩があって、その後にみかんなど第1弾、第2弾と作っていくうちにすごく反響が大きくて。

これは続けて作っていきたいと考えまして、その時に静岡産の食材で代表するものは何かと考えた時に、候補に挙がったのが桜えびになってまして、チョコレートを作ろうと思ったきっかけになってます」

実際のお味は…

ここでスタジオには桜えびチョコの実物が運ばれてきました。
香りは海鮮系で、チョコというよりもえびせんに近いもの。
干し桜えびがチョコレートに埋まっていて、本当に桜えびとチョコの組み合わせです。

そして、3人が実食した感想は…。

北野「チョコと醤油が意外と合ってますよ」

佐藤「不思議!甘くないっていうか、これホント面白い!」

松原「これ僕好き、しょっぱいチョコ?」

他にはない味わいが楽しめるようで高評価。甘しょっぱくてエビの香りがしっかりしているようです。

初めに開発された時、田中さんはまず実際に桜えびとチョコを食べたところ、チョコの中にエビ独特の磯の香りが残ってしまい、不協和音となってしまったそうです。

それを解決したのはしょうゆ。
カカオは発酵してからチョコレートになるというところから、発酵食品が合うのではないかと思い、チョコと桜えびをつなぐ架け橋として、しょうゆを選んだそうです。

それこそ静岡名産のお茶に合うだけではなく、焼酎、日本酒とも合うそうで、新しいおつまみとしても楽しめそうです。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2023年02月28日14時13分~抜粋

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