北野誠のズバリ

元中日ドラゴンズ・川上憲伸は学生時代からYouTuberの素質を磨いていた?

12月20日放送のCBCラジオラッキーウィーク特番『北野誠のズバリ 宮部THEトーク』では、北野誠がCBCの宮部和裕アナウンサーの過去の言動を掘り下げました。

スポーツアナとして25年以上のキャリアを持つ宮部アナですが、何かと珍言が多いことでファンからも「宮弁」として知られています。
さらに学生時代、元中日ドラゴンズ投手で野球解説者の川上憲伸さんと出会っていたエピソードが明かされます。

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ワンスティン

野球中継における宮部アナウンサーは珍言の宝庫。
横浜ベイスターズ戦で、クリストファー・タイラー・オースティン選手が打席に立った時の実況。

宮部「カウントはスリーボール、ワンストライクと言わないかんところを、『スリーボール、ワンスティンとギュッ』としちゃったんです」

北野「お前、ホンマにおにぎりでも何でも固めるねんな」

宮部「スリーボール、ワンスティンとこうなんか座りがいい感じになっちゃって」

同僚の高田寛之アナ、西村俊仁アナ、光山雄一朗アナをはじめ、スポーツアナウンサー全員が「近年最高傑作」だと賞賛するフレーズです。

宮部「スリーボール、ワンスティン。座りがいいでしょ?」

北野「座りがいいってなんや?(苦笑)」

その字は名前につけない

実況中にドラゴンズの上田洸太朗投手の名前の説明をした宮部アナ。
洸太朗の「洸」はさんずいに光ですが、なぜか月へんに光と説明しました。月へんに光は膀胱の「胱」。あまり人の名前には付きません。

北野「可愛そうに、膀胱の胱って…」

北野も言葉がありませんでした。

宮部「僕は実況の翌日、尿管結石で運ばれたことありましたけども、膀胱は関係ないですね。さんずいに光の上田洸太朗投手、失礼しました」

ちなみに宮部アナの尿管結石、当日は座薬が効かないぐらいの痛みに襲われたそうですが、やがて痛みがなくなったため、砕けたか溶けたかしてなくなったのだろうということでした。

ヒコキマタさん

静岡草薙球場で山本昌投手が150勝を達成した試合でのこと。
解説は元中日ドラゴンズの木俣達彦さん。その時、宮部アナは「ヒコキマタさん」と呼びかけます。

宮部「なぜか最初に、彦野さんの彦をつけちゃって、横をパッと見て、違うと思ったもんですから、またギュッとして彦木俣さんになっちゃったんですね」

彦野さんとは、CBC野球解説者で元中日ドラゴンズの彦野利勝さんのこと。
宮部には、時々ギュッとしてしまう癖があるようです。

宮部「間違えちゃいけないんですけど、名前間違いの時には、100パーセント木俣さんが入ってくるんですよね」

北野「木俣さん、関係あらへん。木俣さん、とばっちりやで」

木俣さんではない人に木俣さんと言ったり、木俣さんを他の名前で呼んだりすることがあるんだとか。

神宮球場二階席で練習

宮部は早稲田大学に在学時代、当時明治大学の学生だった川上憲伸さんとも関係を作っていたそうです。

宮部「僕が名古屋でUターン就職したら、憲伸さんも、星野監督のお導きでドラゴンズにやって来たのは本当に嬉しかったです」

宮部は学生時代、アナウンス研究会に所属。各大学のアナウンサー志望の学生たちは神宮球場の二階、一番上の席で、六大学野球の試合で実況練習をしていたそうです。

神宮球場の二階席に行くと、5席ぐらい間を開けて、多くの学生たちが実況の練習をしている光景を見ることができるんだとか。

そこへ現れたのが制服姿の川上憲伸さんです。

学生時代に実況・解説コンビ

明治大学の川上憲伸さんは当時から有名でした。大勢が実況の練習をしている中で、運よく宮部アナの近くに来たそうです。

宮部「『うわっ憲伸や!』とこっちも思うわけです」

びっくりしつつも実況の練習だと説明する宮部アナに、解説役を買って出てくれたそうです。
学生時代に実況・解説コンビを組んでいたふたりです。

宮部「『僕やりますわ~』って軽い感じだったんですけど、今とあんまり変わってないんですよね」

解説好き

そして時は流れて宮部アナもスポーツアナウンサーとして活躍。
実況の練習は、ナゴヤ球場で二軍のウエスタンリーグの試合を見ながら行っていたそうです。
プロ入りした憲伸さんは、ケガで二軍にいる時にも実況席にやって来たそうです。

宮部「ナチュラルに入ってきて『解説やりますわ』って、しょっちゅうやって下さってたんですよ」

北野「川上憲伸さんって解説好き?」

宮部「それが今のYouTubeに繋がってるかもしれません」

北野「いまYouTuberで大人気やね」

川上憲伸さんがYouTubeに開設している「川上憲伸 カットボールチャンネル」。チャンネル登録者数は24.5万人です。

全く違う投手の顔

北野「川上憲伸さん、YouTubeで大ブレイクして話が上手やねん。ということは学生時代から、そんなん好きやったんやな。そこ磨いてたんかな」

宮部「あの人の野球に対する温度、ホント、すごいんですよ」

宮部アナが目にした光景を紹介しました。

まだ予告先発ではなかった登板の数時間前。外野でピリピリしながら調整していた憲伸さん。
マスコミを寄せ付けたくないため、「撮らないでください」とカメラマンにも注意。それにも関わらず、あるカメラマンが撮ると…。

宮部「そこに向けてボールを投げる素振りをするぐらいピリピリで、近づくなオーラ全開。『解説やりますわ』とか、今のYouTubeの顔とは全然別人の憲伸さんでした」

川上憲伸さんに、現役時代の自分の投球を自分で解説することを提案する北野誠。
この後も、宮部和裕アナウンサーの奇行、珍発言などをどんどん掘り下げていきました。 
(尾関)
 
北野誠のズバリ
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2022年12月20日20時02分~抜粋

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