北野誠のズバリ

恐怖!手術中の夢に現れたブラピ似の男性の正体は?

お盆真っただ中の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)の名物企画「怪談てんこもり」。

8月15日の放送では、作家で怪異蒐集家の中山市朗さんが登場。
幽霊として現れた友人の話や、不気味なラーメン店の話など、怖いお話を披露しました。

ここでは中山さんのお話とは別に、リスナーから届いた怖い話を取り上げます。
パーソナリティの北野誠と松岡亜矢子、そして北野の後輩であるお笑い芸人で同じく怪談話を披露している華井二等兵が投稿を紹介します。

[この番組の画像一覧を見る]

大手術の最中に見た夢

あの世へ連れていく存在として語られる死神。
タロットカードの絵柄の影響があるのかもしれませんが、顔がドクロで全身黒ずくめ、鎌を持ったイメージが一般的です。

紹介する投稿は、一風変わったタイプの死神について。

「今からだいぶ前ですが、学生時代の友人A子さんの話です。
A子さんは大病を患い、生存確率があまり高くないという大手術を行うことになりました。
いざ手術の日、全身麻酔で眠りについている時に、不思議な夢を見たそうです。

遠くの方から金髪の外国人男性がやってきて手を差し出し、『こっちへおいで』と手招きをしているように思えたそうです。

その外国人男性はまるでブラッド・ピットのようで、『何この人、超カッコいい!』と浮かれてついて行こうとしたそうです」(Bさん)

生死をさまよう中で現れた男性の正体は…

すんでのところで引き返せた

「すると、後ろの方から『A子、A子』と呼ぶ声が聞こえました。
それは聞き覚えのある母親の声。『お母さん』と振り返ると、そこは病院のベッドの上で、泣きじゃくる両親。

『あっ、そうだ!手術中だったんだ』と、ハッと我に返りました。

ふと先程のブラピが言った後ろの方を振り返ると、そこには病室の窓があり、窓の外には黒いマントで全身が覆われた、真っ黒い影が長い大きな鎌を持って空に浮いていたそうです。

その影に睨まれたかと思ったら、影は空に飛んでいって消えたそうです。

後から聞いた話では、お医者さんから(A子さんのご両親に対し)『手術は成功しました。あとは娘さんの体力・気力次第で、とにかく目が覚めるまで近くにいて、娘さんの名前を呼び続けてあげてください』と言われたそうです。

あの時のお母さんの声がなかったら、あのまま影に連れて行かれたとA子さんは言っていました」(Bさん)

あちらの世界へ誘いやすい?

日本のたとえではよく「三途の川から引き返した」といわれますが、まさに川を渡らずに戻ってこれたような描写です。

北野「死神って古今東西いろんな形があるけど、なぜかまあまあこんな形ですね。鎌を持ったり、黒いのをかぶったりとか」

華井「ブラピに似てるっていうのは、かなりのイケメンですね」

北野「これは初めて新しい亜流が生まれました」

松岡「ブラッド・ピットだと、ふらふらとそっち側に行きかけてしまうかもしれない(笑)」

ドクロとは真逆のパターンで、より死に誘われそうです。

華井「でも僕みたいなタイプやったら」

北野「絶対(来ない)!」

華井「『意地でも生きる!』って(笑)」

北野は「お母さんが呼ばんでも自分で起きるわ」と締めました。
なお、死神については中山さんがいくつかエピソードを持っているとのこと。こちらはまたのお楽しみということでした。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
この記事をで聴く

2022年08月15日13時56分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報