北野誠のズバリ

日本の夏・稲川淳二登場!30周年の『怪談ナイト』は「ロマンがある怖い話」を披露?

「今年もあいつがやってくる、暑い夏にはこの男」

6月28日の『北野誠のズバリ』、北野誠のこんな言葉のあとに電話で登場したのは、「夏といえば」でおなじみの稲川淳二さん。

稲川さんの代表的な怪談のひとつ『生き人形』の幻の続編について、また今年30年連続公演を迎える『稲川淳二の怪談ナイト』への意気込みについて語ってくれました。

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『生き人形』の話には続きがあった!

8月で75歳を迎える稲川さん。

「後期高齢者です、あたくしも。歳ばっかり取ってしょうがないですよ」と自虐的な稲川さんに、「最近YouTubeに、稲川さんが若いころに出演していた関西テレビの番組が上がったりしてますもんね」と北野。

稲川さんの怪談を求めている人は、まだまだたくさんいるようです。

「改めて、稲川さんの『生き人形』の話の怖さが結構話題になっている」と、北野が稲川さんの代表作の話題を出します。

『生き人形』とは、稲川さん自身が体験したという有名な怪談です。

この話題に、稲川さんから「あと何年先かわかりませんけどね、ツアーのプロデューサーに、あの先の話だけしておこうと思ってるんですよ。結構怖いですよ」と、とっておきの話が飛び出しました。

なんと、あの『生き人形』の話には続きがあるというのです。

プロデューサーに遺していこう

北野「『続・生き人形』っていうのがあったわけですか」

稲川さん「ずっと続いてましたからね、途中でやめちゃったんですよ。あまりうれしいことじゃなかったんで」

人前で披露することはやめていたものの、心残りになるのではないかと思っていたという稲川さん。

稲川さん「持って向こうへ行ってもいいんだけど、やっぱり遺しておこうかなと思った。私もずるいんですね。じゃあ、私のこのツアーを作ってくれたプロデューサーに遺していこうと。遺された方も迷惑でしょうけど」

貴重な怪談を遺す方向で考えているという稲川さんに、「元気やからね、そんなに簡単に逝かんと思いますけど、その時はぜひ発表してもらいたいですね」と、続編の存在を知り、ついつい期待してしまう北野。

「その時はもう私はいませんけどね」

ほかにも「ずっと昔から気になっていることがある」と稲川さん。自分が行ったところ、調べたことで、すでに話を録ってあるというのです。

稲川さん「その答えをね、皆さんに出してもらおうかな。その時はもう私はいませんけどね、この世には」

自分で発見したことをまとめてあり、「わからないから、あとは調べてもらえないだろうか」と、宿題を遺すことを考えているというのです。

なんとも壮大なたくらみです。

「とはいえあと5年ぐらいはやってほしいですね。せめて80くらいまではやってください!」と、稲川さんにまだまだ現役続行をお願いする北野。

怖いけどおもしろい味わい

『MYSTERY NIGHT TOUR 2022 稲川淳二の怪談ナイト ~ 稲川怪談 30年連続公演 ~』を、東海地方では、7月24日(日)日本特殊陶業市民会館 ビレッジホールと、10月2日(日)の春日井市民会館での公演が予定されています。

稲川さん「今年はね明るくて元気な話と…怪談なんですがね。懐かしい話、ミステリアスな話。暗い感じではないけれども、ロマンがあって。怖いんですがおもしろい味わいになるかなと思ってます」

最終日は11月6日(日)の沖縄公演です。
 

メンバーが増える?不思議なBBQ

ツアー終了後、そのまま沖縄でのんびりするという稲川さん。

稲川さん「バーベキューやったりしながら盛り上がるんですよね。そうするとね、呼んでない人間もいたりするんですよね。おかしい話、増えてるんですよ」

北野「沖縄で増えてるの一番いやや」

知らない霊?の1人や2人、稲川さんにとってはどうってことないようです。

夏に稲川さんの怪談を聞くことは、もはや「日本の夏の定番」といっても過言ではありません。

「ぜひお身体を大事にしてがんばっていただきたいと思います。続・生き人形の話は、ぜひとも遺しておいてくださいね!プロデューサーに遺してもらったら、僕とか中山市朗さんで語りますので!」と、続編にとにかく興味津々の北野でした。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2022年06月28日13時26分~抜粋

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