北野誠のズバリ

ブーケトスを真っ先にゲットした姑…なんでそうなった?

6月17日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』のメールテーマは「なんでそうなるの?」です。
理屈にあわないこと、納得できないことは毎日のように起こります。でも、怒っていてもはじまらない。ネタにして発散しましょう。

北野誠がメールを読み上げます。

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久しぶりの散髪屋

今ではちょっとなつかしい響き、“散髪屋さん”に行った人の話です。

「小学校まで通い続けた散髪屋さん、職人肌で強面もおっちゃん。二十歳すぎて、『おっちゃん元気かな』と切ってもらうことに。
小さい頃のように椅子に座り、ちょっと手が震えているように見えたけど、それでも安心感があり、まかせていました。

カットが終わり髪を乾かしてもらい、いよいよセットに。
オーダーは最初雑誌を見て、『こんな感じでツーブロックお願いします』と言ったんですが、ドライヤーの使い方がおかしい。ワックスをつけた髪はみるみるピシッときれいな七三分け。最初出したオーダーとは似ても似つかない。

おっちゃんは仕上げた後に『やっぱりおしゃれやな~』。なんでそうなんねん!
それ以降、行っていませんが、噂ではそろそろお店を閉めるとのこと。“まだやってたんかい”とつっこみたくなるお店でした」(Aさん)

北野「おっちゃんにツーブロックとか言ってもあかん。おっちゃんは七三以外できへんのやから。
だいたい説明聞いてないねん。自分の思い通りにする。もう70歳超えたおじいちゃんに新しいこと望んでも無理ですからね」

確かに、老齢なご主人の理髪店、美容院は多いですが、固定客が固定の髪型をするためにいくようで、それはそれで需要があるのでしょうね。

損したこと

中学生くらいになると、やっと現実がわかってきてがっくり、ということがあります。

「今から30年ほど前、私が中学生だったころ、母と兄弟と祖母と5人で買い物に。夕飯は高級中華の店に。

祖母と母が瓶ビールを頼み運ばれてくると、私の目の前にもグラスが置かれました。一瞬、『えっ?』となり、よく見ると私の顔が老け顔だからと、落ち込みました。

そして駅に向かって歩いているとキャバクラの黒服にも声をかけられました。老け顔、決定打になる出来事でした。うすうす気づいていましたが、中学の私にはショックな出来事でした。

ちなみに今はようやく年齢が追い付いてきて逆に若く見られることもあり、今まで老け顔で耐えてきてよかったなと思っております」(Bさん・男性)。

北野「長い耐え方やな~。中学の時に『オッサン』というあだ名の奴いましたね」

30年間、耐えてきてやっとこれから元をとれそうです。

ブーケトスの達人

最後は姑さんの「なんで!?」という行動です。

「3年前、主人の姪の結婚式が教会でありました。我が家からは主人と私と姑さんが出席しました。

式が終わり外の長い階段へ。最後は、お決まりの花嫁のブーケトスが始まろうとした時、なぜかうちの姑が一番前にしゃしゃり出してきてブーケトスの花束をバーッとキャッチ。

若い独身の女性たちが受け取って次に結婚するのは誰かな、というのがブーケトスですが、姑さんはその意味がわかってなかったようです。ちなみにうちの姑さんの趣味は餅拾いなんです」(Cさん)

これには北野も笑いをこらえきれません。「何か投げるものが飛んでくると、取らなきゃということや」。

Cさんは、「ブーケなんて餅にくらべたら簡単なもんやと、後で姑が言ってました」と結びました。

「大きいし、持ち手もあるし」と、北野。「これ持って帰って、いったん仏壇に供えるから」と姑の言いそうなことを想像し、笑いにかえます。

若い頃は羞恥心や繊細さで悩んだりしますが、歳をとるとだんだん身軽になって楽しくなるようです。
(みず)
北野誠のズバリ
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2022年06月17日14時24分~抜粋

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