6月10日放送の『北野誠のズバリ』のテーマは「吉田たかよし先生に聞け」。
「中高年よろず相談室」の心療内科本郷赤門前クリニック院長で医学博士の吉田たかよし先生にリスナーから相談を募り、回答してもらう企画です。
北野が「リスナーさんは病人しかいないのか」と嘆くほど、多数の相談が届いたようです。
北野誠と大橋麻美子がメールを読み上げます。
思い出すときは左手
番組冒頭、生放送で少々緊張気味の吉田先生ですが、他人の名前を思い出す方法について、早速博学ぶりを披露します。
「瞬間的に思い出すというのが難しいのですが、左手に力を入れると思い出しやすくなります。
逆に覚える時は右手に力を入れた方が覚えやすい。左利きの人もそうです。
これは脳の中でそういう部分とつながっている。脳の覚える部分と思い出す部分は違っています」
「他人の名前を覚える時は右手を、出てこない時は左手を握る」と覚えておきましょう。
「瞬間的に思い出すというのが難しいのですが、左手に力を入れると思い出しやすくなります。
逆に覚える時は右手に力を入れた方が覚えやすい。左利きの人もそうです。
これは脳の中でそういう部分とつながっている。脳の覚える部分と思い出す部分は違っています」
「他人の名前を覚える時は右手を、出てこない時は左手を握る」と覚えておきましょう。
200の健康習慣
北野は「先生はお若いですが、健康のために習慣づけていることはありますか？」と尋ねます。
吉田先生「私は朝起きてから夜寝るまでに、たぶん200項目くらいやってますね」
200という数に、思わず笑ってしまう大橋。
吉田先生「『ズバリ』で紹介したことは、ただ論文を紹介しただけでなく、自分でもやっているんです。だから、すごく大変ですよ（苦笑）」
吉田先生「私は朝起きてから夜寝るまでに、たぶん200項目くらいやってますね」
200という数に、思わず笑ってしまう大橋。
吉田先生「『ズバリ』で紹介したことは、ただ論文を紹介しただけでなく、自分でもやっているんです。だから、すごく大変ですよ（苦笑）」
起きたらグーパー体操
健康法の具体例を聞きました。
例えば目が覚めていきなり起きるのは、血管などによくないそうです。
そこで指でグーパー体操をして、脳の血管の状態をよくしてから起き上がります。
さらに、いきなり起き上がると腰にも負担がかかるので、まずごろんとうつぶせになって、腰を使わずに自分の腕の力で起き上がるとのこと。
北野「年齢を重ねると、いきなり起き上がるのはちょっと危険なんですね」
吉田先生「人間は目が覚めるということと、起き上がることを同時にやっていますが、これは脳にとってよくないです。
目が覚めた直後は、まだ脳の血管は十分目が覚めていない。その状態で立ち上がるなんてことをしたら血圧が不安定になります。脳の血管がそれでほんの少し老化します」
まとめると「起きてグーパー体操して、うつぶせになってから起き上がる」のがいいようです。
例えば目が覚めていきなり起きるのは、血管などによくないそうです。
そこで指でグーパー体操をして、脳の血管の状態をよくしてから起き上がります。
さらに、いきなり起き上がると腰にも負担がかかるので、まずごろんとうつぶせになって、腰を使わずに自分の腕の力で起き上がるとのこと。
北野「年齢を重ねると、いきなり起き上がるのはちょっと危険なんですね」
吉田先生「人間は目が覚めるということと、起き上がることを同時にやっていますが、これは脳にとってよくないです。
目が覚めた直後は、まだ脳の血管は十分目が覚めていない。その状態で立ち上がるなんてことをしたら血圧が不安定になります。脳の血管がそれでほんの少し老化します」
まとめると「起きてグーパー体操して、うつぶせになってから起き上がる」のがいいようです。
朝日を浴びてストレッチ
まだルーチンは続きます。
それからカーテンを開けて朝日を見ます。すると脳の中では睡眠ホルモンからセロトニンという活動ホルモンに切り替わります。
そしてストレッチ。ただし激しく運動すると、かえって老化が加速するので、身体の筋肉や腱を伸ばすことを心がけましょう。
それによって血圧がより安定しやすくなり、精神の状態が前向きになります。
さらに深呼吸。これは吸うのではなく、ゆっくり吐きます。
吉田先生「こういうことを朝から夜までやっています。忙しいですよ、私は（笑）」
それからカーテンを開けて朝日を見ます。すると脳の中では睡眠ホルモンからセロトニンという活動ホルモンに切り替わります。
そしてストレッチ。ただし激しく運動すると、かえって老化が加速するので、身体の筋肉や腱を伸ばすことを心がけましょう。
それによって血圧がより安定しやすくなり、精神の状態が前向きになります。
さらに深呼吸。これは吸うのではなく、ゆっくり吐きます。
吉田先生「こういうことを朝から夜までやっています。忙しいですよ、私は（笑）」
昼寝の効能
北野「昼寝はどうですか？」
吉田先生「午後2時より前に15分間昼寝をするのがベスト、というデータが出ています。
私は眠れないことが多いですけど、目を閉じて身体を横たえて、15分間過ごせばほぼ同じ効果が出ます」
脳の前頭前野は思考力を生み出す部分。7割くらいが視覚情報を分析しているので、目を閉じるだけでリセットできるそうです。
昼寝は決して眠らなくてもよいので、目を閉じて身体を横たえて、15分間過ごせばいいと覚えておきましょう。
吉田先生「午後2時より前に15分間昼寝をするのがベスト、というデータが出ています。
私は眠れないことが多いですけど、目を閉じて身体を横たえて、15分間過ごせばほぼ同じ効果が出ます」
脳の前頭前野は思考力を生み出す部分。7割くらいが視覚情報を分析しているので、目を閉じるだけでリセットできるそうです。
昼寝は決して眠らなくてもよいので、目を閉じて身体を横たえて、15分間過ごせばいいと覚えておきましょう。
昼寝前にコーヒー
昼寝については補足があります。
吉田先生「大事なのは、その昼寝の前にコーヒーを一杯がぶ飲みしておくこと」
北野「逆のような気がしますが」
飲んでからカフェインが小腸から吸収されて脳の膜の中に入っていくのに、だいたい20分はかかります。
だからコーヒーを飲んで昼寝をしたら、15～20分後にそのカフェインが効いて目が覚めます。
これは「コーヒーナップ」と呼ばれ、いまアメリカの富豪の間ですごく流行っているそうです。
ちなみにこのコーナーは13時台。
大橋「いまこの時間は、アメリカの大富豪の方はお休みになっているんですね」
北野「俺も1時から放送始めたら15分軽く寝させてもらおう（笑）」
吉田先生「だからリスナーの方は、ラジオを聴きながら目を閉じていればいいと思います。
画像の分析を脳でしないことが大事です」
吉田先生「大事なのは、その昼寝の前にコーヒーを一杯がぶ飲みしておくこと」
北野「逆のような気がしますが」
飲んでからカフェインが小腸から吸収されて脳の膜の中に入っていくのに、だいたい20分はかかります。
だからコーヒーを飲んで昼寝をしたら、15～20分後にそのカフェインが効いて目が覚めます。
これは「コーヒーナップ」と呼ばれ、いまアメリカの富豪の間ですごく流行っているそうです。
ちなみにこのコーナーは13時台。
大橋「いまこの時間は、アメリカの大富豪の方はお休みになっているんですね」
北野「俺も1時から放送始めたら15分軽く寝させてもらおう（笑）」
吉田先生「だからリスナーの方は、ラジオを聴きながら目を閉じていればいいと思います。
画像の分析を脳でしないことが大事です」
寝られない時は
夜に眠れずに困ることがあります。
吉田先生「寝る前にＣＢＣラジオを聴いたりするといいです」
北野「僕は寝る前に落語を聴いたりしてます」
他にも、何回も見る夢を頭の中で再現するといいそうです。
ただし悪夢や楽しすぎる夢はNGで、地味な夢がいいとのこと。
そうすると、脳の中が寝ている時と同じモードに変わって、気が付いたら眠っているそうです。
今回紹介したのはルーチンの一部ですが、吉田先生にはぜひ『名医が実行する200の健康習慣』という本を書いて欲しいものです。
（みず）
吉田先生「寝る前にＣＢＣラジオを聴いたりするといいです」
北野「僕は寝る前に落語を聴いたりしてます」
他にも、何回も見る夢を頭の中で再現するといいそうです。
ただし悪夢や楽しすぎる夢はNGで、地味な夢がいいとのこと。
そうすると、脳の中が寝ている時と同じモードに変わって、気が付いたら眠っているそうです。
今回紹介したのはルーチンの一部ですが、吉田先生にはぜひ『名医が実行する200の健康習慣』という本を書いて欲しいものです。
（みず）
関連記事
