北野誠のズバリ

コロナ禍の影響?全国で自動販売機が増殖中

日本全国至るところにある自販機。かつて商品はジュースやタバコと決まっていましたが、最近では冷凍食品などさまざまな商品を販売し進化しています。

空きスペースに置くだけで月40万円、多いところだと150万円もの売り上げを叩き出す場合も。

自販機1台の値段が200万円ほどであるため、初期費用の回収がそこまで難しくないのも魅力の1つといえ、オーナーは賞味期限の長い冷凍ものや有名店とのコラボで戦略を練っている状況です。

6月8日放送『北野誠のズバリ』では、進化する自販機をテーマにパーソナリティの北野誠と氏田朋子、オリンピア法律事務所の原武之弁護士がトークを展開しました。

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自販機でここまで売る?

最近、増加が著しいのが24時間営業の冷凍餃子販売。

コロナ禍の煽りを受けて飲食店が減っていく中、北野は以前こんなことを言っていました。

北野「いま銀行のATMってどんどん減らしてるじゃないですか。
ATMの空いたスペースって何すんねんって話で、(あまり広くないために)大したもんができないじゃないですか。

例えばどこかがセントラルキッチンを持ってて、そこで何かを売るんやったらまあ売るだけのもんで、キッチンとかが置けないから」

原先生「置けないですよね。水回りもないし」

北野「たぶんこれからATMの跡地で、2~4坪のスペースができた時に自販機が入ると思うんですよ。だって人いらんし」

有名店のラーメンも手軽に

冷凍餃子の販売が急激に増えたのは、冷凍技術が格段に進歩したことがあります。

昔は冷凍食品の自販機といえば、パーキングエリアなどにあったものですが、その時と比べれば味は格段にレベルアップ。

『週刊新潮』(新潮社)の記事によれば、渡り蟹をしょう油に漬けた韓国料理の「しょう油ケジャン」を販売している自販機もあるそうで、家に持って帰って電子レンジで手軽に調理ができるようになっています。

自分で作るには手間がかかるという料理を、24時間いつでも買って手軽に作れるというのは、大きなメリット。

また、全国の有名ラーメン店を集めた「ヌードルツアーズ」という自販機も人気を集めています。

パフェの自販機が人気

また、北野が面白いと思って注目しているのが、株式会社GAKUが手がけている缶詰パフェの自販機。

缶詰の器は透明になっているので中が見えるようになっていて、外からイチゴやクリームの層がキレイに重なっているのがわかります。

そのためにインスタ映えはバッチリで、スプーンですくって食べるようになっています。

見た目もさることながら、画期的なのが缶詰にしたこと。
持って帰る時に崩れる心配がないのが大きなポイントです。

せっかくおみやげにショートケーキを持って帰ったのに、帰り道の階段を上り下りする振動で家に帰ったら潰れていた経験はないでしょうか。
それが缶詰にしておくと形が崩れる心配はないですし、ひと目で何味かがわかるようになっています。

1人で食べやすいサイズということでおひとりさまにも人気ですし、オシャレということでおみやげにも好評とのことです。

今までのイメージを覆す自販機ですが、今後もあちこちで進化を遂げた自販機を見かけそうです。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2022年06月08日13時14分~抜粋

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