北野誠のズバリ

過去に大河ドラマのオファーを断った!女性お笑いコンビ

お笑いタレントなどがトーク番組でよく言う「NHKはギャラが安い」という件。

『東京スポーツ』の記事によると、NHKの出演料は民放より安いとは言われているものの、全国津々浦々のみならず海外でも放送されているため、知名度が大きく上がるのが出演者にとってのメリット。

そのNHKで、来年度から出演料を大幅に見直すという動きが出ているそうです。

5月19日放送『北野誠のズバリ』では、この記事を元にNHKに出演するメリットについて語りました。

[この番組の画像一覧を見る]

NHKのギャラが上がる?

NHKで現在問題となっているのが、『紅白歌合戦』やバラエティー番組、そして朝ドラや大河ドラマ以外のドラマ番組で、視聴率が低いということ。

民放と戦うためには出演料を見直し、魅力的なキャスティングをするしかないと考えているようだと、この記事では報じています。

いくら知名度を上げることができると言われても、すでに十分な知名度を持つ歌手や俳優にとっては、特にメリットを感じないということで、低く抑えられている出演料にメスが入るのではないかと言われています。

もし本当にNHKが出演料を民放並みに上げた場合、どうしてもキャスティングはNHK優先となってしまい、民放が常に2番手として扱われるのではないかという懸念もあるようです。

大河ドラマを断った理由

知名度が上がるメリットがあるというNHKの番組ですが、北野によると、過去になんと大河ドラマを断ったことがある女性お笑いコンビがいたのだそう。

北野「昔、ウチの松竹芸能に所属してたオセロの2人に大河のオファーが来た時に、もう亡くなった難波っていうマネージャーが、渋谷の放送局に呼ばれて。

こういう役ですけどって台本を渡された時に、難波が『大河って(撮影に)時間かかるでしょう?メイクしたり着物に着替えたり、下手したら1日何時間も取られて(出演が)2分とか3分でしょう?断ります』

そのまま放送局から出ていこうとしたら、NHKの人が3人通せんぼして『ちょっとすみません!話を聞いてください』って。

プロデューサーがその時『大河ですよ!』言うたのに、難波が『興味ないんで』って(笑)」

前代未聞のNG理由に、NHKの方もすぐに事態が飲み込めなかったのかもしれません。

その大河ドラマとは?

北野「その後、俺の番組に難波が来た時に、『今日誠さんね、NHKの人がしつこかったんですよ。

オセロに『大河出ろ、大河出ろ』って。断りましたけどね」

その難波さんに対し北野は、「よう断るなあ。アカンで。そんなん断るのオマエぐらいやで」とあきれたようなコメント。

その後、会社のさらに上の人がNHKに呼ばれ、出演することになったそうです。

その作品は2004年に放送された『義経』。

北野も当時観ていたそうですが、「確かにキャスティングに名前が書いてあったけど、でも2人とも着物着てメイクして、昔の雰囲気を出したら誰かわかりませんでした」とのこと。

そして、「亡くなった難波の判断の方が正しかったな」とまとめていました。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
この記事をで聴く

2022年05月19日13時15分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報