北野誠のズバリ

昔好きだった女の子から電話…男と女は難しい

4月28日放送『北野誠のズバリ』のメッセージテーマは、「今さらながら言いたいこと」。

その時は言えなかったのですが、あとから思い出して反論したいことや謝りたいことが、1つや2つはあるのではないでしょうか。

ここでは、ひさしぶりに連絡があった人から衝撃のひと言を放たれ、それに対して「今さらながら言いたい」というエピソードだけを集めて紹介します。

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仲良しだった友だちとの再会

進学や引っ越しなどで離れ離れになっても、友人関係が続くことはありますが、あるできごとをきっかけに、もろくも崩れ去ることがあります。

「中学校の友だちだったBくんに謝りたいです。

Bくんは小学5年の時、神戸から引っ越してきたのですが、性格も運動神経も良く、勉強もできるすごくいい奴で、すぐにクラスに溶け込んで仲良くなりました。

中学3年の時も同じクラスになり、家にもよく遊びに行きました。

高校2年の春休みの時、中学3年のクラス会の幹事を任されたので、みんなで岐阜の恵那峡ランドへ行くことにしました。

Bくんは(再び引っ越しをして)神戸在住だったけど、電話をして『みんなもおまえに来てほしいって言ってるから、ぜひ参加してくれよ』と言ったら、快く来てくれました」(Aさん)

ある日突然、手紙が…

幹事として、懐かしの友だちとの再会の場を作ったという役目を果たしたという良い話なのですが、この話には続きがあります。

「それから5年ぐらい過ぎた21歳頃、ある日Bくんからいきなり手紙が届きました。

クラス会以来会ってなかったけど、電話では時々しゃべっていたので、何だろうと思いながら手紙を取り出すと、そこには思いもよらない内容が書かれていました。

『5年前のクラス会の時、おまえは何と言って俺を誘ったんだ?

みんなも俺に来てほしいと言ってると言っていたのに、何だったんだ!あの有様は。

俺を歓迎するどころか、誰も俺が来ることすら知らなかったじゃないか!

おまえとはもう、縁を切りたい』

(クラス会が終わった後も)電話では何回も楽しく会話してたのに、何で今さらこんな手紙を送りつけてくるのか理解できず、若さもあり頭に血がカーッとのぼって、すぐにBくんに電話をかけて、『おまえみたいな女々しい奴は、こっちから縁切るわ!2度と関わってくんな!』と言って、受話器を叩きつけてしまいました。

あれから40年、今でもたまにこのことを思い出すことがあります」(Aさん)

5年後に怒りが爆発!

さらに続きます。

「あの時、Bくんが言った『みんなもおまえに来てほしいって言ってるから』というのは、僕がBくんに来てほしかったからリップサービスで言ってしまったことでした。

人気者のBくんだったら、当然みんなも来てほしいと思い込んでいました。

きっとBくんは『わぁー、Bひさしぶり!』と言われて大歓迎を受けると思っていたのが、思いのほか「あれ誰?ああBか。ひさしぶりやな」ぐらいで、(集まっていた人たちは)普通にしていたのでがっかりして、プライドを傷つけられてしまったのだと思います。

みんなはずっと友だちのままで何も変わっていなくて、以前の仲良しのままだったから、ふだん通りにしていたのだと思います。

そう説明すれば良かったのに、あんなに怒鳴ってケンカ別れしてしまって、今さらながらBくんに謝りたいと思っています」(Aさん)

Bさんは交通費も時間も使ってわざわざ来たのにガッカリしたと思いますし、Aさんは適当なことを言ってしまったのがまずいのですが、Bさんもなぜ5年も経ってからという疑問は残りますね。

どうしても納得がいかなかったのかもしれません。

好きだった女性からの電話

昔、好きだった人から電話が来るとドキドキしてしまいますが、お互いに結婚しているのであれば、何ともいえない状況ではあります。

「まだ20代の実家暮らしの時、家の固定電話が鳴ったので出ると、声の主は私が高校3年生の時に好きだった女の子でした。

当時、その女の子には他校の彼氏がいて、友だち以上恋人未満という関係でした。

卒業後、私は大学、彼女は有名企業に就職。

たまに会って話をする機会がありましたが、お互いに生活リズムが違うので、だんだん会うことがなくなりました。

すると、風の便りで彼女が(高校時代に付き合っていた)彼氏ではなく、同じ会社の人と結婚することを知りました。

それから時が過ぎて、私も社会人になって5年ぐらいが経ってから、その彼女から電話がかかってきて、『どうしたの?』と聞くと、思いもしない言葉をかけられました。

『実は私、あなたのことが好きだったの』とまさかの告白。

それを受け、うれしいような悲しいような気持ちになったのですが、私は『今さら何やねん。俺も結婚してるから遅いよ』と、なぜか突き放すことを言ってしまいました。

彼女も『そうだよね……ごめんね』と言って、電話は切れました。

あとから共通の友人から聞いた話では、旦那さんとうまくいってなかったようで、もしかしたら話を聞いてほしかったのかもしれません。

いろんな意味で、男と女って難しいなってあらためて思いました」(Cさん)

今はもう叶わない恋愛…では終わらない

お互いに結婚していて、あの時にはもう戻れないというすれ違いの恋愛感情という話ですが、パーソナリティーの山内彩加アナウンサーは、ここで美しく話を終わらせません。

山内は「なんで女性に相談するんじゃなくて、好きだった人に相談するんだろうと思いましたけどね。女の子の友だちとかいないのかなと思いましたけどね」と厳しく指摘。

あざとい女性には厳しい山内に対し、「そらそやねんけど、そう言うたら面白くないやん」と、こういったできごとが人生の面白さに発展するかもしれないと語る北野。

そんな人生の面白さはダメだと否定する山内ですが、このエピソードも女性側と男性側では見方がまったく違いそうです。
(岡本)
北野誠のズバリ
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2022年04月28日15時36分~抜粋

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