『北野誠のズバリサタデー』、話題の人にインタビューする「ズバリこの人に聞きたい」のコーナー。
3月26日の放送では、竹製のトロンボーンを制作し演奏しているSEIGO (セイゴ)さんをゲストに招き、お話を伺いました。
岐阜県中津川市在住のSEIGOさん。25年ほど前から金管楽器のトロンボーン「誠五音(せいごおん)」を竹で創作し、演奏活動を行っています。
オリジナル竹製トロンボーン「誠五音」の音色を世界へ。音楽家SEIGOの挑戦
きっかけはヨーロッパの大道芸人
SEIGOさんは中学校の吹奏楽部でトロンボーンを始め、音大へ入学しました。
スイスのジュネーブで開かれたコンクールにも参加したものの、残念ながら一次予選敗退。その後ヨーロッパ各国を1か月ほど放浪していた時に、音楽を楽しむ大道芸人を見て感銘を受け、「私も自分の音楽を作りたい。自分を表現できるものができないか」と思い至ったといいます。
帰りの飛行機で、以前ラジオから流れてきた尺八の音を思い出し、帰国後すぐに尺八の先生に習いに行ったというSEIGOさん。
「なんでトロンボーンやなかったんですか?急になんで?」と疑問を持った北野誠に、SEIGOさんは「日本の心ですかね。心に響きまして」と笑います。
先生から尺八の演奏と作り方を教えてもらったのち、それを応用して尺八とトロンボーンをミックスした誠五音を作り始めたそうです。
スイスのジュネーブで開かれたコンクールにも参加したものの、残念ながら一次予選敗退。その後ヨーロッパ各国を1か月ほど放浪していた時に、音楽を楽しむ大道芸人を見て感銘を受け、「私も自分の音楽を作りたい。自分を表現できるものができないか」と思い至ったといいます。
帰りの飛行機で、以前ラジオから流れてきた尺八の音を思い出し、帰国後すぐに尺八の先生に習いに行ったというSEIGOさん。
「なんでトロンボーンやなかったんですか?急になんで?」と疑問を持った北野誠に、SEIGOさんは「日本の心ですかね。心に響きまして」と笑います。
先生から尺八の演奏と作り方を教えてもらったのち、それを応用して尺八とトロンボーンをミックスした誠五音を作り始めたそうです。
竹の伸び縮みで音を出す
尺八は5つの穴を開けたり塞いだりして音の高さを変えますが、誠五音は竹を伸び縮みさせ
て音を出します。
最も短くて1mほど、伸ばすと2m以上にもなる長い楽器です。
マウスピースは竹の根を加工して作った10cmくらいのもの。誠五音の吹き口のところに差し込んで使います。
「ちょっと音を鳴らしてみてください」という北野のリクエストで、いよいよ誠五音の演奏が始まります。
て音を出します。
最も短くて1mほど、伸ばすと2m以上にもなる長い楽器です。
マウスピースは竹の根を加工して作った10cmくらいのもの。誠五音の吹き口のところに差し込んで使います。
「ちょっと音を鳴らしてみてください」という北野のリクエストで、いよいよ誠五音の演奏が始まります。
和風ドレミファソラシド?
「ブォー」とかすれた音がスタジオに響きます。尺八にも似た、豊かで膨らみのある不思議な音です。SEIGOさんいわく「祈りのような感じ」のメロディでした。
続いて北野から「ドレミファソラシド」のリクエストがあり、再びSEIGOさんが誠五音を奏でます。
高く外れがちなドレミファソラシドに、「今のがドレミファソラシドなんか!」と思わず笑ってしまう北野。
大川豊総裁が「和風のドレミファですよ!」とフォローするも、「世界一オンチな…」と自虐するSEIGOさん。
続いて北野から「ドレミファソラシド」のリクエストがあり、再びSEIGOさんが誠五音を奏でます。
高く外れがちなドレミファソラシドに、「今のがドレミファソラシドなんか!」と思わず笑ってしまう北野。
大川豊総裁が「和風のドレミファですよ!」とフォローするも、「世界一オンチな…」と自虐するSEIGOさん。
「タケップダンス」って?
SEIGOさんは現在、YouTubeで「タケップダンス」という動画を発表しています。
竹で作ったタップシューズ「タケップシューズ」に、いろいろな長さの竹筒をはめ、それを踏み鳴らして伴奏にしながら誠五音を吹きならすものです。
竹楽器の制作は竹を掘るところからスタート。火にあぶって油と水分を抜き、天日干しをしてから2~3年寝かせてから、切ったり削ったり繋いだりして制作をするそうです。
楽器の内側と外側には、うるしを何層にも塗ってあるといいます。
出来が悪いものは処分しているため、現在ある誠五音は10本ほどなんだとか。
北野「竹で作るストラディヴァリウスみたいな感じですね」
SEIGO「1,000年くらい持ってくれたらいいな」
竹で作ったタップシューズ「タケップシューズ」に、いろいろな長さの竹筒をはめ、それを踏み鳴らして伴奏にしながら誠五音を吹きならすものです。
竹楽器の制作は竹を掘るところからスタート。火にあぶって油と水分を抜き、天日干しをしてから2~3年寝かせてから、切ったり削ったり繋いだりして制作をするそうです。
楽器の内側と外側には、うるしを何層にも塗ってあるといいます。
出来が悪いものは処分しているため、現在ある誠五音は10本ほどなんだとか。
北野「竹で作るストラディヴァリウスみたいな感じですね」
SEIGO「1,000年くらい持ってくれたらいいな」
地面すれすれの『コンドルは飛んでいく』
続いて、大川総裁から『コンドルは飛んでいく』のリクエスト。
吹いてから「コンドルが…低空飛行の感じ」と自ら表現するSEIGOさんに、「獲物を狙ってる感じがありましたね!」と大川総裁。
北野「コンドル低かったよ、今!」
SEIGO「地面すれすれ」
大川総裁「新しい『コンドルは飛んでいく』を見ました!」
北野「コンドルは今、何かに食われましたよ!」
SEIGO「弱肉強食(笑)」
誠五音バージョンの『コンドルは飛んでいく』に、一同大盛り上がりです。
吹いてから「コンドルが…低空飛行の感じ」と自ら表現するSEIGOさんに、「獲物を狙ってる感じがありましたね!」と大川総裁。
北野「コンドル低かったよ、今!」
SEIGO「地面すれすれ」
大川総裁「新しい『コンドルは飛んでいく』を見ました!」
北野「コンドルは今、何かに食われましたよ!」
SEIGO「弱肉強食(笑)」
誠五音バージョンの『コンドルは飛んでいく』に、一同大盛り上がりです。
究極の音、魔法の音楽
コロナ禍のため、最近はライブ活動は行っていないものの「世界中どこでも声がかかれば行きたい」と意欲を燃やすSEIGOさん。
「竹のオリジナル楽器を追及して、究極の音や魔法の音楽を生み出せれば。世界中できるだけ多くの人に聴いていただいて。『生きててよかったな』と思ってもらえるような音や音楽を目指していきたいと思っています」と、今後の豊富について語ってくれました。
ここで北野と大川総裁から「得意な曲をお願いします!」と、最後のリクエスト。
ブォーブォーという独特な音が激しく上下する、まったく新しい音楽です。
大川総裁「『殿!謀反が起きました!』」
北野「早馬が来そうな感じでしたね」
誠五音は、従来のメロディの枠には収まりきらない斬新な楽器のようです。
SEIGOさんの活動は、HPでチェックできます。
検索サイトで「タケップダンス」「誠五音」で検索してみてください!
(minto)
「竹のオリジナル楽器を追及して、究極の音や魔法の音楽を生み出せれば。世界中できるだけ多くの人に聴いていただいて。『生きててよかったな』と思ってもらえるような音や音楽を目指していきたいと思っています」と、今後の豊富について語ってくれました。
ここで北野と大川総裁から「得意な曲をお願いします!」と、最後のリクエスト。
ブォーブォーという独特な音が激しく上下する、まったく新しい音楽です。
大川総裁「『殿!謀反が起きました!』」
北野「早馬が来そうな感じでしたね」
誠五音は、従来のメロディの枠には収まりきらない斬新な楽器のようです。
SEIGOさんの活動は、HPでチェックできます。
検索サイトで「タケップダンス」「誠五音」で検索してみてください!
(minto)
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