北野誠のズバリ

漬物とチョコのコラボ?いま注目の山形の名産品

『北野誠のズバリ』の「聞きたい知りたいもらい隊」は、全国各地で人気のスイーツや話題の絶品グルメなどを紹介するコーナー。

3月22日の放送では、「山形にチョコのたくあんがあるらしい」という情報を聞きつけた番組が、お店の方にお話を伺いました。

たくあんって、あの漬物の?果たしてチョコと合うのでしょうか。

晩菊本舗三奥屋の常務取締役、近さんに電話でお話を伺いました。

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漬物屋さんが考案

三奥屋は菓子店ではなく漬物店です。

ちなみに山形県は京都府に次いで漬物が特産の県となっています。
山形での漬物の名物はおみ漬、青菜(せいさい)漬、赤かぶ漬で、三奥屋さんの看板商品は「晩菊」、菊の花びらと山菜や野菜など、10種類の素材を1、2年漬け込んで熟成させたものです。

晩菊も気になるところですが、本題はたくあんとチョコのコラボ。
いったいどんな商品なのでしょうか。

近さん「社長と営業とみんなで考えました。名前だけで想像されると、黄色いたくあんを想像されると思いますが、それではなくて、大根を砂糖漬けにしまして、干して乾燥して中がゼリーのような状態になったものに、チョコレートをトッピングしました」

外観はチョコレートでくるまれているわけではなく、3分の2ほどがかかっていて、これは持ちやすいようにしたとのことです。
 

違和感がなくなる?

まだ違和感はぬぐえませんが、とにかく食べてみないと始まりません。

スタジオに運ばれてきた「たくあんチョコレート」をパーソナリティの北野誠、佐藤実絵子と、松原タニシの3人で実食することに。

北野「あっ!これは想像してたんと全然違う。甘いたくあんや」

近さん「少し爽やかな酸味があると思うんですが」

北野「酸味がすごい」

佐藤「でもチョコがかかってるところだけ食べたら、たくあん、大根って気づかないですね」

北野「全部食べたら、絶妙なハーモニーになってるよ。面白いわ、もう1枚食べたなる」

佐藤「食感が不思議ですね。全然たくあんじゃない」

近さん「お野菜なので繊維もございますし、中がゼリーのような状態ですので、半分柔らかい感じですね。

爽やかさはレモン果汁ですね、そちらを砂糖漬けの際に一緒にしておりますので、そういった風味が出てきます」

市販のたくあんとチョコを買ってきて一緒に食べても、もちろんこの味にはならないため、三奥屋にしかない逸品です。
 

最初は大不評だった!?

変わった商品の「たくあんチョコレート」ですが、開発のきっかけは若い人にも漬物に親しんで欲しいという思いからだったそうです。

近さん「山形県には上山(かみのやま)市というところがあり、こちらは沢庵和尚とゆかりのある土地でして、諸説ではたくあん発祥の地ともいわれております。

山形の新しいお土産として、あとは若い方にも興味を持っていただきたくて開発しました」

実際に食べてみると、お茶受けやコーヒーにピッタリなのはわかるのですが、販売当初はどのような反応だったのでしょうか?

近さん「名前から拒絶されるお客様もいらっしゃいましたし、興味を持って手にしていただいて、食べてみれば意外においしいと言われまして、さまざまな世代の方からご好評いただいております」

こればかりは実際に食べてみないとわかりません。山形に寄られる際は手に取ってみてはいかがでしょうか。
(岡本)
 
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2022年03月22日14時12分~抜粋

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