北野誠のズバリ

全国で唯一の桑酒を使ったアイスは絶品!

『北野誠のズバリ』の1コーナー「聞きたい知りたいもらい隊」では、お取り寄せしたくなるような全国各地のスイーツや絶品グルメなどを紹介しています。

3月1日の放送では、番組宛てに届いた「滋賀に桑酒のアイスがあるらしい」という情報を聞きつけ、お店の方にお話を伺いました。

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桑酒ってどんなお酒?

アイスを製造しているのは滋賀県長浜市にある山路酒造さんで、日本で唯一桑酒を造っているそうです。

お話を伺ったのは山路酒造の女将、山路祐子さん。

創業が1532年(天文元年)と、もうすぐ500年を迎える老舗中の老舗で、織田信長が生まれる2年前から製造していて、日本でも4、5番目に古い酒蔵を持っているそうです。

そもそも桑酒自体になじみがないのですが、どのようなお酒なのでしょうか。

山路さん「桑酒は桑の葉を漬け込んだリキュールなんですけど、酒蔵のある木之本は昔から養蚕が盛んな地域で、周り一面桑畑だったそうなんです。

『その桑を使って作ると、甘くて香ばしいお酒ができる』という夢のお告げで造られたといわれているお酒なんです」
 

桑酒を使ったアイスはどんな味?

そんな神秘的な桑酒で、なぜ今、アイスを作ろうと考えたのでしょうか。

山路さん「そんな桑酒を初めて飲んだ時から、このお酒をアイスにしたら絶対おいしいという直感があったんですけど、なかなかタイミングが合わなくて、今までできなかったんです」

桑酒特有の甘みから、思いつかれたようです。

甘みのあるお酒といえば梅酒が思い浮かぶものの、こちらは氷砂糖を入れて甘くなっているものですが、桑酒は砂糖などの甘味料は一切使わず、もち米を麹と一緒に漬け込み、麹の働きで糖化した自然の甘みが得られるとのことです。

そしてできあがったのが、「桑酒じぇらーと」ですが、ここでパーソナリティの北野誠と佐藤実絵子、松原タニシの3人がスタジオにて実食。

北野「あっ!おいしい。つぶつぶとした舌触りもすごくいい」

桑酒はみりんの製法で造られるためにみりん粕もできるのですが、それによってコクが加わり、もち米と麹の甘みが広がります。

お酒の風味も残しながら、甘いのにさっぱりとした味わいで、まさに大人のスイーツという逸品です。
 

コーナーの最後は

普通のコーナーであれば、ここで「桑酒を使ったアイスは、大人のスイーツでした」といって締めるところですが、このコーナーでは、お店の方から番組を聴いているリスナーに提供していただくことになっています。

今回は「桑酒じぇらーと」2個セットを何名様に提供していただけるのでしょうか。

山路さん「3名様と思っております」

北野「山路酒造さんは他にどんなお酒を造ってはるんですか?」

山路さん「他に清酒で北国街道という日本酒も造っております。

ちょうど新酒の時期ですので、しぼりたての無濾過の生酒とかもあります」

……と、ここで北野の「たくさん宣伝されましたので、5名様にさせていただきます」という強引なたたみかけで、プレゼントは2名分増えていました。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2022年03月01日14時12分~抜粋

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