北野誠のズバリ

味が全く違う!クラフトコーラにブームの兆し

クラフトビールと聞くと、世間で広く売られているビールと比べてクセがあったり、地方によって独自性のあるビールというイメージが強いもの。

クラフトとは「技巧」や「手づくり」という意味ですが、クラフトビールには小規模で作られるという意味が含まれています。

そんなクラフトが付く飲み物で、今、ビールではないものが流行りそうとのこと。

1月5日放送『北野誠のズバリ』では、パーソナリティの大橋麻美子が「クラフトコーラ」について、あれこれと調べてみました。

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自分でコーラが作れる

意外と知られていないのが、コーラの原料。

実は数種類のスパイスと砂糖とレモンに水というシンプルな構成ですが、元々は1886年にアメリカ・ジョージア州の薬剤師、ペンバートン氏がシロップを作り、炭酸と混ぜ合わせたものが始まりとされています。

材料さえあれば家庭でも作れるということで、まず大橋が紹介したのは、HELLO MY BLENDさんが販売している自作のキット。

キットの中身は、シナモンスティック、カルダモン、ホールブラックペッパー、乾燥ジンジャーに国産のきび砂糖という構成。

さっそく大橋が家でコトコト煮込んで作ってみましたが、その作っている様子は何やら怪しげな物を作っている雰囲気、謎の薬を調合しているかのようです。

シナモンスティックなどを砕き、水と砂糖を入れた鍋に入れて、沸騰しないようにじっくりと煮込むという方法で簡単にできます。

そうしてできたシロップを1:4で割ることで完成となります。
 

味が全く違う!

次に紹介するのは、成城石井で売られているクラフトコーラ。
こちらはそのまま飲めるタイプで、グレープフルーツやオレンジ、ケイヒエキス、シナモンなどが含まれています。

ここで北野と原武之弁護士が飲んでみましたが、市販のコーラに慣れているからか、スパイスの強さからかなりの違和感を覚えるよう。

北野「ウイスキーと混ぜたりするのがええかもしれん」

大橋「私もハイボールにしてみておいしかったんですけど」

クラフトコーラならではのテイストを感じたい方や、お酒と割って飲むとおいしそうです。

次に大橋が作った方のコーラを飲んでみると……。

原先生「こっちの方がコーラです」

大橋「炭酸と1:4で割ったんですが、他にもいろいろ飲み方があって、ジンジャーハイボールとか、ビールと混ぜるとシャンディガフになったり。

アルコールばかりでなく、紅茶とミルクにコーラシロップを入れると、スパイスでチャイみたいになるんですね」

コーラそのものとしての楽しみ方だけではなく、他の飲み物と合わせてみたり、カレーの隠し味やソースなど、料理にも使えるそうです。
 

クラフトコーラブームのきっかけ

クラフトコーラブームの火付け役となったのが、東京にある「伊良(いよし)コーラ」。
世界初のクラフトコーラ専門店で、コーラマニアのコーラ小林さんが代表を務めています。

コーラ好きが高じて自分で作るまでに至るのですが、祖父が和漢方職人で工房があったという環境も手伝って、2018年に移動販売車で販売し始め、今やお店を構えるまでになっています。

店舗は東京のみですが、全国でも一部の店舗で伊良コーラが販売されています。

コーラというと「某2大メーカーの物しか知らないし、どれも同じじゃないの?」と感じられるかもしれませんが、テイストの違いを体験してみてはいかがでしょうか。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2022年01月05日14時43分~抜粋

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