北野誠のズバリ

「これぐらいやってよ」プロの技術をタダで利用しようとする人々

専門的な職業スキルを持った人が、単なる知り合いというだけでタダでサービスを頼まれてしまい、モヤモヤするという場面が少なくないそうです。

11月15日放送『北野誠のズバリ』では、パーソナリティの北野誠と松岡亜矢子、シンガーソングライターの河原崎辰也の3人が、情報サイト『マネーポストWEB』(小学館)の記事を元にトークを展開しました。

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「ちょっとぐらい」が危険

例えば美容師の場合「ちょっと前髪を切って欲しい」と言われたり、マッサージ師だと「ちょっと揉んでくれない」と言われたり。

専門的なスキルにも関わらず、頼む側からすると「ちょっとぐらいならやってもらってもいい」という考えがあるようです。

この「ちょっと」という表現と、サービスが形に見えないものというのが、クセモノのよう。

また、ネットではタダでイラストを頼んだりする行為も、時々SNS上で問題になっています。

そして、この番組『ズバリ』でも昔、ちょっと同じようなエピソードがあったようです。

北野「昔パーソナリティが、レギュラー出演している弁護士に物事を相談した時に、タダや思てたのはビックリしましたけどね。

『深く相談するんやったら、ちゃんと事務所行って相談して、お金払わなアカンで』って。

そしたら『エッ、弁護士って相談して金取るんですか?』」

松岡「たまに無料相談ってあるけど」

河原崎「裁判やって、勝った時しかお金を取らないって思ってたかもしれない」

実際に弁護士のところに行くような経験がないと、相談だけでもお金がかかるということは、意外と知られていないかもしれません。
 

芸能人はつらいよ

つい気軽に頼みがちで、私たちも気をつけなければいけませんが、芸能人などはそれこそ気軽に頼まれがちです。

北野「街中で『辰兄ぃ、ちょっと今日俺寂しいから、盛り上げる曲歌って』」

松岡「ミュージシャンの方とか、言われがちですよね!」

河原崎「この業界、めちゃくちゃあると思いますよ。しゃべれる方は司会とか、ちょっと盛り上げてとか。『面白い話2、3個、パパッと!』とか」

北野「それは俺も、若い頃ようあった」

松岡「食レポしてとか、すごい言われます」

特に芸能関係の仕事だと、「好きでやっていること、あるいは遊びでやってることなんだから、タダでやってもいいだろう」と思われてしまうようです。

歌手が歌う場合は、歌う場をむしろ提供してあげていると思われてしまうことすらあるのだそう。

松岡「『この人がシンガーソングライターで、聞いてあげて』って」

河原崎「なんか俺が『申し訳ないです。歌わせていただきます』みたいな。
『こんな場を提供していただいて、ありがとうございます』って」

頼んできたのが親しい友達で、自分が納得するのであればまだしも、ママ友やちょっとした知り合いなどから気安く頼まれた場合は、注意が必要なようです。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2021年11月15日13時18分~抜粋

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