北野誠のズバリ

立浪新監督でドラゴンズ復活なるか?1軍スタッフにも要注目!

10月29日、中日ドラゴンズの新監督にOBの立浪和義さんが就任。

立浪さんは記者会見で「とにかくチームを強くすることが、与えられた使命。1人でも多く足を運んでもらえる魅力あるチームを作りたい」と、チームの再建について語りました。

10月31日時点で5位と残念な結果となっていて、立浪新監督への期待が高まっています。

11月1日放送『北野誠のズバリ』では、パーソナリティの北野誠と松岡亜矢子、そして『ドラ魂ナイト』のパーソナリティの戸井康成がトークを繰り広げました。

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1軍スタッフの顔ぶれにも期待

戸井は立浪さんの起用について「最後の切り札」と表現し、日本ハムの栗山監督やソフトバンクの工藤監督のような長期政権を期待すると語りました。

また、早くも1軍スタッフも発表されましたが、ヘッドコーチ兼投手コーチに落合英二さん。

同じく投手コーチに大塚晶文さん、打撃コーチに中村紀洋さんと森野将彦さん。

内野守備走塁コーチに荒木雅博さん、外野守備走塁コーチに大西崇之さん。

バッテリーコーチが西山秀二さん。

戸井はこの布陣について、「ネットでも話題になっていたような、だいたい想像がつくような顔ぶれ」と評しました。

落合さんは現在、韓国プロ野球で二軍監督を務めていますが、呼び戻しての起用。

この起用については、立浪さんは深い絆でつながっているので、かつての落合博満監督と森繁和ヘッドコーチの関係のような感じ、と戸井が表現しました。
 

チーム強化の策は?

また、中村さん以外は全員コーチ経験者で安定の起用ですが、戸井がここで注目するのが、打撃コーチの中村さんと森野さん。

これまでの打撃コーチは、栗原健太さん、村上隆行さん、パウエルさんと、すべて右バッター。

今回は右の中村さんと左の森野さんでバランスが良いということですが、「とにかくドラゴンズは打たなアカンから」と、戸井は特に打撃の強化が必要と力説しました。

というのも、今季のドラゴンズは打率、打数、得点、安打数がいずれも最下位(10月31日時点)。

立浪さんも「本当にレギュラーと呼べる選手は、4、5年以上規定打席に立っているビシエドと大島2人だけ」と厳しい見方をしていて、まずは今の選手の中で競争させる方針のようです。

10月31日放送の『サンデードラゴンズ』(CBCテレビ)に立浪さんが出演した際も、「トレードやFAなどは今のところはせずに、現在の戦力の中で競争をして底上げを図る」ということを語られていたとのことです。
 

西山さんの起用はなぜ?

ここで戸井が、このコーチ陣の中で唯一気になった方がいるとコメントしましたが、それは、バッテリーコーチの西山さん。

ドラゴンズのOBというわけではなく、あまりつながりがないように見えるのですが、それには理由があると語ります。

戸井「立浪さんがいたPL学園の、2つ上の学年に桑田(真澄)さんがいたんですね。
桑田さんと西山さん、中学が一緒なんですね。

……以上です、情報は」

バナナといったら黄色い、黄色いといったらレモンという、『マジカルバナナ』のようなつながりですが、今回の起用に桑田さんが一役買ったというわけではありません。

ともかく、立浪新監督による新しいドラゴンズ体制、来季に期待が高まります。
(岡本)
 
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2021年11月01日13時16分~抜粋

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