北野誠のズバリ

パンにピッタリ!新鮮な卵を使ったジャム

パンに塗って食べるジャムは何を原料にしているかといえば、果物。

当たり前のことですが、当たり前ではないジャムが三重県で生産されているそうです。

8月3日放送『北野誠のズバリ』の1コーナー「聞きたい知りたいもらい隊」では、話題となっている変わり種のジャムについて紹介しました。

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卵屋さんが作った新商品

そのジャムを販売しているのは、三重県鈴鹿市にある卵屋、エッグハウス川北。
取締役の川北優介さんにお話を伺いました。

商品名は『たまごジャム~レモン風味~』で、卵の濃厚なコクと優しい甘さに、レモンの酸味が絶妙にマッチする新味覚の商品です。

商品が生まれたきっかけについて、川北さんは「簡単にいうとうちの経営が苦しくなってきたため」と、いきなりぶっちゃけ。

現在、卵の消費量に対して、生産量はほぼ100%と十分行き渡っている状況。

薄利多売の商売になってしまい、大手でなければ利益が出せない構造となっている上、コロナ禍で飲食店の売り上げが減るなどして、大変な状況となっています。

「大手と同じことをやっていてもいけない」と思い、新商品の開発を行ったそうです。
 

甘みと酸味が絶妙!

ここで、スタジオに届いた商品をパンに塗って、北野と山内彩加アナウンサー、事故物件住みます芸人の松原タニシ、3人が実食してみました。

山内「ちょっとカスタードみたいだけど、レモンの味もしっかりしてて、後で卵の風味しません?」

北野「おいしい!レモン入れてるの正解ですね」

松原「でも、たまごサンドのような感じもするし」

三者三様の感想ですが、今までにない新しい感覚のよう。

ここに至るまで、商品開発も苦労されたようです。

川北さん「最初、作り始めた時はカスタードみたいにしてしまって。

そうすると何も新鮮味がないので、何かないかなと思ってレモンを入れたら、すごくおいしくなったので」

レモンを入れるとしても、分量の調整がまた難しそうです。

川北さん「最初はこれぐらいかなって感じで適当に入れるんですけど、それだとやっぱり(仕上がりが)微妙だなっていうので、分量は1年ぐらい試行錯誤しましたね」

パン以外ですと、ヨーグルトに混ぜたり、オリーブオイルや塩こしょうを入れると高級フレンチドレッシングのようにも使えるとのことです。
後味が爽やかで、北野も絶賛していました。

最後はコーナー恒例の

卵をふんだんに使った贅沢なジャムですが、このコーナーはタイトルに「もらい隊」と付いているように、番組からプレゼントをするため、お店から商品をもらおうという企画ですが、何名様へのプレゼントとなるのでしょうか。

川北さん「結構良いものですので、ちょっと1名様でお願いしたいなと…」

先程、経営が苦しくなってきて、新商品の開発をしたという話を聞いたばかりですが…。

北野「どうでしょうかね。経営の屋台骨を揺らがすように3名様ということで」

さすがにジャム2個で経営の危機は訪れませんが、最後にあらためて川北さんのご厚意により、3名への提供となりました。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2021年08月03日14時12分~抜粋

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