北野誠のズバリ

40歳を迎えた「ガリガリ君」。次なる一手はまさかの「ドラマ化」?

夏に欠かせないおやつといえば、ヒンヤリ冷たいアイス。アイスといえば「ガリガリ君」を真っ先に思い出す人も多いのではないでしょうか。

7月16日放送の『北野誠のズバリ』では、『日経新聞』などの記事から、今年40歳を迎えた「ガリガリ君」を取り上げました。

「ガリガリ君」を販売しているのは赤城乳業株式会社。「赤城」といいつつ群馬県の赤城山とは無縁。「乳業」といいつつ牛乳は販売していないなど、なんとも冗談のような社名の会社です。

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元々は「ガリガリ」だった

今では年間4億本を売り上げる「ガリガリ君」が登場したのは、今から40年前の1981年。

元々は「こどもがガリガリ食べるから」という理由で「ガリガリ」という名前でしたが、社長の鶴の一声で「ガリガリ君」に変更となりました。

この時、今では誰もが知る、あのイメージキャラクターも誕生。五分刈りのワンパクなガキ大将をイメージした「ガリガリ君」です。

このガリガリ君が、こどもたちのハートに見事ヒット!それでも年間の売り上げが1億本に達するまでは、20年近くの年月がかかりました。
 

キャラクタープロモーション

しかし、その翌年にはまたしても1億本を下回ることに。ここで「ガリガリ君のキャラクター価値を高めよう!」と、総合戦略へと路線を変更したのです。

さまざまな企業・商品・イベントとコラボする「ガリガリ君プラットフォーム構想」を立ち上げ。さらに「ガリガリ君」のキャラクターを売り出すため、東京・青山に芸能プロダクションも作りました。

「夏休み」と「ガリガリ君」を良い思い出に結びつけるプロモーションを展開し、「ガリガリ部」として、携帯カバー、文房具、入浴剤、ガチャポンを販売し、キャラクターを全面に打ち出しました。
 

大好きだった「コーンポタージュ味」

「ガリガリ君」は、「絶対アイスに向いていないだろう」と思われる味をアイスにした「変な味シリーズ」でも知られています。

北野誠のお気に入りは「コーンポタージュ味」。

「ウソやん、こんなんウマいか?」と最初は半信半疑だった北野でしたが、結果「イケるなあ。なんともいえない塩味がすごくおいしい」と、すっかりファンになってしまったようです。

「もっぺん出してくれへんかな」と、コーンポタージュ味の再販を熱望する北野。
 

セブン-イレブン社長、激おこ?

わずか76円のアイスキャンディーに、画期的な作戦で常に勝負に出ている赤城乳業。しかし中には大失敗もあったようです。

それは「ナポリタン味」。

セブン-イレブンからすぐに姿を消したため、その当時「あまりの不味さにセブンイレブンの社長を怒らせたのでは」という都市伝説が流れたほどでした。

取材を受けたセブン-イレブン側は「いやいや、ただ単に売れなかったのでやめただけです」とコメントしています。
 

企業努力に感心!

「グレープフルーツ味」と「なし味」をよく買うという片山淳子。

スーパーのアイス担当のお兄さんが「ガリガリ君の新しい味、入りましたよ!」と教えてくれるほど、片山家のガリガリ君好きが浸透しているよう。

最近ではチョコチップ入りの「チョコミント味」も登場しています。

「いろいろ勝負してんねんなー」と、赤城乳業のチャレンジに脱帽する北野。

「こういう企業を見ていると、アイデアって大事で。『いっぺん作ってみようや!』『イケるやん!』っていう、そのへんの企業努力がすごいな」と感心しきりです。
 

『下町ロケット』風ドラマ化?

「『下町ロケット』風のドラマを作ってほしいですね!」という片山の提案に、「そうやね」と乗り気の北野。

北野「『ガリガリ君、誕生秘話』」
片山「そうそう、観る観る!夜な夜な観るよ!」

「ガリガリ君をドラマに」

赤城乳業に、次なる一手のヒントを与えたかもしれない?2人でした。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2021年07月16日13時14分~抜粋

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