北野誠のズバリ

紺野ぶるまが芸人を目指したきっかけはまさかのアノ人!

紺野ぶるまの著書『「中退女子」の生き方 腐った密柑(みかん)が芸人になった話』(廣済堂出版刊)が5月27日に発売されます。

この本は、高校中退、中退後の生活、親との関係、恋愛・結婚など、紺野のこれまでの人生を赤裸々に書いたエッセイです。

5月6日放送の『北野誠のズバリ』では、紺野が高校中退後に芸人を目指した理由や、松竹芸能を選んだ理由について語りました。

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ニート、ひきこもり、ギャル

「GWも開けまして、いろんなことがある中。本を読んで癒されたい、そんな風に思ってるんじゃないでしょうか」と切り出した紺野。

「何やろ、この人。なんか嫌な予感がするぞ」と、北野誠は野生のカンが働きます。

この日、紺野が語りたかったのは、自身のエッセイ本『「中退女子」の生き方 腐った密柑(みかん)が芸人になった話』について。

紺野は高校2年、17歳の時に高校を中退し、その後ニート、ひきこもり、ギャルとなって生きていました。

飯島愛さんの『プラトニック・セックス』が大好きで、「いつか自分も本を出して、この経験を紹介したいな」と思っていたという紺野。

現在34歳。高校を中退したときから2倍の時間を生きて、念願のエッセイを出すことになったのです。

退学の経験、芸人になってからウケた話、コンプレックス、恋愛・結婚、後輩に嫉妬してしまうときの対処法などを、1年の年月をかけて赤裸々に書き上げました。
 

先生から「腐ったみかん」

中退した理由について、「集団生活が苦手だった」と紺野。

紺野が通っていたのは、校則の厳しい私立の女子高。先生の言うことは聞かない、校則はすべて破る、先生にツバを吐くといった行動を繰り返し、親との関係も良くありませんでした。

あるとき、先生から「腐ったみかん。あなたがいると学校に悪影響なのでやめてください」とハッキリ言われてしまったといいます。

元々、小学校の頃から机に座って勉強するのが苦手だった紺野。それでも「周りもがんばってるし、がんばらなきゃ」と、そんな自分を抑え込んでいました。

転機が訪れたのは高校生の時。電車通学で「解放されてしまった。無理しなくていいんだ」と悟ったといいます。

「それでよく芸人になろうとしたね」と、驚く北野。
 

「こんな大人になりたかったんだ!」

中退後、婦人科系の病気で入院したり、交通事故にあったりと、紺野に不運が続きます。そんな不安定な時期、紺野はテレビで人生を変える衝撃の映像を目にしたのです。

それは『爆笑レッドカーペット』で見た、くまだまさしさんと鈴木Q太郎さんの「ブルマ」のネタでした。

その瞬間、「あっ、私はこんな大人になりたかったんだ! 自分のやりたいことを正々堂々、ルールにのっとってやってるのが、すごいかっこいい!」と心を打たれた紺野。

「やってることはめちゃくちゃでも、自分のやりたいことで人を喜ばせてるっていうのに感動してしまって。こんな生き方あるんだ!」と、お笑いに目覚めたのです。

芸人の養成所をいろいろ調べた結果、費用が最も安かった松竹芸能を選んだという紺野に、「それがウチの罠なんやけどね」と北野。

「松竹の養成所に入った理由は、みんな『安かった』っていう理由だから。結構、実家が貧乏な人が多いんです」と紺野。

他の養成所は、コースによって20~50万円も違う場合もあるんだとか。
 

リリカル?謎掛け

それではいつもの謎掛けです。北野からのお題は「エッセイ」。

「芽吹きました! エッセイと掛けまして、じゃあ、えーとちんこと解きます」

その心は?

「どちらも筆をおろしてから完成されるまで、意外とあっという間でしょう!」

紺野「どうですか?」
北野「文学的なのか文学的でないのか」
紺野「ちょっとね、リリカルにしてみました」

『「中退女子」の生き方 腐った密柑(みかん)が芸人になった話』廣済堂出版から5月27日に発売です。
(minto) 
 
北野誠のズバリ
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2021年05月06日14時42分~抜粋

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