北野誠のズバリ

なぜ今?懐かしの飲み物が大ブレイク!

コロナ禍で私たちの生活は一変しましたが、家庭向け飲み物の売れ筋商品も変えているそうで、ポイントは「健康志向」のようです。

3月2日放送『北野誠のズバリ』の「佐藤実絵子の世界まるみえこ」コーナーでは、最近売れてきている飲み物について取り上げました。

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SNSから火がつき

昨年夏から話題となっている飲み物が、ネスレ日本から販売されている麦芽飲料『ミロ』。

昔からある有名な飲み物ですが、鉄分が含まれていて、毎日飲むと身体の調子が良いとSNSで話題になってから売れていき、昨年12月には売れすぎていったん販売休止になったほど。

ただ、3月6日は語呂合わせでミロの日になっているそうですが、この日あたりから販売を再開するとのこと。

また、ミロの好調ぶりを受けてか、ココアの売れ行きも良いそうです。

ココアはホットのイメージが強く、例年だと冬が終わるとスーパーの売り場が縮小されるそうですが、今は逆に拡大する動きもあるようです。

ココアの元となるカカオも、栄養価の高いスーパーフードとして注目されています。

どちらかと言えば「こども向け」のイメージが強いミロやココア系飲料。
しかし、今や鉄分などの成分を全面に出して、大人にもアピールする商品も出てきています。
 

25年ぶりのブーム?

そして、ココアの中でも最初から大人をターゲットにした商品が出ていて、そのうちの1つが日東紅茶から販売されている『朝の大麦ラテ』。

牛乳で溶かして飲むもので、甘さ控えめで大人の女性をターゲットにした商品です。

また、ココアでおなじみのメーカーといえば森永製菓。こちらからさまざまな商品がラインアップされている中で、健康に力を入れた商品が『カカオの力<CACAO70>』。

通常のココアよりもカカオポリフェノールが多く含まれていて、健康と美容を全面に押し出しています。

25年以上前、有名な司会者が「ココアは身体に良い」とテレビ番組で紹介したところ、店頭からココアが消えたということがありましたが、歴史は繰り返すようですね。
 

紅茶にも新しい流れが

佐藤がもう1つ紹介する飲み物が、水出し紅茶用のティーパック。

昨年4月から9月までの間、水出し紅茶は過去最高の売り上げを記録するほどの人気ぶりでした。季節的にはココアとは真逆で、こちらは夏向けの商品です。

夏が過ぎるといったん販売は終了するのですが、昨年の秋以降、継続して売られているそう。

今人気が出た理由については、在宅勤務が増えたことによって、少しずつ飲み物を飲みたいという女性のニーズに合い、お湯を沸かさなくても良い手軽さ、さらに水出し紅茶がおいしくなってきていることなどが挙げられるようです。

さらにリプトンからは3分でできるという「コールドブリューシリーズ」という商品が販売されていて、3分という手軽さはもちろん、いろんなテイストから選べるというのも人気の秘密のようです。

ただ、実は普通のティーパックでも水出しで作ることはできるそうで、例えば普通の緑茶のティーパックだとカフェインが少なくなるなどの効果があると薦める佐藤でした。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2021年03月02日14時43分~抜粋

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