北野誠のズバリ

「熱い飲み物をいい感じの温度に保つ」猫舌の人待望のタンブラー

寒い冬の時期、家から持ってきた暖かいコーヒーを外で飲みたいと思っていても熱すぎて飲めない、冷ますのに時間がかかって困るということはありませんか?

いま猫舌の方の間で話題になり、売り切れとなっている商品が、「猫舌専科タンブラー」。

生活関連用品の開発や販売を行っているドウシシャさんの商品ですが、熱い飲み物を3分ほどで適温にし、その後30分間ほど適温をキープし続けるという優れもの。

いったいどんな仕組みになっているのでしょうか。

1月26日放送『北野誠のズバリ』では、ライフスタイル事業部ハウスウェア商品ディビジョン ディレクターの井上大輔さんに、パーソナリティーの北野誠と佐藤実絵子、事故物件住みます芸人の松原タニシが電話でお話を伺いました。

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いい感じで温度をキープ

早速スタッフが事前に結構熱い飲み物を入れて少しだけ時間を置いた「猫舌専科タンブラー」で、北野が飲んでみたところ「すげー飲みやすい!」と高評価。

井上さん「仕組みは3層構造になってます。内側層には吸熱素材を入れてまして、その吸熱素材が飲み物の温度をいったん飲みやすい温度まで下げます。

約3分で熱を吸収しきったら、今度は外側層が真空断熱になってますので、そのおいしい温度をキープしてくれます。

具体的にいいますと、コンビニのコーヒーや会社の給湯室、コーヒーメーカーなどはだいたい80~75度で抽出されますが、飲むとヤケドします。

その80度の飲み物を入れたら、3分後に67度で飲みやすい温度にしてくれます。
だいたいおいしいといわれるのが60~70度なので、そこをキープするということですね」

冷却シートと魔法瓶の良いところを取ったような商品ですね。
 

苦労を重ねた開発

画期的な商品ですが、開発のきっかけはどのようなものだったのでしょうか。

井上さん「実は僕がコーヒー好きの生粋の猫舌で、コンビニのコーヒーや会社の給湯器の入れたてが熱くて飲めなくて。

冷ましてから飲むんですけど、今度は陶器製や紙コップだったら10分経つとぬるくておいしくなかったんですね。

僕みたいなコーヒー好きの猫舌さんがいるんじゃないかと思って、商品開発をしました」

ただ、適温に保つための開発はかなり難しかったそうです。

井上さん「本当に苦労しましたね。簡単に言いますと、熱吸収と断熱を同時にしないといけないんですね。

熱を下げようと思えば、いかようにも下げられるんですね。熱をキープしようと思っても、いかようにもできます。

でも、同時にするのが全くできなくて。それを解決するのに一番迷いましたね」

また、何度を適温とするのかということも、気を配ったそうです。
 

売り切れも起きている人気商品

その苦労の甲斐あってか、SNSで反響を呼び、一部のショッピングサイトでは品切れとなる人気商品となりました。

猫舌でもアイスコーヒーではなく、ホットコーヒーを飲みたいというニーズにしっかり応えたようです。

さて、このコーナーは、話題の商品を紹介するだけではなく、最後にリスナー向けに差し上げるというコーナーですが、井上さんからは「売れてて在庫もなくて、1名様でお願いできたらと思ってますが…」と、うれしい返事。

しかし、1名では終わらせないのが北野の追撃トーク。

ドウシシャさんで最も売れている商品がかき氷で、7割のシェアを誇っていることを聞き出した北野は、「そんな行ってるんやったら、タンブラー3名様にさせてもらいますわ。すいませんが」と強引な流れを展開。

井上さんも「若かりし頃、『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)の誠さんを観て育ったんです。大好きで、毎週楽しみに観させてもらってて、何かあったら誠さんに依頼しようかなと思ってたぐらいなので。感謝の気持ちを込めて3名で」と応えました。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2021年01月26日14時12分~抜粋

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