北野誠のズバリ

「お値段以上」のフレーズで大いなる勘違い

1月18日放送『北野誠のズバリ』のメッセージテーマは、「素朴な疑問」でした。

ふだんから何気なく思っている疑問に関するおたよりがリスナーから寄せられ、パーソナリティの北野誠と松岡亜矢子、ITジャーナリストの井上トシユキが紹介。

場合によってはこの3人だけではなく、後からリスナーさんが解答のおたよりが来るという展開になりました。

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以上!ということは…

家具やインテリア用品などを販売しているニトリさんの有名なキャッチフレーズといえば、『お値段以上、ニトリ』。

世間一般に広く浸透しているこのフレーズに対して、意外とも思えるような疑問が投げかけられました。

「私の素朴な疑問といえば、『お値段以上ニトリ』。私は『お値段以上』というのは、『それ以上一切かかりません。設置料、配送料とか何もいりません』という意味だと解釈。

買い物に行って家具が組み立ての場合、料金が必要とか、玄関渡しでなく家の中まで設置をお願いすると有料と聞き、納得できずに聞いたことが過去にありますが、みなさんお値段以上の意味を間違えていなかったんですか?

こんなん私だけなんですか?前から1度聞いてみたいと気になっていたんですが」(Aさん)

文末に書く「以上」のように、後は何もありませんという意味に取ってしまわれたようですが、私は初めて聞いた時から「お値段以上の価値や品質がある商品を取り揃えております」という意味だと思っていたので、こんな違う考え方があるんだと、妙に納得してしまいました。
 

さらなる勘違いが

ここで井上は、「それはじゃあ、『お値段異常』と取る人はいなかったんですかね?これはおかしな値段やなぁ言うて」と、軽く冗談を飛ばしますが、意外と冗談ではない方向に話は進みます。

松岡「私の友人がそうやって最初、家具って高いもんだってイメージだったらしいんですね。初めてニトリに行った時に、『お値段異常事態だ。お値段が異常に安い!』って言って」

北野「いろんな取り方があんねんなぁ。Aさんみたいにポッキリやと思てる人もいるし。お値段ポッキリ、ニトリ」

井上「それはちょっと業種が変わってくるけどね(笑)」

実は「以上」と「異常」がかかってる、ということはないでしょう。
 

本当に昔が良かったのか?

話は変わって次に紹介するのは、人生について考えさせられるような疑問です。

「人はなぜ時代とともに豊かになって便利になったのに、『昔は良かった』っていう人がいるんでしょうか。
僕はもう水洗トイレもない時代に戻りたくもないです」(Bさん)

北野「自分が若かった頃に面白かった時代のことを思って、今は違うということで。
水洗トイレとかウォシュレットとか、そこを指してるわけじゃないんですよ」

松岡「文明の進化は今のままでいいんだけどっていう」

北野「ディスコで女の子ナンパしたなとか、そういうのですね。元気で身体も動いたしということですよ」

中には不便なあの頃が良かったと思う時もありますが、これは「思い出補正」なのかもしれません。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2021年01月18日14時24分~抜粋

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