北野誠のズバリ

突然の割引額縮小で混乱!「Go To トラベル」は今後どうなる?

この夏以降、観光促進のために国が打って出た「Go To トラベルキャンペーン」ですが、利用しようとしている人の間で混乱が生じています。

当初は最大35%、14,000円を上限として宿泊代金を割り引くとされていたキャンペーンですが、このところ、じゃらんや楽天トラベルなど大手旅行サイトが突然、相次いで上限を3,500円に縮小する動きが広がっています。

10月12日放送『北野誠のズバリ』では、今、話題となっている「Go To トラベルキャンペーン」について、パーソナリティの北野誠とアシスタントの松岡亜矢子、ITジャーナリストの井上トシユキがトークを展開しました。

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大手旅行サイトに予約が集中

大手旅行サイトだけが上限額を下げたのには理由があり、これは利用者の多いサイトでは、国から割り当てられた給付金の枠を使い切ってしまう恐れがあるため、と言われています。

特に10月からは東京からの旅行を解禁したため、利用者が急激に増えたことが、より加速させたのかもしれません。

今や旅行代理店を介して予約をするよりも、ネットで個人が予約する方が多い時代。
そのため、予約サイトが割り当て枠を使い切ってしまったのは、無理もないことなのかもしれません。

井上は、ネットの予約が便利だということだけではなく、さらにポイントが付くことも大手旅行サイトの利用者が多い原因ではないかと語りました。

直接宿で予約するのと、ネットで予約するのとで、宿泊料金が変わらないのであれば、ポイントが付く方で予約しようというのが、人の性ですね。
 

どんな買い物もポイント還元

ここで利用者に付くポイントの話題から、話は違う方向へ。

井上は「ITジャーナリスト」を標榜しつつ、実はセキュリティへの不安から長らく電子マネーなどは使わなかったことで、番組ではおなじみだったのですが…。

井上「僕は(マイナポイントの登録)をPASMOでやったんですけど。最近、なんでもPASMOで払おうと思いますもん」

北野「やっとかい。(電子マネーの記録から)機密情報が漏れるのはもうええんかい!」

井上「それは思ったんやけど、なんかやらんと腹立つな思て。20,000円(の買物)で5,000円(分のポイント付与)って、えげつないなぁ思て」

北野「もうどこからどこへと移動してるのがバレても」

井上「もう、しゃあないなぁ」

北野「アンタ安いな、機密(笑)」

ふだんの買い物で0.5%だ1%だと言っている中で、25%にはやはりつられてしまいます。
 

従来の割引が続くところも

もうすぐ給付金は使い切られて「Go Toトラベルキャンペーンは終わってしまうのではないか」「冬までに旅行に行こうと思ってたのに」と考えられた方もいるかもしれません。

しかし、官公庁によりますと、この給付金は一度に使い切るのではなく、11月と翌年2月にも配分される予定で、さらに追加予算が付く可能性があります。

そのため、大手旅行サイトでは割引率が元に戻る可能性もありますし、旅行会社やホテルなどでは引き続き従来通りの割引を行っています。

予約する際には、Go Toトラベルキャンペーンがどのような条件で適用されるのか、確認する必要がありそうです。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2020年10月12日13時15分~抜粋

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