北野誠のズバリ

芸人が女友達と「レンタル彼女」して撃沈した話

9月5日放送の『北野誠のズバリサタデー』では、工作太朗が「レンタル彼女」への潜入レポートを行いました。

風俗系ではなく「ただ女性とデートを楽しむだけ」というレンタル彼女。

しかしそのレンタル彼女が友人だったため、工作はなかなか複雑な思いを抱いてしまったようです。

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「私とデートしてみない?」

ある日、工作太朗の元に、女友達から突然「私とデートしてみない?」というLINEが届きました。

「来た!」と心躍った工作でしたが、メッセージの下には謎のURLが。

実はその女友達、「レンタル彼女」の仕事を始めたというのです。
HPを見てみると、そこには全国のレンタル彼女情報がずらり。
「東海」をクリックすると、20人以上の「彼女さん」たちが掲載されていました。

料金はお店にもよりますが、だいたい1時間当たり5千円~6千円。
2時間以上の申し込みが必要で、プラス3千円~の出張費がかかります。
初回は指名料無料とはいえ、まずは最低でも1万3千円はかかる計算です。

飲食代もすべてこちら持ちとなるため、この料金からさらに上乗せとなるのです。

「ちょっと無理だな、やめとこっかな」と躊躇した工作でしたが、「1回だけでいいからさ」という女友達に流されるまま、お試ししてみることとしました。
 

いつもとは別人の女友達

プロフィールにあるLINE@のIDから友達追加すると、源氏名のアカウントから「友達追加ありがとう。デートいつにする?」と返信がありました。

プロフィール欄の「休日はカフェ巡りをしています」のひとことで、工作は早速食べログで名駅周辺の評価の高いお店を検索し、デートの場所を決定!

その後、友人から送られてきたお店のフォーマットに、デートの日時や自分の名前を入力します。

この段階で、「彼女さん」の服装の指定などもできるようです。

支払いは事前振り込みですが、今回のデートは2日後だったため現地で手渡しとなりました。

待ち合わせ場所に行くと、いつもとは雰囲気が違う友人が「どうもこんにちは、〇〇です。今日はよろしくお願いします!」と、完全にキャラスイッチオン状態で待っていました。
 

手つなぎと腕組み「以上」はNG!

「現金先渡しだったね」と、財布からお金を取り出した工作でしたが、「通行人が明らかに変な目で。ハッと思って。これは振り込みが断然いいなと」と、激しく後悔。

外で女性に現金を支払う様子は、かなり異様なものであったようです。

お店に入ると店員さんが「今、個室開いたんですよ。どうですか?」と勧めてくれたものの、友人は食い気味に「あっ、結構です」。

基本的に友人が勤めるお店は個室NGのため、カラオケも×。

リピーターで信頼のおけるお客さんの場合はOKですが、その場合は事前にお店と電話相談をする必要があるということです。

車も×。手つなぎと腕組みはいいけど、それ以上はすべて×なんだとか。

そんな話をしている中、友人は一番高いパンケーキをしれっと注文。

それ以上のことをしてきた人は今までいないものの、キスされそうになった女の子もいると言います。
 

手をつなぎたくてたまらなかった男

友人はこの仕事を始めてまだ1か月ほどですが、「変わった“彼氏さん”(お客さん)はいたかな」と、工作に教えてくれました。

その彼氏さんは、「手をつなぎたくてたまらなかったと思うけど、なかなか言い出せなかったみたい」と友人。

何を血迷ったのか、なぜか動物園で「腕相撲しよう」と言ってきたというのです。

恥ずかしいからすぐに負けたいと思った友人でしたが、この状況を楽しみたい彼氏さんは、ギリギリを保ちながら「両手できていいよ」と言い出す始末。

そういうこともあったりはするものの、基本的にお金に余裕がある人が多いため「あまり変なノリで来る彼氏さんは少ない」んだそう。
 

タダメシ、タダバッグ、タダ洋服

万が一危険なことがあった場合は、「トイレに行ってきます」と逃げて、お店に電話で相談することになっているそうです。

そのうえで「これ以上無理」と判断した場合は、そのまま帰ってもいいという契約になっているんだとか。

「予防はある程度するものの、結局何かが起きた場合は事後報告になるというリスク。これはあるな」と工作。

とはいえコロナ禍でお金に困り、「いますぐお金が手に入る仕事を探していた」という友人には、週払いのこのお仕事はピッタリだったようです。

さらに「タダメシは食べられる、バッグや服を買ってもらえることもある」といいことも。

ただし、その服は次のデートで着ていかなければならないので売れないといった苦労もあるんだそう。
 

また1万3千円払うかも…

友人の収入は、ぎりぎり食べられるぐらい。

結構稼いでいる人で、ひと月30万ぐらいの収入になるそうです。

そんな話をしているうちに、あっという間にタイムアップ。

「それなりに話は面白かったけど、手ぐらいつないでおけばよかったな」と、ちらりと後悔した工作。

さらっと解散すると、源氏名のLINEから「すごくいいお店で話も楽しかった!パンケーキ、ごちそうさまでした!」という感激のメッセージが。

同時に友人のLINEから「ま、あそこ行ったことあるけどね」と、冷静なメッセージが工作に届きました。

「チクショー!こいつ、とことん悪い女や!」と悔しがる工作。

「もう1回悪いけど金使って。普通に申し込め。友達じゃ参考にならんから、次回は普通のやつ選べ。金払ってめっちゃ腹立つもん!」と、北野は怒りが収まらない様子。

今度は友人ではない女性とのデートに、また1万3千円と食事代を支払うことになりそうな工作でした。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2020年09月05日11時08分~抜粋

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