北野誠のズバリ

阪神・藤浪晋太郎投手への不適切動画で巨人公式Twitterが大炎上!

プロ野球読売巨人軍の公式Twitterは6日(木)、前日投稿した動画について「不適切な動画の配信だった」と謝罪しました。

問題の配信は、巨人選手が円陣を組んだ際に「相手ピッチャー藤浪(晋太郎)さんですけど当てられる前にしっかりバットに当てて、初回からエンジン全開でいきましょう!」とゲキを飛ばしている動画でした。

8月8日放送の『北野誠のズバリサタデー』の「週刊エンタメスポーツ」のコーナーでは、これからのプロ野球動画の配信について北野誠と戸井康成が話し合いました。

[この番組の画像一覧を見る]

たぶんみんな言ってる

この動画問題、巨人側が阪神サイドに謝罪をして表向きには一件落着ということにはなりましたが、ネットでは「巨人が藤浪をディスった」として大炎上!

とはいえ、「たぶん言うてるでしょ、みんな。こんなこと」という北野に、戸井も「そうですよ!」と賛同します。

戸井「他球団もロッカールームでは『ああー今日藤浪か。当てられないようにビビらずにちゃんといかなあかんな』ぐらいのことは当然言ってますけどね」
北野「言ってますよ、きっと」

つまり、こういった発言が含まれる動画を「なんのためらいもなく球団の公式Twitterで流す」という行為が問題であったというわけです。
 

ファンからはおおむね好評

一説には「イップス」ではないかと噂されている藤浪投手。

巨人が公に病気をからかったことで、藤浪投手の病状の悪化を引き起こす可能性さえあります。

今回のこのトラブルは、巨人側のチェックミスが原因です。

動画を配信しているのは、昨年の12月にできた「ブランドコミュニケーション部」。

普段から、今回のような円陣中のゲキ入れ、声出しの映像や、球団スタッフしか立ち入ることのできないエリアの映像を届けていて、ファンからはおおむね好評でした。

報道陣がなかなか選手を取材できない現状においては、球団関係者の撮影した映像はファンにとっては大変貴重なものであるというわけです。

巨人の公式YouTubeチャンネルが投稿した練習風景の中には、再生回数270万回を超える映像もあり、「ウケたから」という気の緩みもあったのではあったのではないか、という見方もあるようです。
 

横浜DeNAは商売上手

「これを逆手にとって、みんながロッカールームで好きなことを言ってるのを編集して流したらどうですかね?」と提案する北野。

実際、この北野の提案をすでに実現しているのが横浜DeNAです。

横浜DeNAは数年前からベンチ裏や試合前、そして試合後に選手たちが「お前、あそこはああだったじゃないか!」と言い合っている場面を四六時中カメラで追っています。

それをシーズンオフにDVD化して販売しているという、商売上手な球団なのです。

北野は最近のYouTubeについても言及します。

「引退した野球選手が『あん時の場面』って観ながらしゃべってるやん。あれものすごい再生回数多いやんか」。

あの清原和博さんが登場した片岡篤史さんのYouTubeチャンネルや、高木豊さんのチャンネルも話題です。
 

「ヤバイところは切っといて」

なかなか情報が出てこないコロナ禍において、こういった公式からの発信は貴重なもの。

北野「ちゃんと編集して、ヤバイところは切っといて」
戸井「ヤバイところあるんや(笑)」

北野「あるよ、そら」
戸井「あること前提や(笑)」

北野「険悪なムードもあるやん」
戸井「スパイク投げ合ってるとかね」

選手の動画は商売として上手に成り立たせることができそうですが、いずれにしても入念な事前チェックが必要ということのようです。
(minto)
 
北野誠のズバリ
この記事をで聴く

2020年08月08日10時12分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報