北野誠のズバリ

実家の母をまどわす、『盗難材木Tシャツ』の正体とは?

人間、何度くり返してもなかなか進歩がないものです。
8月7日放送の『北野誠のズバリ』のメールのテーマは「何べん繰り返すねん!?」です。

人に対してあきれることもあれば、思わず自分につっこむこともあります。
番組終盤「真昼のバー」のコーナーでリスナーのメールを北野誠とアシスタントの片山淳子が紹介しました。

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果てなき戦い

夏になると繰り返すできごとです。解決法はあるのでしょうか?

「夫のカラーシャツ、夏は何度買い替えてもワキが黄ばむ。もうそのニオイだけでもうんざり。『黄色いから捨ててくれ』と言われるのがストレスです。

下着つけてから着てくれたらいいのに。でも、『暑いからイヤや』と言う。

今の時代きっとよい色物漂白剤出てるはずと試してみましたが、夫のワキ汁の黄ばみには勝てません。
今回も廃棄になりそうです。おそるべし夫のワキ」(Aさん)

片山が提案します。

「じゃ、最初から黄色いシャツにしようか」

しかし北野はこれが許せない模様。

「見たことあるか?黄色いシャツで仕事に来ている男を! 見たことあったら言え!」

片山「ブルーのネクタイが似合うかな」
北野「仕事場に黄色いワイシャツで来た兄ちゃん、見たことあるか!」
片山「う~ん…ない!」

ところでこの黄ばみ問題、リスナーから具体的な解決方法が寄せられました。

「頑固な黄ばみ、オキシクリーンで漬け置きし、その上直接つけたら落ちましたよ」(Bさん)

さて、Aさん夫のワキとオキシクリーン、どちらが勝つのでしょうか。
 

ラップと割りばし

次は実家のお母さん“あるある”です。

「私の母は"繰り返し使い回し"が多いです。
まずサランラップの使い回し。一度使っては洗い、まだきれいだからと、何度も使います。しわくちゃです。ラップの効力も失われている状態。

この間実家に行ったら、使用後のサランラップが大量に洗濯ばさみでつるし乾かしてあります。それを取り、冷蔵庫から出した煮物にわらっとラップをかけて電子レンジでチン。

それをみて、『それ密着してないからラップの役目果たしているか』と聞くと、『今、ふわっとラップがはやっているから』と母」

この「ふわっとラップ」に北野は思わず「おもろいな」とひと言。

「もうひとつは割りばし。お正月の祝箸などの割りばしですが、繰り返し洗って黒ずんできたりしているのを使っています。

母の前には使い回しのラップで温められた煮物と黒ずんだ割りばし。全然おいしそうに見えません。エコで節約になるのですが、衛生的にはどうでしょうかね」(Cさん)

確かにレンジでチンする時に「ふんわりラップ」をすることがあります。
でも、冷蔵庫の中に入れとくには「きちっとラップ」がよさそうです。
 

100回以上

趣味にハマり繰り返す人は多いものです。

「BSで1968年の最初の『猿の惑星』を放送していたので、大好きな僕は録画して夜見ていたら、嫁さんから『またまた、猿の惑星、何回見てるねん!』と、いつものようにののしられた。

冷静に考えると、こどもの頃から軽く100回以上見ています。そのせいか字幕のセリフは覚えたし、テレビで放送するときはカットされた場所も完璧にわかります。

これと同じでメル・ギブソンの『マッドマックス』もDVDを買って100回以上見ています。
我ながら何回繰り返すんだ!?と思います」(Dさん)

片山「それはいい。愛が深すぎる」

Dさんは死ぬまでに『猿の惑星』をあと100回くらいは見そうで、そのたびに奥さんに罵られそうですが、そこまで好きなことがあるのはいいことです。
 

盗難材木Tシャツ?

どうやら、実家の母はネタの宝庫のようです。

「実家の母と電話で話していました。

『北野誠というやつが言ってる"盗難材木Tシャツ"は何や?』
『おかん、それは"東西南北"やろ』
『盗難材木Tシャツって、盗まれないようなキャンペーンしてるの?』

この母は思い込むと簡単に情報修整できない人なんで、たぶん一生誠さんが作ったTシャツを『盗難材木Tシャツだ』と思っているでしょう」(Eさん)

北野「いらんわ、そんなTシャツ。『盗難』って書いたTシャツって。背中は『材木』」
片山「いい家、建つよ」

ちなみに「東西南北Tシャツ」は、方向音痴のリスナーの奥さんが語った衝撃の言葉「私の前が南!」より北野誠が考案した番組のオリジナルTシャツです。

お母さんからすれば「北野誠は『盗難材木Tシャツ』という、わけのわからんTシャツを何遍繰り返すねん!?」という心境だったのでは?
(みず)
 
北野誠のズバリ
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2020年08月07日15時49分~抜粋

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