北野誠のズバリ

こどもの騒音で悩む主婦。「上の階の奥さんから嫌がらせをされて困っています」

「住んでいるマンションの上の階の奥様が『あなたのこどもたちの声がうるさい!』と怒っていて、嫌がらせを受けて困っています。どう上手くつきあっていけばよいのでしょうか?」

7月9日放送の『北野誠のズバリ』「大人電話相談室」に寄せられたのは、Aさん(29歳主婦)からのこんなおたより。

全国のあちこちで起こっているであろうこの問題に悩むAさんに、北野誠が渾身のアドバイスを送ります。

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棒で床をバンバン!

Aさんのこどもは3歳の男の子と6歳の女の子と聞いて、「まあ騒ぐわな」と理解を示す北野。

「ケンカするとワァワァ。楽しくなると歌をうたい、注意をしてもうるさくなってしまう」とAさん。

上の奥さんは「うるさい!」という感じで、棒のようなもので床をバンバン叩いてくるんだそう。

こどもたちも「ビクッ」として静かにはなるものの、続くことでストレスになってしまっているんだとか。

「こどもさん3歳と6歳やから、毎日そんなんでしょ。ワァワァいうて泣くし、どうしようもないと思う」と言う北野に、同じく2児の母である大橋麻美子も「普通の成長ですもんね」と納得です。
 

自転車をパンクさせられる事件

上の階の奥さんから、マンションで会うと睨みつけられ、自転車をパンクさせられたこともあるというAさん。

たまたま近所の人が、上の階の奥さんがAさんの自転車をいじっているのを見ていたそうです。

そのことに関して、文句を言ったことはないというAさん。

Aさんは一度、こどもを連れ、手土産を持って上の階に謝罪に行きました。

しかし、上の階の奥さんからは「こんなにうるさい人初めてや。こんな手土産いらないんで、とにかく静かにしてください」と、まったく取り合ってもらえませんでした。

今の賃貸マンションに、Aさんは5年ほど、上の階の奥さんは10年ぐらい住んでいるといいます。

上の階の方の生活音も、朝方ダンダンと聞こえてくるので、「お互い様」じゃないかと思っているというAさん。

Aさんの旦那さんは引っ越しも考えているものの、Aさんとしてはこどもの幼稚園や学校、そして引っ越し予算の関係から、決断できずにいる状況です。
 

「隣人って怖いですよ」

ここで北野が「でも、こどもさんの幼稚園変えたくないとか、学校変えたくないと言わない方がいい」と冷静にアドバイス。

北野「だってね、隣人って怖いですよ」
Aさん「怖いですね」

家を買う相談をされた時、北野がよくいう言葉は「家に住むということは住環境にお金を払うということ。お金はその家に払ってるんじゃなくて、住んでる環境に払う」ということ。

隣人と一度もめると、ずっともめることになり、改善のしようがない。
こどもは引っ越したら引っ越したで、すぐに新しい環境に慣れるもの。

実際に、パンクさせられているなど犯罪被害に遭っているため、これがエスカレートしてこどもがケガでもしてからでは遅いというのです。
 

最も重要なのは「住環境」

他にAさんができることといえば、床や天井に防音設備を整えることしかありませんが、「それ、賃貸でやることやないですからね」と北野。

分譲マンションで同じように騒音トラブルになった北野の知人は、お金をかけて自ら防音設備を取り付けたものの、なかなか改善しなかったといいます。

「まだ賃貸で幸いですよ。買ってたらもっと大変やから」と北野はAさんを励まします。

北野「買う前に、そこの地域の住環境と、隣近所の人がどんな人かとか。音でもめてないかとか、マンションは絶対それいりますよ」
Aさん「下見しないとダメですね」

北野は、とにかく旦那さんと相談をして、早急に引っ越すべき。こどもはすぐ新しい環境になれるので、引っ越すなら小さいうちがいいと断言。

「今度引っ越す時は、マンションやアパートが防音や騒音でもめてないかというスタンスで住環境を調べる方がいいと思いますよ」と、Aさんを繰り返し説得する北野でした。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2020年07月09日14時13分~抜粋

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