北野誠のズバリ

テレワーク、巣ごもり続きで新たな健康問題が発生

テレワークや外出自粛が続く中、新型コロナの感染が心配なのはもちろんですが、健康上で新たな問題が発生しています。

6月15日放送『北野誠のズバリ』では、「テレワークで歩数3割減」という記事を元に、パーソナリティーの北野誠と松岡亜矢子、ITジャーナリスト・井上トシユキの3人でトークを展開しました。

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リモートワークと家飲みの弊害

『AREA』(朝日新聞出版)によりますと、筑波大学大学院と健康器具メーカーのタニタが4月に行った調査によりますと、3月からテレワークを実施してきたという会社員約100人(平均年齢48歳)に対し、4月7日に発令された緊急事態宣言の前後で歩数を比較。

テレワーク実施前は1日平均で約1万1500歩だった歩数が、実施後は平均3割減少したそうで、専門家は生活習慣病の発症リスクが高まっていると指摘しています。

以前はスマホゲーム『ポケモンGO』をしていたのでよく歩いていたという井上ですが、緊急事態宣言でやはり歩く機会は減っているようです。

井上「(歩数が)減ったので、あえて遠いスーパーへ行くようにしてます。家飲みすると出なくなるんですよね。外で呑んでるとつい時間が過ぎて、終電がない、終バス逃したとかで、店から歩くとかまだまだやってたんですけど。太りました」

北野「外で飲むとそれなりに歩きますから。家で飲んでるとホンマに動かんからね」

井上「冷蔵庫とデスクとふとんと。トライアングル、魔のバミューダですよ。そこで沈没するんやから、酔っぱらって」

帰りを気にしなくてよい分、家飲みやリモート飲みは際限がないと言われますが、飲む量が増える上に歩く機会が減るとなると、ますます太ってしまいそう。

意識してエレベーターを使わない、帰り道を遠回りする、会社の最寄り駅より1駅手前で降りて歩くなど、考える必要がありそうです。
 

歩く目標は1日何歩?

昔はよく1日1万歩が目標とされていましたが、今は1日8,000歩と言われています。

また、速く走る必要はなく、目安としては時速5km程度と言われていて、今はスマホやスマートウォッチなどで測ることができます。

さらに、「1日に数十分以上連続して歩くのが良い」とされてきましたが、最近実は連続でなくても良いことがわかっています。

細切れで1日8,000歩でも良いですし、また、歩く日もあまり歩けなかった日も含めて1週間で56,000歩でも良いそうです。

「毎日必ず8,000歩」だと難しいかもしれませんが、「バラツキがあっても良い」ということでしたら、ハードルが下がるのではないでしょうか。

例えば「卵は1日1個まで」というのも昔の話、健康に関する常識は日々変わっています。

北野「井上さん、ポケモンやってた時、めちゃくちゃ歩いてたよね」

井上「ポケモンやってる時とか、餃子巡りしてる時はすごい歩いてましたけど」

松岡「いろんなことしてますね(笑)」

井上「ぼっちやから。やることないからね(笑)」

ちょっとした外出目的を作ったり、ゲームを通じたりして、細切れでも良いので、1日8,000歩を目標に歩いてみましょう。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2020年06月15日13時14分~抜粋

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