新型コロナウイルスの感染が珍しくなくなってきた昨今、芸能人の感染者も連日ニュースで伝えられています。
『北野誠のズバリサタデー』のパーソナリティ北野誠と同じ事務所の後輩芸人、ラジバンダリ西井さんもその1人。
西井さんは自身のブログで発症から入院、退院に至るまでの体験を綴り、話題を呼んでいます。
5月9日の放送では、その西井さんに電話でお話を伺いました。
新型コロナウイルスに感染した芸人が語る壮絶な体験
どこから感染した?
4月27日に退院し、現在は体調がほぼ100%回復したという西井さんですが、そもそも感染経路は判明したのでしょうか?
西井さん「病院や行政からも聞かれたんですけどわからないままで、ギリギリまで全国のものまねのショーパブに呼ばれてお仕事させていただいてましたので。
先生に言われたのは、都内の移動は電車で、目をこする癖があるので、つり革とか手すりを持った手で目から入ったのではないかなという話になってますね」
不幸中の幸いですが、家族を含めて濃厚接触者の方に感染者はいなかったそうです。
新型コロナウイルスで重篤化するケースは、高齢者の方や持病を持っている方と言われています。
西井さんは現在44歳と若いのですが、持病はあったのでしょうか?
西井さん「30代から高血圧の薬を飲んでるんですけど、先生からそれは基礎疾患に入らないと言われました」
症状が重くなるかどうかは、種類にもよるようです。
西井さん「病院や行政からも聞かれたんですけどわからないままで、ギリギリまで全国のものまねのショーパブに呼ばれてお仕事させていただいてましたので。
先生に言われたのは、都内の移動は電車で、目をこする癖があるので、つり革とか手すりを持った手で目から入ったのではないかなという話になってますね」
不幸中の幸いですが、家族を含めて濃厚接触者の方に感染者はいなかったそうです。
新型コロナウイルスで重篤化するケースは、高齢者の方や持病を持っている方と言われています。
西井さんは現在44歳と若いのですが、持病はあったのでしょうか?
西井さん「30代から高血圧の薬を飲んでるんですけど、先生からそれは基礎疾患に入らないと言われました」
症状が重くなるかどうかは、種類にもよるようです。
最初の症状は?
感染した場合、西井さんには最初にどんな症状が現れたのでしょうか?
西井さん「前触れが全くなくて。みなさん体がかゆくなったりとか、しもやけみたいになったりとかあったみたいですけど。僕はいきなり4月3日に全身に倦怠感を覚えまして、関節という関節が全部折れてるんちゃうかなというぐらい。
その後、熱が41度まで上がりまして。震えながら帰国者・接触者相談センターを調べて電話したんですけど、『それだけではコロナウイルスという診断はできない』と言われまして。
『これ以上緊急を要することになったら、救急車を呼んでください』と言われて、夜の10時までは我慢できたんですけど、救急車を呼びました」
病院ではインフルエンザ検査を受けましたが、結果は陰性。
さらに血液検査を受けたところ、血中のリンパ球がかなり減っていて、これが新型コロナウイルス患者によく見られる傾向だったそうですが、その時は夜間外来だったこともあり、CT検査やPCR検査は実施されることはなく、いったん家に帰ることになったそうです。
その後は土日をはさんでいたので病院には行けず、家で解熱剤を飲んでいましたが、体温は40度前後のまま。
そして月曜となった4月6日、救急車を呼ばないように言われていたため、西井さんは自ら車を運転して病院に行き、CT検査を受けると、肺炎であることが判明。
病院の中には入れないため、駐車場でPCR検査を受けましたが、すぐには結果が出ないため、いったん家に帰ることになりました。
西井さん「前触れが全くなくて。みなさん体がかゆくなったりとか、しもやけみたいになったりとかあったみたいですけど。僕はいきなり4月3日に全身に倦怠感を覚えまして、関節という関節が全部折れてるんちゃうかなというぐらい。
その後、熱が41度まで上がりまして。震えながら帰国者・接触者相談センターを調べて電話したんですけど、『それだけではコロナウイルスという診断はできない』と言われまして。
『これ以上緊急を要することになったら、救急車を呼んでください』と言われて、夜の10時までは我慢できたんですけど、救急車を呼びました」
病院ではインフルエンザ検査を受けましたが、結果は陰性。
さらに血液検査を受けたところ、血中のリンパ球がかなり減っていて、これが新型コロナウイルス患者によく見られる傾向だったそうですが、その時は夜間外来だったこともあり、CT検査やPCR検査は実施されることはなく、いったん家に帰ることになったそうです。
その後は土日をはさんでいたので病院には行けず、家で解熱剤を飲んでいましたが、体温は40度前後のまま。
そして月曜となった4月6日、救急車を呼ばないように言われていたため、西井さんは自ら車を運転して病院に行き、CT検査を受けると、肺炎であることが判明。
病院の中には入れないため、駐車場でPCR検査を受けましたが、すぐには結果が出ないため、いったん家に帰ることになりました。
入院して即ICUへ
翌7日の夕方に陽性の結果が出たため、即入院かと思いきや、病床に空きがないなどの理由により、8日に指定された病院に入院することになりました。
入院時は意識がもうろうとしていたため、あまりよくわかっていなかったそうですが、実は初日からICU(集中治療室)に入っていたそうで、そこで5日間ほど治療を受けます。
西井さん「それがですね、辛くて辛くて。熱は40度を行ったり来たりでしたし、これ以上ひどくなると大学病院に移動するかもと。ICUの2日目はもうこのまま帰られへんのかなってちょっと思ったりもしました」
薬が効いてきたのは入院から4、5日目だったそうで、1週間以上40度の高熱が続いていたことになり、辛い症状が続いたそうです。
西井さん「全身の関節の痛みがすごくて、寝る時に横向くのもできないぐらいですね」
入院時は意識がもうろうとしていたため、あまりよくわかっていなかったそうですが、実は初日からICU(集中治療室)に入っていたそうで、そこで5日間ほど治療を受けます。
西井さん「それがですね、辛くて辛くて。熱は40度を行ったり来たりでしたし、これ以上ひどくなると大学病院に移動するかもと。ICUの2日目はもうこのまま帰られへんのかなってちょっと思ったりもしました」
薬が効いてきたのは入院から4、5日目だったそうで、1週間以上40度の高熱が続いていたことになり、辛い症状が続いたそうです。
西井さん「全身の関節の痛みがすごくて、寝る時に横向くのもできないぐらいですね」
入院時で最も大変だったこと
また、ICUで大変だったのは、トイレに行くこと。
西井さん「簡易トイレを置いていただいて、自分でトイレにビニール袋をかけて砂を入れて用を足すんですけど、そこまでに行くのが大変で。
全身に心電図のコードとか酸素チューブを付けた状態で行かないといけないのと、体も痛くて、2、3歩で行ける所に15分ぐらいかかって」
症状には個人差があるものの、かなり辛い症状というのがわかります。
退院には陰性が2回出なければいけないのですが、西井さんは2回目で陽性が出たため、入院は約20日間にわたりました。
新型コロナウイルスの感染でよく言われる、味覚や嗅覚が鈍くなる症状については、今は元に戻ったとのこと。
薬の副作用で声が出なくなったこともあったそうですが、今は体調も回復し、5月11日までは外に出ないように言われている状態だそうです。
症状には個人差があるものの、西井さんを通じてかなり辛い症状というのがわかり、改めて感染予防のために手洗いなど、できる限りのことをしなければならないと感じました。
(岡本)
西井さん「簡易トイレを置いていただいて、自分でトイレにビニール袋をかけて砂を入れて用を足すんですけど、そこまでに行くのが大変で。
全身に心電図のコードとか酸素チューブを付けた状態で行かないといけないのと、体も痛くて、2、3歩で行ける所に15分ぐらいかかって」
症状には個人差があるものの、かなり辛い症状というのがわかります。
退院には陰性が2回出なければいけないのですが、西井さんは2回目で陽性が出たため、入院は約20日間にわたりました。
新型コロナウイルスの感染でよく言われる、味覚や嗅覚が鈍くなる症状については、今は元に戻ったとのこと。
薬の副作用で声が出なくなったこともあったそうですが、今は体調も回復し、5月11日までは外に出ないように言われている状態だそうです。
症状には個人差があるものの、西井さんを通じてかなり辛い症状というのがわかり、改めて感染予防のために手洗いなど、できる限りのことをしなければならないと感じました。
(岡本)
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