北野誠のズバリ

「女性とうまく話せない」悩みの、意外な解決法

「草食男子」などという言葉も使い古された昨今ですが、最近は異性と話すのが苦手な人が多いようです。
2月27日放送の『北野誠のズバリ』「おとな電話相談室」には、30歳男性のAさんから相談が寄せられました。

「僕は口下手です。アイドルの話なら盛り上げられるんですが、それ以外の話があまりできません。もちろん、女性との会話も弾みません。悩んでいます」

これに北野誠が意外な解決法を伝授します。

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女性とうまく話せない

Aさんは口下手で、女性とうまく話せず、今まで女性とつきあったこともないそうです。
福島県出身のためなまりがあり、話をすることに自信がないとか。

それでも、アイドルのイベントで会う仲間とは普通に喋ることができるそうです。

北野「男同士ならしゃべれる?」
Aさん「気心がしれた仲でしたら」

基本的に女の子の前でしゃべるのが苦手なようです。
 

相席居酒屋では

北野「女の子と出会う努力とかしてますか?」

Aさん「"相席居酒屋"に何回か行ったことがあります」

北野「そんな時はどんな会話をしたの?」

Aさん「まず小物をほめて、相手が大学生なら『特技で大学を当てられる』とか言って、盛り上げたりします。割と背伸びをして話してます」

しかし、LINE交換をしても続かず、既読スルーをされてしまうとか。

北野「東北出身ということで自分の喋りにも自信がないし、周りとうまく喋れない自分がちょっとあって、余計自分に嫌気がさすんでしょう?」

Aさん「はい、そうです! ホント、こういう自分は嫌いです」

Aさんは言葉少なですが、自分のことをズバリ言い当てられたようです。
 

スナックに行け!

そこで北野が解決方法を伝授します。

北野「会話って習うより慣れるしかない。みんな、最初から会話が上手というわけではないです。スナックに行ったことはある?」

Aさん「何回か連れられて。ガールズバーにも行ったことがあります」

北野「そこで喋らな。一番僕がお薦めするのはスナックとかガールズバーに行って、まず女の子がいる空間に慣れるということ」

スナックやガールズバーでは、向こうは商売だから喋ってくれます。カウンターのところに座ったら、「何の仕事してるんですか?」とか聞いてくれます。
その空間に身を任せ、それをしばらく続けた方がいい、と北野は言います。

北野「向こうは商売で喋ってくれるので、わざわざ自分が一生懸命喋らなくてもいい。その空間で女の子に慣れてきたら、自分の喋りがどうかもわかってきます。そういうところで修行を積むのが一番大事です」

Aさん「修行…」

北野「だって、慣れるしかないもん。相席居酒屋で女の子が来た時も緊張感マシマシやと思うので」

Aさん「変に肩に力が入っていると思います」

北野「一生懸命しゃべればしゃべるほど墓穴を掘っていくから。逆に間を置くとか、しゃべらん時間もいるなとか思ったりするけど」

Aさん「“間”、怖いです」
 

スナックは緊張しない

なぜスナックならいいのでしょうか?

北野「女の子のいる空間で一番ハードルが低いのは、スナックです。年上のママさんがおって、割と若い子がおるところ。そういうなじみのところを作って、何回か行くというのが大事です。まずはスナック!」

Aさん「スナック!」

スナックも気に入ったところを何軒か見つけたら、そこに週1回か2回通うということが大事だそう。

話の盛り上げ方もわかってくるし、常連さんには「いつも来てくれてありがとう、店の子らで花見するから来ない?」と言われたりする。
そこで年上の男性と喋ったりしつつ、ひとつのチームワークができる。スナックの醍醐味はこのチームワークだそうです。

北野「だいたいママさんはキミよりずっと年上でお母さんくらいの年齢の方もいらっしゃいます。その辺りは緊張せんでええ。
若い女の子だったら、くどかなあかんと思うけど、自分よりずっと年上なら普通にしゃべれる。そういう空間が大事。
女性がいてリラックスするという空間に慣れること」

Aさんは「おお~」と納得したようです。

北野「とりあえずなじみのスナックを作るところから始めよう」

Aさん「なじみのスナック!」

北野「がんばってね」

アシスタントの氏田朋子は「応援したくなるタイプの方でしたね」とAさんの素直な人柄を褒めました。
 

応援しています

このAさんに対するエールが寄せられました。

「確か僕も年上女性がおかみの居酒屋とスナック。もう一軒は同級生のスナック。この3軒で女性との会話を勉強しました。ダメ出しももらって成長しました。長所も褒めてくれました。すると自信が持てるようになります」(Bさん)

「やっぱり相談者さん、スナック通うのいいですよ。僕は今でも2カ月に1回くらいスナックに行きますが、初めて行ったのは大学時代の下宿先のスナック。2週間に1回は行っていました。

20歳の頃、女の子は苦手で違う生物に見えましたが、今ではなんであんなに悩んでいたのかと思います。同じ歳で、応援しています」(Cさん)

「スナックで慣れろ」の効果は実証されているようです。

北野「慣れるんや、慣れさしてくれるんや」
氏田「スナックのママさんも上手なんでしょうね」

女性との会話にお悩みの方、いろいろなところで慣れて習って上達しましょう。
(みず)
 
北野誠のズバリ
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2020年02月27日14時12分~抜粋

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