北野誠のズバリ

話題沸騰!謎のトレンドキッチングッズ「アイラップ」

40年以上前に発売されたキッチングッズが、令和の今SNSで話題となっています。
その名も、袋のラップ「アイラップ」。

昭和の香り漂うオレンジ色のパッケージとデザイン。
お世辞にもおしゃれとはいえない「アイラップ」の人気の秘密は、一体どんなところにあるのでしょうか。

7月2日放送の『北野誠のズバリ』、佐藤実絵子の情報コーナー「世界まるみえこ」ではこの謎のグッズ「アイラップ」を取り上げました。

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人気のきっかけはSNS

アイラップは「岩谷マテリアル株式会社」から販売されている、袋状のラップ。

一見、スーパーでもらえるポリ袋と変わりはありませんが、その耐熱性と使い勝手の良さに注目が集まっています。

40年以上前から全国的に販売されていたアイラップ。
しかし、なぜかこれまでは売り上げの75%が新潟・山形・富山・石川・福井の5県に集中していました。

この地域の方にとっては当たり前の存在でしたが、このアイラップの便利な使い方を一般の主婦がSNSで発信し始めたことをきっかけに、人気が急上昇!

あっという間に全国的にその名が知られることとなり、一気に人気商品となりました。
 

抜群のコストパフォーマンス

一般的なポリ袋の耐熱温度は約90℃ですが、アイラップは120℃。

なんとアイラップに食材を入れたまま、電子レンジでの加熱や湯煎が可能という優れモノです。

ジップロックはフリーザータイプでも電子レンジで使えるのは解凍機能のみ。
その点でも、アイラップは大変便利に使うことができます。

最大のヒット要因は、そのコスパの良さ。

ジップロックは1枚10円はしますが、アイラップは60枚入りで100円~120円。

値段を気にせずガンガン使えるところも、主婦の間で人気が出た理由のひとつです。
 

汚れない鍋

それではこのアイラップ、どのように使うのでしょうか。

例えばこのアイラップに、かぼちゃを切って入れます。
そこに醤油、酒、砂糖、みりんを入れて、口を閉じて沸騰したお鍋に入れる。

なんとこれだけで煮物が1品完成です。

鍋を洗う必要もなく、さらにその同じお鍋でもう1品同時に作ることも可能です。

「それが最大の便利要因」と佐藤。

料理中にお鍋が足りなくなる心配もなくなり、燃やしても有害物質が出ません。

「それはすごいなぁ、なんでこれが世界に広がらないのか、ホンマに」と、アイラップに感心しきりの北野誠。
 

非常用グッズとしても注目!

「洗い物が減る」などの理由で、キャンプをする人の間では知られた存在だったというアイラップ。

最近では、災害時の非常用グッズとしても注目されています。

ポリ袋よりもかなり丈夫なアイラップは、お皿に被せて使うことで食器を汚さずに食事ができるのです。

実際、日本赤十字社の山形支部では、このアイラップを使った非常食作りの研修も行っています。

あまりの人気で売り切れ店舗続出のアイラップですが、佐藤は幸い自宅近くのドン・キホーテで手に入れることができました。

スーパー、ホームセンター、ドン・キホーテ、東急ハンズなどで取り扱っている可能性が高いとのこと。

「時短にもなるし、洗い物も減らせる、主婦には助かる商品です」と、主婦目線で強くアイラップを勧める佐藤でした。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2019年07月02日14時40分~抜粋

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