北野誠のズバリ

イマドキの結婚に婚約指輪は不要?現実的なカップルが増加

女優の蒼井優さんが先日の結婚会見で「婚約指輪を辞退した」と明かしました。
芸能人に限らず、最近は婚約指輪を買わないケースが増えてきているそうです。いったいなぜでしょうか。

6月25日放送『北野誠のズバリ』では、「婚約指輪の是非」について、パーソナリティーの北野誠と元SKE48の佐藤実絵子、事故物件住みます芸人の松原タニシがトークを展開しました。

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婚約指輪って本当に必要?

蒼井さんは婚約指輪を断った理由として、「年内になくす自信があるため」とジョークを交えつつ、「(指輪を買うためのお金を)何かを一緒に経験することに使って欲しいから」と答えました。

昨年結婚した佐藤実絵子も、実は婚約指輪を買っていません。

佐藤「そのかわりに腕時計をお互いプレゼントしたり。『同じ時を刻んでいきましょう』という意味で、流行ってるみたいですよ」

松原「じゃあ離婚したら壊すんですか?」

北野「いきなり結婚する前から離婚を想定することはないと思いますが」

昔は結婚前に必ず買ってもらうもので憧れでしたが、今や不要だと思う一番の理由は、付ける場所がないからでしょう。

結婚指輪は毎日するものですが、「いざという時の」という謳い文句で買ってしまうパーティードレスと同じぐらい、「どこで使うねん」というのが婚約指輪です。

一般庶民にとって、いざという時はいつ来るのでしょう。多くの方は、金庫などの奥に眠っているのではないでしょうか。
 

婚約指輪を断るようになった理由

では、なぜ女性側が「婚約指輪を不要」と考えるようになったのでしょうか?

佐藤「女性も働きだして、価値観が変わってきたんだと思います。
本当に欲しい物は自分で買いたいっていう考え方だったり。そうなってくると、必要のない婚約指輪に何十万円もかけるのは。それに共働きだったら財布も一緒なので、変わってきたんじゃないですかね」

「婚約指輪は給料の3ヶ月分」というのはもはや死語かもしれませんが、それだけの大金を払うなら、その分新婚旅行のグレードを上げたり、今後の生活資金に積み立てたりといった、現実的な考え方を持つカップルが増えてきたのかもしれません。

婚約指輪は貴金属とはいえ、個人の記念のものですので換金性は低く、後で困った時に売ろうという話にはなりません。

北野「質流れした婚約指輪を欲しいという男もいないでしょうから」

松原「事故指輪になっちゃいますね」

事故物件ならぬ「事故指輪」。もらった女性も困ります。
 

婚約する男性は要注意!

ここまでの話を読んできて、婚約を考えている男性はもしかすると、「婚約指輪を買わなくても良いの?ラッキー!」と思われたかもしれません。ただ、ちょっと待ってください。

佐藤「ただポイントは、男性が『婚約指輪なんていらなくない?』って言っちゃダメなんです。絶対に!」

松原「なんでなんで?だっていらんでしょう?」

佐藤「旦那さんは『買ってもいいんだよ』っていうスタンスでいないと」

婚約指輪は女性がもらうものですので、女性が自分の意志で婚約指輪の購入をやめるのは良いのですが、女性の気持ちを確認せずに婚約指輪を買わないのは、ただ単にケチっている、あるいはそこまでの熱意がないと思われる可能性があります。

逆に、女性が婚約指輪を欲しくないのに、男性側がサプライズで婚約指輪を渡すのもまずいと思います。

婚約指輪は高価ですので、買うかどうかは2人で相談の上決めましょう。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2019年06月25日13時25分~抜粋

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