北野誠のズバリ

女性が困る男性からの告白とは?

好きな人から告白されるのは幸せですが、時と場合によっては困ってしまうこともあります。

例えば、大きな声で叫ばれながらの告白。
出会ったばかりなのにロマンチックすぎる告白。
「好きかもしれない」という中途半端な告白。
LINEでの長文の告白。
何回も告白してくる。

こういった告白は、女性にとって迷惑であるようです。

3月18日放送の『北野誠のズバリ』では、インターネットサイト『Googirl』の記事から、女性が困惑する男性からの告白について取り上げました。

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経験者・井上トシユキは語る

この話題に、「僕、似たようなことはちょっとしたことありますよ」と期待させてくれたのは、ITジャーナリスト・井上トシユキ。

「僕も色々古傷持ってますからね」と、苦い記憶をたどり始めました。

それは昔、渋谷のスクランブル交差点を渡っている時のこと。

「意識はしてたんですけど、つい我慢でけへんようになってもうて」

交差点を渡り、山手線に乗り、帰宅ラッシュで満員の車内でついポロッと告白してしまったというのです。

「『やめてよ、こんな人がいっぱいいる満員電車の中で告白とか、信じられない!』。つって、すっげぇ怒られました。めちゃ怒られました」

結果、「私もちょっと好きだったかもしれないけど、もうヤダ!」と散々なことに。

迷惑な告白は、このような悲劇につながりかねないのです。
 

さらしもの状態

井上「『もうヤダ』。断言されましたからね」
北野「つまり、その空気感を読まないお前がイヤだと」

井上「と思う」
北野「このころから空気読まんかったんねんな」
井上「生まれた時から読んでないんでしょうね。そうせんと、ここまでは来んもんね」

井上の自虐に「あはははははは!」と大笑いの松岡亜矢子。

松岡は、満員電車での告白は「さらされてるみたいで」と、その時の女性の気持ちをおもんばかります。

北野「早く降りたくて仕方ない。」
井上「そうだったみたい。『なにこれ、なにこれ!』みたいな」

周囲も聞き耳を立てていたに違いないと推測する松岡。

もし自分がこの場に居合わせたら、一駅ぐらいは乗り越してもいいかと思うかもしれないというほどです。

松岡「この子、どう言うんだろうっていう」
北野「やっぱ気になるよな、そんな状態」

「り」って何?

長文のLINEは男女間のみならず、全体的に嫌がられる傾向にあると北野。

「2ちゃんねる」世代だという井上は、「短く書かないとすげぇぶったたかれてたんで」と、短く書くクセがついているといいます。

LINEの文章が長い代表選手は「おっちゃん」。

井上「順を追って説明しようとするらしくて」
松岡「そうか、チャットのような感覚でしないんですね」

おじさん世代のLINEは、若者とは違う感覚だというのです。

「ちょい遅れ」(少し遅れます)
「り」(了解)

まず、この短いやりとりが理解できないだろうと井上。

北野も「俺らの同級生あたりで『り』で止めたら、『どうした?なんや?何か打ちかけたんちゃうんか?」となるだろうと同意します。

「『えっ?了解って打てよ』とか。ケンカなるから、いちいち」

考え方童貞

「好きかもしれない」という曖昧すぎる告白についてもツッコミを入れます。

北野「それはもう、振られたくない」
井上「汲み取ってほしいの、逆に」
松岡「そこは空気を読めと」

「あたしもよ」というセリフを聞きたいため、傷つかないための手段だというのです。

井上「結果、『自分が勝った感』を得ると」
松岡「『じゃあ付き合う?』みたいな」

この思考を「考え方童貞」と命名している北野。

「傷つきたくないから撒き餌するねんけど。絶対自分は『俺、別にちゃんと好きや言うたわけじゃないもん』」

これはまさに典型的な「考え方童貞」だというのです。

女子「じゃあ付き合う?」
男子「ほら、お前から付き合う言うてきたね」

「あーめんどくさ。内田裕也さん生きてたら怒らはるで」

この日、訃報が入った偉大なるロックンローラーにも思いをはせた北野でした。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2019年03月18日13時24分~抜粋

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