北野誠のズバリ

憧れの「どんぶりプリン」と「トッピング全部乗せピザ」は挑戦すべきか問題

11月28日放送の『北野誠のズバリ』、この日のテーマは「どうしてもしたいこと!」。

このテーマに、「巨大なプリンが食べたくて、どんぶりプリン作りに挑戦した」「ピザのトッピング、オール乗せにチャレンジした」という、誰もが一度は抱いたであろう夢に挑んだリスナーからおたよりが寄せられました。

果たして、この2人の挑戦は成功に終わったのでしょうか。

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夢のどんぶりプリン

「どうしてもしたいこと、それは大好きな“どんぶりプリン”を食べることです。

好きなものだけでお腹いっぱいになりたいと思って、どんぶりでプリンを作ったことがありますが、ことごとく失敗します。

固まらずにプリン液が流れていってしまいました。悔しいです。

普通のサイズで我慢すればいいと思うんですが、それとはちょっと違っていて、めっちゃ大きいプリンだけで腹いっぱいにしたいんです。

次こそ成功させて、お腹いっぱいプリンを食べたいんです」(Aさん)

どんぶりプリン作りに果敢にチャレンジしたものの、残念ながら失敗に終わってしまったというAさん。

こどもの時は思ったことがあるが、大人になった今では「胃もたれ」が気になるという、現実的な北野誠と原武之弁護士。
 

2時間、8,200円

「私はピザ好きなんですが、トッピングのオール乗せをしたらどうなるか、どうしてもしてみたいと思っておりました。

しかし、家ではそんなことをすれば嫁は『お金の無駄、もったいない!』と言うでしょう。
家族がいない時にこっそりやってみようと思いましたが、箱などが見つかりこれも困難とあきらめてました。

ところが先日、出張で宿泊したホテルで、ピザの宅配可能となってました。
しかも、部屋まで来てくれるというではありませんか。

早速注文しました。
店員に『トッピング全部乗せ可能ですか?』と聞きましたが、『可能ですが、お届け時間が遅れます。またお値段はかなり高額になりますけどよろしいですか?』と。

『構いません!』と返事をして、注文しました。

待つこと2時間、料金は8,200円…」(Bさん)

待ち時間の長さと金額の高さに、「オー!」と叫ぶ原弁護士。
北野も思わず「すごいなぁー!」と裏声が出ます。

絶対に真似するな

「通常の平面なピザでなく、具材がこんもりと山盛りになってました。

早速試食。
具材ばかりで、生地に到達できません。

最初はいろいろ味に変化があり美味しかったんですが、クドさが増してきました。
半分も食べれず止まりました。

ホテルの部屋はピザのにおいで充満、それが鼻につきムカムカしました。

残りは翌朝、朝食に回しましたが、それでも食べきれず。
昼食もその残りを食べ、意地でも完食しました。

8,200円ですが、胸やけがします。
皆さんは絶対に真似しないようにしてほしいです」(Bさん)

果敢に挑んだものの、撃沈。
「絶対に真似をするな」というありがたい忠告を残してくれた、チャレンジャーBさん。
 

ラーメン大盛の罠

北野「気持ちはわかるけどこれは…」

呆然とする北野に、アシスタントの大橋麻美子が「今のピザっていろいろあるから、オールってどこまで?」と尋ねます。

北野「だから山のようになってるでしょ、箱に入ってないんじゃないの?」

3人の中では「トッピング全部乗せ」は、もはやピザではないという結論に達しました。
生地までたどり着けないピザは、「ラーメンニ郎の大盛」のようだと北野。

北野「なんぼ俺はモヤシを食べてるんだ?モヤシを食べに来たのか、ラーメンを食べに来たのかどっちなんや!なんで俺は間違って大盛、ただでさえ大きいのに!」
大橋「頼みたいけど後悔、っていうね」

また、学生時代に訪れた札幌の「ラーメン横丁」でも、やはり大盛にして麺にたどりつかなかった経験があるという北野。

「『もう止めといたらよかったー(泣)』って思った。こんなして食べたいって思うもんは、大体途中で止めといた方がいいですよね。実際やるとね」

夢は夢のままの方が幸せな場合もあるのかもしれません。
 

まさかの土鍋プリン

どんぶりプリンを強烈に欲するAさんに、リスナーからアドバイスが寄せられました。

「巨大などんぶりプリンを作って食べてみたいという話がありましたが、どんぶりプリンやバケツプリンなどの大きなプリンを作るんでしたら、通常の焼きプリン・蒸しプリンのレシピでは、プリン液の量が多すぎて中まで加熱できないので絶対に固まりません。

仮にめちゃくちゃ時間かけて中まで加熱しても、プリン自体が柔らかすぎて、型から抜いても重すぎて形を保てずに崩壊します。

なので、巨大なプリンを作る場合は、プリン風のゼリーのようにプリン液を固めるゼラチンか寒天を入れないと絶対にうまく作れません。

根本的な問題で、材料にゼラチンや寒天を入れるとプリンではなく、カスタードゼリーかカスタード寒天になりますけどね」(Cさん)

「どんぶりプリン食べたくて失敗するってメール。三重県津市の『ルフラン』っていうフランス菓子屋さんが"土鍋プリン"を販売してます。

とてもデカイし、食べ終わった後の土鍋は鍋料理で使えるので、そちらで満足されてはどうでしょうか」(Dさん)

夢のどんぶりプリンをはるかに超える土鍋プリン…
Aさんからの報告を楽しみに待つことにしましょう。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2018年11月28日15時04分~抜粋

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