北野誠のズバリ

弁護士がキャバクラで高額請求されちゃった!

10/31放送の『北野誠のズバリ』、この日のテーマは「計算ちがい!」。
リスナーから寄せられたのは、フィリピンパブでうっかり大枚をはたく羽目になった友人の話。

これを聞いた原武之弁護士も、酔いに任せてついついやってしまった、キャバクラでの手痛い失敗について明かしました。

男性にとって、癒しの空間であるはずのキャバクラ。
しかし、そこにはこんな落とし穴が潜んでいるようです。

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女の子がひっきりなし

「私の友人が計算違いをしてしまい、大変なことになりました。

それは先日友人のTさんと、東新町(編注:名古屋市中区の同名交差点付近。CBC近くの繁華街)の多国籍パブに行った時です。
その日Tさんは誕生日だそうで、ご一緒させてもらいました。

私はそのお店は初めてでフリー。
Tさんは指名のお気に入りのお店の女の子と飲みました。

Tさんは誕生日なので、彼女の手作りのフィリピン料理やケーキが準備されて盛り上がります。

最初の延長が終わるとTさんは眠たそうな感じになっていました。
Tさんの話によると、このところ仕事が立て込んでいて、睡眠不足だそうです。

次の延長になりますと、Tさんはうつらうつらと起きたり寝たりとうつろな感じ。
その間、ひっきりなしにお店の女の子が来ては『乾杯していい?』と聞いてきます。
彼女は彼女でワインのボトルをTさんにねだります。

Tさんは半分眠たそうにしながら『ええよ、ええよ』と言っていました」(Aさん)

酔いと眠気からか、女の子の言いなりになってしまったTさん。
なんとなくこの後の展開が読めてきました…
 

計算ちがいや!

「気がつくと、テーブルの上はグラスの山。そして3回目の延長を終えてチェック。

『今日は付き合ってくれたから、私が支払います』と言いますが、あからさまに酔っぱらってるTさん。

私は『ありがとうございます』と言いましたが、ふっと冷静に、このワイングラスの山にワインボトルが数本。
『支払いは一体、いくらになるんやろなぁ』と。

しばらくして『ありがとうございました』と彼女が支払いの紙を1枚持ってきました。
Tさんは、その紙を見て私に向かって言いました。

『Aさん、今まで私、記憶あんまりないねんけど。女の子のドリンクOKって言ってましたか?』と確認してきました。

私は『ご機嫌でオッケーやと言ってましたよ」と言うと、Tさんは黙って彼女にカードを渡しまして。
お店を出た後にTさんが言いました。

『しまった。仕事が忙しくて、今日はいつもより酔っぱらってしまい、気が大きくなってしまったみたいや。計算ちがいや』と」(Aさん)

まさにこの日のテーマ通りの言葉、「計算ちがいや!」が出ました。
 

魅惑のシャンパンタワー

「後日、あの時の支払いを尋ねると15万。
私も驚きましたが、私たちのテーブルの上とその隣のテーブルまで並んだグラスに、ワインのボトルが数本。

当然といえば当然ですが、多国籍パブで酔っぱらって気が大きくなると、本当に計算違いのことが起こることを身をもって友だちのTさんは教えてくれました。
私も本当に気を付けなければと」(Aさん)

この哀れなTさんの話に、「人生1度はありますよ、こういうこと…」と理解を示す原弁護士。

「シャンパンタワーを入れてみようと…」と呟いた原弁護士に、「先生えらいこと考えましたね!」と嬉しそうな北野誠。

「シャンパンタワーが置いてあったんですよ。で、シャンパン入れたらどれぐらい入るのかな、と思ってやってみたら、あれすごい入るんですね!すごい請求きましたよ」

シャンパンタワーを目の前にして、好奇心を抑えられなかったという原弁護士。
かなり痛い目にあってしまったよう。
 

2,500円のジュース

20本ぐらいは入ったんじゃないかという原弁護士。
もちろん、1本1,000円なんていう安いシャンパンであるはずもなく。

「もう真っ青ですよ。行った人は割り勘にしようって言い始めましたからね」

勝手にシャンパンタワーを頼んだあげく、連帯責任制にしてしまったそう。

「酔っちゃうとわかんなくなるんすよー」

原弁護士、かなり危険なことを言い出します。

「信用でけへん!この人!」という北野に、「置いてあったんですよ、置いてあった」と、ちっとも言い訳にならない言い訳をする原弁護士。

「酔っぱらってるから1本、2本ぐらいの感覚なんですけど。考えたらそんなわけないですよね」と、切なく笑います。

原弁護士の告白に刺激を受けたのか、キャバクラあるあるを語り始める北野。

「あとはヘルプで来た女の子に、『私も何か』『飲んでええよ』って言ったら。おいらの酒を飲むのかなと思ったら、『私ちょっとあまりお酒飲めないので、オレンジジュース』って、これが2,500円ぐらいすんの!」

「そうそうそうそう、2,500円とかしますし、お腹減ったって言いだしますからね」と、やはり身に覚えありの原弁護士。

キャバクラの女の子の作戦にまんまとはまっている2人。
 

ミスを繰り返して大きくなる

「こういうミスを繰り返して、男の人は大きくなっていくんですよ」

原弁護士から急に「男の格言」めいたものが飛び出しました。

「1度はある、1度は」

原弁護士、自分に言い聞かせるように何度も繰り返します。

北野「学習や、人間何でも学習や!」
原「そう、学習です」

北野「シャンパンタワーなんか2度とせえへんよな」
原「2度としちゃいけないです」

女の子のジュースが2,500円もするというのは、恐ろしい世界だと理解はしている北野と原弁護士。

原「怖いです」
大橋「怖いです」
北野「怖いです」

北野「ホンマその女の子に言いたかったもん。『オレンジジュース俺、近くのコンビニで買ってくるわって」
原「本当にそう思いますよね。いくらだと、原価は」

大橋「怖い思いして学ぶわけですね」
北野&原「そうそうそう」

一歩足を踏み入れただけで、モノの値段が数十倍に跳ね上がる危険地帯。
そんなに怖いのについつい足を運んでしまうのが、キャバクラの魔法といったところでしょうか。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2018年10月31日14時22分~抜粋

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