北野誠のズバリ

京都の路面電車に妖怪が大集合!

8月21日放送『北野誠のズバリ』では、事故物件住みます芸人・松原タニシが「京都の街を走る妖怪電車」についてレポートしました。

8月11~15日の5日間、妖怪の格好をした人が多数、路面電車に乗り込むという参加型イベント「嵐電妖怪電車」が開催されました。

関西では「嵐電(らんでん)」の愛称で親しまれ、主に嵐山と四条大宮の間を走る電車ですが、正式には京福電気鉄道嵐山本線と言い、地元の方の通勤・通学はもちろん、京都太秦映画村や北野天満宮に行く観光客などが利用しています。
ちなみに「京福」といっても、京都と福井を結ぶ路線があるわけではありません。

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人間は220円、妖怪は50円!?

この妖怪電車は2両編成で1日5便を運行、今年で12年目を迎える人気イベントです。

松原タニシはただ電車を見に行ったわけではなく、妖怪電車と連動したイベント、起点の嵐山駅近くにあるホテル、ファーストキャビン京都嵐山で開催された怪談話のイベントに呼ばれたため、電車に乗ったわけです。

乗車券は本来大人220円、子供110円ですが、妖怪の格好をすると50円で乗れるのがポイントです。

妖怪の格好をした人は「妖怪認定シール」がもらえるのですが、同時に妖怪コンテストも兼ねています。

タニシが実際に乗ってみると、妖怪の格好をした人間だけでなく、狐の妖怪に扮したチワワもいたそうです。

また、全身ガイコツのおじいさんもいましたが、その方は優勝を狙っていたそうです。

行き先を示す電光掲示板には、通常の「四条大宮」だけでなく、ちゃんと「妖怪電車」と書かれています。

車内は妖怪だらけ!

車内は薄暗く青い照明が当てられた状態で、夜に走ると本当に怖そうです。

一番人気があったのは、フードをかぶり赤いマントを着て、オペラ座の怪人のような白いマスクをかぶった子供さん。

しかし、タニシが「写真撮って良い?」と聞くと、「ダメー!」と言って逃げてしまうという、目立ちたいのか目立ちたくないのか分からないといったリアクション。後に何とか許可を得て写真を撮らせてもらいました。

他にはミル・マスカラスなどのマスクをかぶった集まりもいて、「妖怪ではなく、覆面プロレスラーでは?」と思いそうですが、一応、白い三角形の布を付けているということで、お化けと言えるでしょうか。

この軍団、タニシが最初に見た時は盛り上がっていたそうですが、この電車は終点まで20分ほどノンストップ、やることがなくなってきたのか、最後には時間を持て余していたそうです。

また、天狗のお面をかぶった丸坊主の大学生は、お面以外は普通の格好だったため、あまり写真を撮られることはなかったという、少し物悲しいこともありました。

それでも最後の方には車内で妖怪が縦に並び出し、EXILEの『Choo Choo TRAIN』のように回り出して、盛り上がったそうです。

もちろん、妖怪のコスプレをしなくても通常料金で乗車できますので、見るだけでも楽しそうですし、路面電車ですので外から見やすくなっており、走っている最中も中の様子が伺えます。

今年の妖怪電車は終わってしまいましたが、このイベントを企画した妖怪藝術団体・百妖箱さんでは、ハロウィンより少し早い時期に妖怪の仮装行列・百鬼夜行のイベントも開催されます。

京都は夏も秋も、妖怪で盛り上がりそうです。
(岡本)
北野誠のズバリ
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2018年08月21日15時20分~抜粋

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