北野誠のズバリ

名古屋城天守閣木造復元へ。歴史を繋ぐプロジェクトが本格スタート!

5/7放送の『北野誠のズバリ』で取りあげたのは、「名古屋城の木造復元」について。

名古屋市のシンボル、名古屋城の天守閣が木造復元に向けて5/7から入場禁止となりました。
新聞各紙の記事によると、この入場禁止を前にGW期間中の4/28~5/5までに15万4,000人が訪れ、大型連休中としては過去10年で最多となったそうです。

新しい天守閣の内部がお披露目されるのは、2022年12月の予定です。

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天守閣見納め

まずは北野誠がリスナーからのおたよりを読みあげます。

「奥さんは連休中、なにやらセミナーを受講するとかで連日お出かけだったんで、なにして過ごそうかと思っていたら、長男坊が『見納めになるから名古屋城行こう』と言ってくれたので父と子2人で行って参りました。
想像はしてましたが、すげぇ人でした。でも天守閣まで登って、コンクリート製の名古屋城から城下の景色を見てきましたが、ええ年して階段で登ったんで、めちゃくちゃ筋肉痛です」(Aさん)

「みなさん、最後ってなると結構来はりますよね」と北野。

「道頓堀角座」が閉鎖される際も、最後の1週間は毎日満員だったといいます。

お客さんから「角座の火を消すな!」という声が上がった時に、横山たかし・ひろしのたかし師匠は「それやったら毎日来てくれや!」と言っていたんだそう。

井上「『すまんのぉ~』言うてね」
北野「『お前さんが毎日来てくれたら、潰れることはなかったんや』」
井上「そりゃおっしゃる通りや!」
北野「『けえへんから火は消えるんじゃ』って言うてはりました」

見納めだと思うと、人は急に集まり出すものです。

出てきちゃった設計図

「最終的にどうするかって。エレベーターの問題、エスカレーターの問題。いろんな案が出てますけどね」という北野に、「木造にするのは決まっちゃったのね?」と井上。

北野「出てきてしもたんですよ。当時そのままの設計図がまんま出てきちゃった」
松岡「ちゃったというか、出てきたー!って喜ぶのか」
北野「これが、出てきてしもたのか。誰かが見た瞬間にクシャクシャクシャとしときゃあ、こんなこともなかったんだろうと」

とんでもないことを言い出す北野。

「だからそれをやろう思ったら、当然ものすごい技術力の高い、いわゆる宮大工さんと呼ばれる、日本で一流の方々が皆さん集まって、木造復元なんですけど」と北野。

そこには「耐震性」の問題、そして「お年寄りや身体の不自由な方にどうやってのぼっていただくか」という問題があるといいます。

例えば大阪城では、お城の内部ではなく側面にエレベーターを作り、そこから天守閣に移動できるようになっています。

2022年年末を待つ

「今からでも遅くないからどうでしょかね、この木造復元に向けてのこのね、完璧な設計図を誰かが思い切って燃やしてみるとかね」

再び(話に)火をつける北野。

北野「ここは井上さんに一肌脱いでいただいて」
松岡「ハッキング(笑)」
井上「取材に行ってね、『これでございますか、貴重な設計図は』」
北野「ちょっとライターと火付けて『うかっとしてました!』」
井上「口から火吐くわ。ボー!マジックで」
北野「インド大マジック」
井上「まさか身体検査したのに、口から火吐くとはー!」

どうでもいいやりとりが続きます。

「ほんまにこれはどうなっていくのか。1つの目玉ですからね」と仕切り直す北野。

完成予定は2022年。

北野「4年て意外とあっという間だと思いますよ」
井上「ラグビーワールドカップ来年でしょ、東京オリンピックでしょ」
北野「そんなん言うてるうちにあっという間ですよ」
井上「どんどーんって来て、その2年後やで。もう海外の方名古屋とか日本とかになじみがある中で来るわけだから」

木造復元のお城は全世界から注目を浴びているといいます。

新たな城下町「金シャチ横丁」もでき、名古屋メシの人気も好調な名古屋。
名古屋城天守閣の木造復元が完成となれば、ますます名古屋への注目が集まることでしょう。

2022年の年末を楽しみに待つことにいたしましょう。
(minto)
北野誠のズバリ
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2018年05月07日13時24分~抜粋

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