『北野誠のズバリ』木曜日の隔週レギュラー・紺野ぶるまが3/15の放送で、先日行なわれたピン芸人の頂点を決める大会『R-1ぐらんぷり2018』について語りました。
準決勝を勝ち抜いてから決勝までの約1ヶ月間、どんな準備をして過ごしていたのでしょうか?
聞き手はパーソナリティの北野誠と、アシスタントの氏田朋子です。
紺野ぶるまがR-1ぐらんぷりで、得したこと損したこと
あえてネタを寝かせる
今回、復活ステージ(敗者復活戦)を経ることなく、初めてストレートで決勝戦に進んだことで、じっくり準備する期間ができた紺野。
普通なら、ネタをよりブラッシュアップするために、手直ししたり、ライブに何回も出て腕を磨いたりするもの。ですが紺野は、ネタは予選の段階ですでに一文字単位で改良を重ねていたので、もう直すところもありません。
ライブに出て、観客の反応で一喜一憂してテンションが下がるのも避けたいし、同じネタを何度もやると自分が飽きてしまいます。
この「飽きる」には北野も同調。
コンビなら相方とアドリブを利かせて新鮮な気持ちになることもありますが、独りしゃべりはやり過ぎると飽きてしまうそう。
しかも、お笑いライブのお客さんは本当にお笑いが好きで、どこのライブも観ている人が多く、だんだんウケなくなってくるんだそう。
これは北野いわく"お笑い芸人あるある"で、歌手なら「みんなが知ってる歌を歌ってほしい」と思われるのに対し、お笑い芸人は「みんなが知ってるネタはもうええ」と思われてしまうのです。
おまけに今じゃYouTubeに勝手にネタがアップされたりもしますから、「そのネタ、YouTubeで見たし」とか言われたり。タダで見られた上にそんなことを言われたら、悲しくなるというもの。
そんなわけで、ネタについてはあえて触れずに、インターバルを置くことにした紺野でした。
身体に良いことだけは確かです
では何をするかと考えて出たのは体調管理です。まず注意したいのはインフルエンザですが、紺野はすでに予防接種は受けたといいます。ただ、2回受けた方が効果が高まると言われているので、近くの内科を全部調べてみたところ、ワクチン切れで受けることができませんでした。
そこで紺野は、R-1ヨーグルト(正式名称・明治プロビオヨーグルトR-1)を1日2本飲んでいたそうです。
「1日1本飲むと免疫力が高くなるらしい」という噂が巷で言われているのと、R-1という名前にあやかって。
もちろん、R-1ヨーグルトは一度に多く飲めば良いというわけでもなく、2本飲む有用性は不明です。逆に糖分の摂り過ぎになるかもしれないので、飲みすぎない方が良さそうな気も。
さらに北野は「腸内フローラの環境を整えるには、1種類より、いろんなヨーグルトを飲んだ方がええとも言われてますけどね」と言い、毎日ヨーグルトを変えているんだとか。
あくまでもいろいろ言われている情報のうちのひとつなので、各自自己責任でお願いします。
2回やるのが好きですね
紺野は今年9月で満32歳。数え年で33歳のため、本厄となります。そんな時に人生を左右する大きな大会に出るのは、怖いですよね。
厄払いは年始に有名な神社でやったそうですが、「本厄の厄払いは2回行った方がいい」という話を聞いて、地元にある幼い頃から行きつけの神社に行ってみようと、問い合わせてみたそうです。
(ちなみに厄払いは信仰や個人の考えによるので、行くべき回数に決まりはありません)
すると「○時から○時に来てくれたらいつでもやります」とぶっきらぼうに言われたとか。
紺野「ちなみに今日は大丈夫ですか?」
神社「今日はちょっと、すいません」
紺野「じゃあ明日行きますね」
神社「あー、でも明日は春祭りの準備があるんで、ちょっと難しいかもしれないですね」
まるで、
男「お昼は何食べたい?」
女「何でもいいよ」
男「じゃあ中華にしよう」
女「えー?中華は油っこくてイヤだなあ」
…みたいなやりとりですね。
この、神社側の感じの悪さが、本厄の怖さを上回ってしまい、厄払いはやめにしたんだそう。
わかったことは「人生いろいろ」
その他、自己啓発本を読みまくり、「ありがとうと言っていると、周りが助けてくれる」というのを実行していろんな人にありがとうと言っていたり、人前に立つ者が絶対に観るべきと言われた映画『グレイテスト・ショーマン』を観てテンションを上げていたり、様々な手を打ったそうです。
しかしその甲斐もなく、『R-1』では視聴者投票も審査員投票も共にゼロという、昨年と同じ結果になってしまったのでした。
「本厄は恐ろしい」とつくづく思った紺野。ただ、R-1ヨーグルトを飲んでいたおかげかどうかはわかりませんが、毎年悩まされていた花粉症が今年は全く出ていないそうです。
「結局、何がええのか、人生はいろんなことをやってみなわからんっちゅう話やな」と、ムリヤリまとめる北野でした。
最後に恒例の"ち○こ謎かけ"です。
紺野「芽吹きました。R-1ぐらんぷりとかけまして、ち○こと解きます。その心は、どちらも、つかんだと思ったらすぐに手からすり抜けていくでしょう」
評価は、
北野「汚いけど上手い」
氏田「想像しやすい」
…ということでございました。
(岡戸孝宏)
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