北野誠のズバリ

会社員の悲哀がつまった「サラリーマン川柳」。今年の優秀作品は?

2/15放送の『北野誠のズバリ』、「本日の蔵出しトピックス」のコーナーでの話題は、毎年恒例「サラリーマン川柳」について。

この日、「第31回サラリーマン川柳コンクール」の優秀作品100句が発表されました。

「サラリーマン川柳」とは、組織の一部として働く会社員が、職場や家庭での人間関係に関する悲哀を流行語に絡めて詠んだもの。

『産経ニュース』の記事などによると、今年はAIなどテクノロジーの進化を詠んだ句が昨年の2倍以上入選し、プレミアムフライデーや在宅勤務などの働き方改革に関する句も登場したそうです。

いったいどのような句が優秀作品に選ばれたのでしょうか。

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「マジですか?」は丁寧語?

「この季節になると確定申告やなって思うんですけどね。毎年この時期になると、バレンタインが終わって、必ずこのサラリーマン川柳コンクールをやってきて、うちの番組で取り上げて『ああ、確定申告や』と思ったりもするんですが」

サラリーマン川柳の話題で、確定申告の時期を思い知らされるという北野。

そんな北野が、優秀作品100句の中から気になる句・笑える句を次々に読み上げていきます。

『スポーツジム 車で行って チャリをこぐ』

北野「ありがちですね、そこまでチャリで行けよと。晴れてるなら」
氏田「ありがちですね」

『「マジですか?」 上司に使う 丁寧語』

北野「これ丁寧語なんか?」
氏田「いますねぇ」

氏田の周囲にも「マジですか若者」は存在している様子。

えぐられる北野

『父からは LINEみたかと 電話来る』

「ありがちです。これ、俺もついやりますねぇ。全然何の返事もない時なんか見たんか?と思うやん。腹立ってくんねん、だんだんだんだん」

なんと、北野自身がこの父側の人間であったよう。

北野「そうやねん家族LINEに入ってないんでね、僕」
氏田「かわいそうに(笑)」
北野「ちゃうねん、入れんことないねんと思うねんけど、今更俺のプライドが…」
氏田「えー?何のプライドそれ?邪魔ー!全然入ったらいいじゃないですか」

北野のわずかなプライドは氏田朋子によって「邪魔もの」扱いされてしまいました。

北野家の不協和音

「何かもう、今更言いにくいし。誘ってくれへんから。招待してくれへんもん!他の人はみんな招待してくれても、家族は招待してくれへんねんもん!だからいまだに家族とのやり取りはメール。俺はメール。誘ってくれへんかったし…」

興奮したり、しょんぼりしたりと情緒不安定な北野。

家族とLINEできないという北野を「えっウソ!そうなんだ」と哀れむ氏田。

氏田「自分で作ったらどうですか?『北野家』。グループLINEの写真も作れるから。幸せだった時の家族写真」
北野「いやや!もうええねん、もうええねん!僕はイヤだ!不協和音が起こる!」

この日のテーマ「僕はイヤだ!」を叫ぶ北野。
欅坂46の「不協和音」が2度も流されました。

同窓会は連想ゲーム

そんな北野が「わかるわ、これ」と言ったのが次の1句。

『AIに 翻訳させたい 嫁の機嫌』

「これもキツイね、女の人」というのはこの1句。

『記憶にない 夫のどこに ほれたのか』

「ジャハハハハハハハ!」と大笑いの氏田。
「結婚25年くらいたったらわかれへんのやろな」と納得の北野。

『ほらあれよ 連想ゲームに 花が咲く』

北野「これはもううちの同窓会行ったら、こればっかりですわ。『ほらほら、あれあれ、あの人あの人。ああそうやな、あの人なぁ!』全然わからへん。誰やねん」

「ほら、あれ、あの」だけで会話が成立するのであれば、それはそれですごいことですが。

小腹どこ?

「これも厳しいけどおもろいなと思った」というのはこの1句。

『汗だくは イケメンだけが 許される』

北野「これ女の人みんな思ってるなぁ」
氏田「その通り!」
北野「そりゃ竹内涼真君が汗だくだったら」
氏田「うわーもう走ってる姿はカッコいい!」

『社内エコ 無駄を無くせと 配る紙』

北野「これもよくあると思いますよ」

『小腹すき ダンナに言えば 小腹どこ?』

氏田「ひどい!ひどい!」
北野「旦那と妻の戦いを繰り広げてますね」

このように、哀しみとおかしみが妙に胸に突き刺さる「サラリーマン川柳」。

投票は2/15~3/16まで、ベスト10の発表は5月下旬です。
(minto)
北野誠のズバリ
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2018年02月15日13時23分~抜粋

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