1/19放送の『北野誠のズバリ』は、約9か月ぶりに北野誠の元に戻ってきた自転車の話題で始まりました。
なんと4月に盗まれた「東新町2号」(参照:危険地帯で盗まれたワインレッドの「東新町2号」)が見つかったと、警察から連絡があったというのです!
しかし、すでに北野は「東新町V3」を乗り回しているため、2号は不要。
ならば「CBCラジオ号」として生まれ変わらせようと期待に胸を膨らませていた北野の目に飛び込んできたのは、後ろのタイヤの虫ゴムがなくなった哀れな2号の姿でした。
「腹立つわ~、どこまでやねんこれ!俺に恨みあるやつがこれしたんかなと思うぐらい」と嘆き悲しむ北野。
結局自転車屋さんで修理してもらい、4,320円をお支払いする羽目になったのでした。
というわけで、この日のテーマは「腹立つわぁ~」。
リスナーからもとびっきりの「腹立つわぁ~」が寄せられました。
まずは、若気の至りを奥さんに蒸し返されて腹が立ったというAさんから。
「『ねぇ、アレ持ってきて』と寝室でカミさんから言われました。男に向かってアレ持って来い、というのは。おまけに寝室。それはもう避妊具の”コンドーさん”しかございません。寒い季節、カミさんも人肌が恋しいか、そうかそうか。今夜はガンバリますがな、寒いでぇ。
装着して、下半身のみ裸で寝室に行くと、カミさんが『ちょっとちょっと何よ!トイレ行きたいけど寒いから上着取ってって言ったつもりなのに。ちゃんとアレって指さしたでしょ』と。なんていうこの10何年前の恥ずかしい遠い思い出ですが。
昨晩も、晩ご飯の時にカミさんが『ちょっと醤油持ってきて』と言うたあと、『あっごめんごめん。ちょっと醤油持ってきて言うたけど、勘違いしてズボン脱いでこんでええからね』と言われ、恥ずかしいこの昔話を思い出さされました。
腹立つわぁ~。うまく言い返したけど、実際に自分もそんなことした思い出もよーく覚えているので、今さら何にも言われへんから自分にも腹立つわ」(Aさん)
「おもしろーい」と無邪気に喜ぶ片山淳子。
「若い時はねぇ、そんな風に何にもせんでもコンドーさんを上から被せたもんですよねぇ」と、ノスタルジーに浸る北野。
北野「今なんかコンドーさん被そう思っても、被すのが大変やがな。ねぇ」
片山「お疲れさまです」
北野「腹は立つけど、チンチンは立たん。よう言うたもんやわ」
北野から何やら格言めいた言葉が飛び出しました。
続いては、年配営業マンをギャフンと言わせた方からのおたより。
先日、取引先の会社の社長から、自社の営業会議に出席して商品アピールの方法をレクチャーしてほしい、と頼まれたBさん。
二つ返事で引き受けたBさんを待っていたのは、真剣なまなざしの若手営業マンだけではなく、まるで”貴乃花親方”のように腕を組み、ふんぞり返りながら『何をしゃべるんや、こいつは』と頭から見下すような年配営業マンまで約20名ほどのメンバーだったそうです。
「その後私は約1時間、我が社の商品のプレゼンをすると、皆さんから『なるほど』『はぁわかりやすい』『よくわかった』とたくさんの拍手をいただきました。
すると、腕組みをしたままメモ一つ取らず、拍手もしてくれない貴乃花親方みたいな人が…」(Bさん)
「多分マフラーも付けたままだったでしょうね」
すっかり“貴乃花親方”というワードに引っ張られている北野。
片山「ちょっとオールバックで」
北野「ちょっとネクタイギュッと上に上がってて」
もはや、イメージは完全に親方です。
「その貴乃花親方みたいな人が、右手を挙げ『ちょっと待った!それでこの商品、結局どう売ったらええねん。売り方が全く伝わらんやないか』と、私を怒鳴りつけました。
会場は一瞬にしてシーンと静まり返り、私は『せっかくええムードやったのに、何さらすんやこの人!この貴乃花!めっちゃ腹立つわ!』と思いながら『すいません』と。
『先ほどあなたはどうやって売ったらいいのかさっぱりわからんとおっしゃいましたが、”売ったら”という考え方自体がハッキリ言って間違いだと思います。私も営業マンのはしくれですが、私が商品を売ろうと思ったことは一度もございません。この商品の良さをお客さまに理解していただき、納得していただければ、買っていただくことができるんです。
すなわち我々は”得”を”説”明するのが仕事で、これを説明する時に”説得”といい、お客さまはその営業マンが説得したところを納めてくれれば、これがお客さまの”得”を”納”める、”納得”につながると思います。
すなわち我々はお客さまに”得”を”説”明するのが仕事で、売るのが仕事ではないことをおわかりください』と冷静に反論すると、取引先の社長自らが思いっきり立ち上がって、拍手をしてくれ、それにつられて他の営業マンが一斉に拍手をしてくれ、腹が立ったのを忘れましたが。
なかなか我々の業界は年取るだけで、トップセールスマンやと勝手に勘違いしている人、腹が立ちますが結構多いんです」(Bさん)
“得”を”説”明することを”説得”。
“得”を”納”めることを”納得”。
片山「なんかドラマのワンシーンみたい」
北野「池井戸潤が書きそうな!『営業王』かなんかドラマのタイトルいけそうやでー。なんやドラマになりそうやわ、ホンマに」
「営業さん説得するの得意やけど、嫁はんは説得でけへんねんな、お前は」
常連リスナーのBさん。
プライベートを熟知している北野に、最後はきっちりツッコまれてしまいました。
『陸王』の続編はBさん主演による『営業王』で決まり?
池井戸さん、いかがでしょうか。
(minto)
なんと4月に盗まれた「東新町2号」(参照:危険地帯で盗まれたワインレッドの「東新町2号」)が見つかったと、警察から連絡があったというのです!
しかし、すでに北野は「東新町V3」を乗り回しているため、2号は不要。
ならば「CBCラジオ号」として生まれ変わらせようと期待に胸を膨らませていた北野の目に飛び込んできたのは、後ろのタイヤの虫ゴムがなくなった哀れな2号の姿でした。
「腹立つわ~、どこまでやねんこれ!俺に恨みあるやつがこれしたんかなと思うぐらい」と嘆き悲しむ北野。
結局自転車屋さんで修理してもらい、4,320円をお支払いする羽目になったのでした。
というわけで、この日のテーマは「腹立つわぁ~」。
リスナーからもとびっきりの「腹立つわぁ~」が寄せられました。
腹は立つけど〇〇は立たん
まずは、若気の至りを奥さんに蒸し返されて腹が立ったというAさんから。
「『ねぇ、アレ持ってきて』と寝室でカミさんから言われました。男に向かってアレ持って来い、というのは。おまけに寝室。それはもう避妊具の”コンドーさん”しかございません。寒い季節、カミさんも人肌が恋しいか、そうかそうか。今夜はガンバリますがな、寒いでぇ。
装着して、下半身のみ裸で寝室に行くと、カミさんが『ちょっとちょっと何よ!トイレ行きたいけど寒いから上着取ってって言ったつもりなのに。ちゃんとアレって指さしたでしょ』と。なんていうこの10何年前の恥ずかしい遠い思い出ですが。
昨晩も、晩ご飯の時にカミさんが『ちょっと醤油持ってきて』と言うたあと、『あっごめんごめん。ちょっと醤油持ってきて言うたけど、勘違いしてズボン脱いでこんでええからね』と言われ、恥ずかしいこの昔話を思い出さされました。
腹立つわぁ~。うまく言い返したけど、実際に自分もそんなことした思い出もよーく覚えているので、今さら何にも言われへんから自分にも腹立つわ」(Aさん)
「おもしろーい」と無邪気に喜ぶ片山淳子。
「若い時はねぇ、そんな風に何にもせんでもコンドーさんを上から被せたもんですよねぇ」と、ノスタルジーに浸る北野。
北野「今なんかコンドーさん被そう思っても、被すのが大変やがな。ねぇ」
片山「お疲れさまです」
北野「腹は立つけど、チンチンは立たん。よう言うたもんやわ」
北野から何やら格言めいた言葉が飛び出しました。
イメージは貴乃花親方
続いては、年配営業マンをギャフンと言わせた方からのおたより。
先日、取引先の会社の社長から、自社の営業会議に出席して商品アピールの方法をレクチャーしてほしい、と頼まれたBさん。
二つ返事で引き受けたBさんを待っていたのは、真剣なまなざしの若手営業マンだけではなく、まるで”貴乃花親方”のように腕を組み、ふんぞり返りながら『何をしゃべるんや、こいつは』と頭から見下すような年配営業マンまで約20名ほどのメンバーだったそうです。
「その後私は約1時間、我が社の商品のプレゼンをすると、皆さんから『なるほど』『はぁわかりやすい』『よくわかった』とたくさんの拍手をいただきました。
すると、腕組みをしたままメモ一つ取らず、拍手もしてくれない貴乃花親方みたいな人が…」(Bさん)
「多分マフラーも付けたままだったでしょうね」
すっかり“貴乃花親方”というワードに引っ張られている北野。
片山「ちょっとオールバックで」
北野「ちょっとネクタイギュッと上に上がってて」
もはや、イメージは完全に親方です。
「納得」と「説得」
「その貴乃花親方みたいな人が、右手を挙げ『ちょっと待った!それでこの商品、結局どう売ったらええねん。売り方が全く伝わらんやないか』と、私を怒鳴りつけました。
会場は一瞬にしてシーンと静まり返り、私は『せっかくええムードやったのに、何さらすんやこの人!この貴乃花!めっちゃ腹立つわ!』と思いながら『すいません』と。
『先ほどあなたはどうやって売ったらいいのかさっぱりわからんとおっしゃいましたが、”売ったら”という考え方自体がハッキリ言って間違いだと思います。私も営業マンのはしくれですが、私が商品を売ろうと思ったことは一度もございません。この商品の良さをお客さまに理解していただき、納得していただければ、買っていただくことができるんです。
すなわち我々は”得”を”説”明するのが仕事で、これを説明する時に”説得”といい、お客さまはその営業マンが説得したところを納めてくれれば、これがお客さまの”得”を”納”める、”納得”につながると思います。
すなわち我々はお客さまに”得”を”説”明するのが仕事で、売るのが仕事ではないことをおわかりください』と冷静に反論すると、取引先の社長自らが思いっきり立ち上がって、拍手をしてくれ、それにつられて他の営業マンが一斉に拍手をしてくれ、腹が立ったのを忘れましたが。
なかなか我々の業界は年取るだけで、トップセールスマンやと勝手に勘違いしている人、腹が立ちますが結構多いんです」(Bさん)
“得”を”説”明することを”説得”。
“得”を”納”めることを”納得”。
片山「なんかドラマのワンシーンみたい」
北野「池井戸潤が書きそうな!『営業王』かなんかドラマのタイトルいけそうやでー。なんやドラマになりそうやわ、ホンマに」
「営業さん説得するの得意やけど、嫁はんは説得でけへんねんな、お前は」
常連リスナーのBさん。
プライベートを熟知している北野に、最後はきっちりツッコまれてしまいました。
『陸王』の続編はBさん主演による『営業王』で決まり?
池井戸さん、いかがでしょうか。
(minto)