『北野誠のズバリ』木曜日恒例の人気企画「大人電話相談室」。11/9の相談者は、Aさん(38歳女性)です。
「今、2人の男性の間で、結婚まで考えて迷っています。私はどうすればいいんでしょうか?」
パーソナリティーの北野誠とアシスタントの氏田朋子が詳細を聞いていきます。
北野誠、悩み相談なのに、悩みじゃないものを聞かされた。
別れ方が独特過ぎる
開口一番「すごくモテモテで、2人にモテてどうしようかなって悩んじゃってて~♪」と嬉しそうに話すAさん。
その勢いにちょっとたじろぐ北野と氏田でしたが、じゃあ一体そのお相手がどんな人たちかを聞いてみることに。
「1人目が10歳年下で、2人目が3歳年下なんですけど」とAさん。
相手の男性は28歳と、35歳ということですね。
(便宜上、ここからは1人目をX氏、2人目をZ氏と表記します)
この2人の両方から結婚を申し込まれているんでしょうか?
Aさん「X氏とは2月にお付き合いしたんですけど、『結婚を考える』ってプロポーズして頂いて。で、その後お別れしちゃって」
え?結婚しようって言われたのに別れた?当然北野は尋ねます。
Aさん「私が、『別れよう』ってちょっと言ってみたんです」
は?言ってみた?
Aさん「本当に別れたいと思ったわけじゃないんですけど、なんか言ってみたくなって。そしたら彼が真に受けちゃって。あら、本気にしちゃった?みたいな感じで(笑)」
キツネにつままれたような様子の北野。正気を失わないよう、気を確かにしつつ、聞いていきます。
「別れて、もうX氏とは終わりになったんじゃないんですか?」
Aさんが言うには、その後ちょくちょく連絡は取っているけど、会ってはいないそう。
逆ハーレム状態
一方、2人目のZ氏とは前から友だちだったそうで、久しぶりに会ったら結婚前提の交際を申し込まれたんだとか。
Aさんはそこで一度交際を受け入れます。が、その翌日、別れたX氏から電話があり、そこで話していたら「やはり私はX氏が好きなんだ」という自分の正直な気持ちが湧き出てきたんだそう。
まあ、そりゃそうです。嫌いになったわけじゃなく、イタズラ心の度が過ぎて別れちゃっただけなんですから。
それからまた次の日、今度はZ氏に電話して、本当の気持ちを伝えたAさん。
するとZ氏は「Aの気持ちが一番大事だから。俺は待っているね」と言ってくれたのだそう。
ここまで聞いた北野、「Aさん、今この状況めっちゃ楽しんでるでしょ?」と問いかけます。
「ええ、もうこんなモテモテでめちゃくちゃ面白いなと思っちゃって(笑)」とAさん、大はしゃぎ。
モテ期をエンジョイしまくってますね。
「両方の男性とも当然、エッチしてますよね?」と確認する北野に、「ええーっ?あのー、えー、あー(汗)」と急に言いよどむAさん。
「そんな恥ずかしがる年齢でもないじゃないですか」と冷静にツッコむ北野に、氏田も大爆笑です。
「どっちの人が好きなんですか?」という質問には、「んー。1人目のX氏の方が好きです。まあ両方好きなんですけど」と答えるAさん。あまりの欲しがり屋さんぶりに北野と氏田は笑いが止まりません。
「結婚する気、ないんですか?」とあきれた様子で聞く北野。
「結婚するなら、絶対X氏がいいなと思うんですけどぉ」とAさんは断言します。
どうやらX氏は、Z氏よりもずっと年下なんですが、しっかりしている人のようなのです。
「それなら、X氏にもう一度ちゃんと会って、またやり直してくれるのか、結婚しようと言ってくれるのか、確認したらいいんじゃないですか?」と北野は提案します。
「それが一番いいでしょ。2人目のZ氏はちょっとかわいそうですけどね(笑)」と続けると、Aさんも「ああん、申し訳ないです、はい」と答えます。もうすっかりZ氏を切る前提のリアクションに、「もう結論出たなあ」と北野は笑うばかり。
我々は一体何を聞かされていたのか
北野「1人目のX氏が本当は好きやけど、何となくノリで別れてしまって。で、2人目のZ氏が出てきてエッチもしたけど、X氏が好きやからZ氏は保険ですね?」
Aさん「ううう…うう…」
北野「『ううう』やないねん。図星やろ(笑)」
まとめると、「X氏と会って気持ちを確かめて、それで結婚へ向かうことになったら、Z氏とはきちんと別れてあげてください」という、至極わかりやすい結論となりました。
「結局、公共の電波でモテ自慢を聞いただけのような感じでした」と北野は呆れますが、「そうですね、ノロケをいっぱい♪」と満足そうに答えるAさんなのでした。
(岡戸孝宏)
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