北野誠のズバリ

北野誠が語る男の真理「別れた女はずっと自分を好きだと思っている」

北野誠宛てに、男性Aさんからこんな悩み相談が届きました。

「昔付き合っていた彼女のことが忘れられず、女性と出会ってもついその元彼女と比較をしてしまいます。結果、新しく出会った女性と中途半端な関係にしかなれません。どうすれば前の彼女のことを忘れられるでしょうか?」

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移ろいゆく恋愛事情


Aさんは、その元カノとは高校時代から3年ちょっと付き合っていたそうです。
高校を卒業してから、相手も就職したのですが、その就職先の社長と浮気されてしまったのだとか。
それがきっかけで自分から別れを告げたのだそう。

しかしそれでもやはり元カノの存在が心に残り、新しい恋に踏み出せない。

…まあ、ここまでなら、普通のよくある恋愛相談ですよね。

ただ問題なのは、中途半端な関係になる女性。これが同じ会社の人ばかりだというのです。

「最初は、別れて1年くらい経った後。寂しいなあと思っていた時に、後輩の女の子に優しくしていたら、深い関係になってしまって。それで付き合ったのはいいんですけど、まだ日が浅い時に相手の家に行ったら、相手の親から『あの娘と結婚してくれるん?』っていきなり言われて…」

考えてもいなかった結婚話を持ち掛けられ、引いてしまい、程なくして別れたというAさん。
その女の子はその後、気まずくなったのか会社を辞めてしまい、もう顔は合わせてないそうです。

「ひょっとしたらその子、結婚相手を探すために入社してきたかもしれない」と言う北野。
結構そういう人はいるらしいです。

まるでラノベの主人公


「他に社内で付き合った人は?」という質問に、「付き合ったというわけじゃないけど、何か変な関係というかよく分からん関係というか…」と答えるAさん。

では、聞き方を変えます。「他に社内で手を出した人は?」

「会社の先輩(43歳)とお酒を飲んでて。最初は会社の寮で何人かで飲んでたんですけど、その後先輩が『私の家に来る?』って部屋飲みに誘ってきて。僕も自宅へ帰る足が無かったんで、まあ、まあ、まあ、まあ、と流れで…」

20歳もの年の差ながらついつい、大人の関係になってしまったのでした。

「その人とはその時だけ?まあ、1回だけなら…。でもまだ職場にはおるんやろ?」と、北野が尋ねます。そうなら気まずくなりますよね。

「いますけど、お互い酔ってたんで、それっきりって感じです」とAさん。

口ぶりからすると、他にも“つまみ食いの余罪”がありそうな感じもするAさん。そうでなくとも、これだけで十分、様々な女性にモテモテ展開の「ハーレム系ライトノベルの主人公」なんですけど。純愛の相談と思ったら大間違いでした。

本当に女々しいのは男


ここまで話を聞いていた北野。2つの真理をAさんに伝えます。

【1】 会社の人に手を出すな!

「『あいつはすぐ手を出す』みたいに、社内の評判悪うなるよー。会社で噂になると、仕事にも響いてくるから。女性だけでなく男性にも嫌われるからね。それだけは絶対やめること」

【2】 本当に好きな人ができれば、元カノなんて忘れる!

「『元カノが忘れられない』というのは、次の恋愛がうまくいってない時の言い訳。ホンマに好きな子ができれば、パッと簡単に忘れられるって。元カノから電話かけられてきたら思い出して会ってしまうけど(笑)」

この件については、更に大きな真理に発展させます。

「女の人は別れる前はめっちゃ悩むけど、別れたらピタッとやめはんねん。『もう触らんといて!』って言うくらいの勢いで。男は『前の彼女が忘れられない、きっと向こうも俺のことを忘れられないやろう』ってみんな思ってる。別れた女性との思い出を美化して、いつまでも自分を好きだと思ってる。男はそういう生き物。男の脳は空想と幻想と妄想でできてるから。そこが女の人に小バカにされるポイントでもあるけど」

恋愛の格言に「男の恋愛記憶はフォルダ保存、女は上書き保存」というのもあるくらいですからね。男はいつまでも引きずりますね。

しょせん男は単純な生き物だと自覚して、Aさんには新しく健全な恋愛をしてもらいたいものです。
(岡戸孝宏)
北野誠のズバリ
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2017年07月06日14時13分~抜粋

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