北野誠のズバリ

世界のキタノ、お年寄りに道案内

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先日は自転車を買いに行ってお店の人から「名古屋のラジオって全然面白くないでしょう?」と言われ、自分の番組のイベントなのに客から「アンタが北野誠なん?オーラないな~!」と言われ、踏んだり蹴ったりだった北野誠
またまた最近、思わず「もうやめて…」と言いたくなる出来事が立て続けに起こったようです。

品川駅で迷った年配の夫婦が…


ある日、北野が品川駅で歩いていたところ、夫婦連れのおじいさんに「すいません」と声をかけられて振り返ったところ、いきなり言われたのが「アンタ、北野武やな!
これは今までさんざん言われてきた間違いで、「北野と思い出してもらえるだけでも良い」と思いつつ「誠です」と訂正するのもルーティーンとなっていました。

そのおじいさんは「北野さんやったら聞きたいことがあんねんけど、あの~、京急はどこにある?」と尋ねました。
北野誠と気づいたからではなく、単に道に迷っていて呼び止めたようでした。
「北野さんやったら」のフレーズは、まったく関係がなくなっていますが…。

ここで北野は「品川駅で京急のことを聞くということは、おそらく羽田空港に行きたいのだろう」と推理。実際にその通りでした。
「このまま真っ直ぐ行くと新幹線ですよ。羽田ですか?それだったら、こちらです」と誘導しました。

「親切にありがとうございます」と言われて別れたのですが、しばらく見ていると、その夫婦は山手線のホームへ行きそうだったため、北野は「すいません、すいません!」と呼びかけました。

何ですか?たけしさん」「いや、誠ですけど。」とまたこのくだり。
さっき10秒前に誠と訂正したのに…。

「山手線ではなく、ここで改札を出て、右に出れば京急です。羽田に行きたいんですよね?」と確認すると、おじいさんから「ようわかっていらっしゃいますね」と言われてしまいました。いや、さっき聞いたがなと。

パーフェクトな親切も打ち砕かれ…


そこで北野は、「京急でなくても、山手線に乗って浜松町で降りた後、モノレールに乗っても良いですよ」と新たな提案をしたところ、夫婦で相談した後、「モノレールにします」とその提案に乗って予定を変更しました。
名前を間違えられているにもかかわらず、別の行き方まで教えるほど親切な北野誠。

さらに、北野も逆方向ではありますが山手線には乗るため、ホームまで一緒に行ってあげることにしました。
電車を見送る際、今度はおばあさんの方が「ありがとうございます。たけしさ…(プシュー)」

みたび「誠です」と訂正する間もなく、扉が閉まって電車は出ていきました……。

井上トシユキも「間違えるぐらいなら『北野さん』だけで良いのでは?」と語り、「夫婦合わせて3回も間違えるのは、気ぃ悪い」と嘆く北野でした。

さらに身近でも失礼なことが…


悪気がないとはいえ、失礼なことをされてしまったわけですが、さらに追い打ちがかかります。

短編映画『ぬが・びん・さん』の主役、大道芸人の加藤みきおさんからお礼のお手紙をいただきました。
以前に北野が番組で紹介した甲斐もあって、5月14日に鈴鹿ハンターで行われた上映会は満員でした、という内容に続き、最後の一文にこう書かれていました。

「(作品のDVDを)観終わったら、つボイノリオさんに渡してください

これに対し北野は、「芸能界で言えば先輩や。DVDを送るということは普通、先輩に謹呈するという扱いではないのか」とボヤいた後、お使いのような扱われ方に思わず半笑いで「もうやめて!」と叫ぶ北野。
さらに「宣伝までさせといて」とヒートアップしていき、最後には「出入り禁止!」と言い渡しました。
(岡本)
北野誠のズバリ
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2017年05月15日13時00分~抜粋

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